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XOOPS2.2.×がキープする脆弱性への「未パッチ」 3

ストーリー by GetSet
運用対処にも限界があるし 部門より

あるAnonymous Coward曰く、"公式サイトの度重なる閉鎖や日本チームの独立など、 何かと話題に上ったCMSオープンソース「XOOPS」に関し、 「海外版2.2.×バージョン」と「WF-downloadsモジュール」に セキュリティ上の脆弱性が存在すると、11/15までにsecunia.com他で報告されている。

危険度はいずれも「中」程度であるものの、 「WF-downloadsモジュールにおいてSQLインジェクション可能となる脆弱性」に対しては、 具体的な手順もネット上で既に出回っている為、ユーザーは要注意だろう。"(続く…)

"モジュール作者はこの指摘を受け、同日に” パッチをリリース”したようだが、 現在、作者が見直した筈のこのパッチにもまだ「わかりやすい穴」が残っていると、 一部で話題になっているようだ。
発見者の一人は、11/16午後に「作者へ連絡しておいた」と、 日本のXOOPSCubeフォーラム で報告しているが、11/17深夜現在に至るまで、 作者が新しいパッチをリリースする気配はなく、 「わかりやすい穴」とやらが、とり残されたままであるらしい。

また、問題が発見されたコアプログラム「XOOPS2.2.×」の方は、 10/30にXOOPS.orgで「2.2.3 Final」としてリリースされた (その発表直前にも 公式サイトがクラックされていた)バージョンで、 今のところアップデート版の発表等はない。
(この問題は、海外製XOOPS別バージョンである「XOOPS2.0.13.×」や、 日本独自版の「XOOPS JP(XOOPSCube)」版には無関係)

パッチ以外の手段で防げるものも含むとはいえ、 プログラム自体の「穴」が埋められないならば、 少なくともsecunia.comの「問題解決済グラフ」上では、 「未パッチ」状態をキープし続ける事になりそうだ。"
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