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米国務省に不正侵入、ミサイル試射に関連か 80

ストーリー by mhatta
得られたデータを将棋ソフト開発に活用 部門より

naono曰く、" CNNニュースより。本家でも話題になっているようですが、ここ数週間、米国防総省関連のさまざまな端末に不正なアクセスが続いていたとのこと。 どこまで潜り込まれたのかは完全には判明していない(or 公表できない)そうですが、主に狙われていたのが東アジア担当局だとか。

現時点では情報が足りないのでなんともいえないのですが、タイミング的に北朝鮮のミサイル試験とかぶっていたとのことなので、なんらかの妨害か工作の目的があったのかもしれません。

ネット上での戦争が映画や小説の中ではすまない時代になってきたのでしょうか。 中立性や匿名性を保ちつつ、国家間の争い等に利用されないwebであるために必要な技術とは、どんなものが考えられるのでしょうか。"

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  • 国家間の争いに使用できないという属性をつけたら中立ではないと思う。
    争いをどうするかは人間系で解決するすることだよね。

    PS.
    インターネット(の何か)が自由だから、使う人間もその思想に従えとい
    う意見を最近/.Jで何度か目撃したのだが、その発言者も機械に支配さ
    れたいのだろうか?
  • by yusasa (1159) on 2006年07月16日 2時14分 (#979369)
    という表現のある時点で「たのしめない」のは,東スポやムーだのの努力は,理解されてないという理解でよいのでしょうかっ
    --
    "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
  • by Daibutsu (30429) on 2006年07月15日 17時21分 (#979132)
    中国共産党による検閲や北朝鮮のネット工作員といった現状から、インターネットが米国防省生まれということを再認識させられる。

    今のインターネットしか知らないから創生期の年表に米国防省が出てくることに違和感があったけど、それそのものが兵器なのかもしれないと思う今日この頃。

    #逆引き設定でIN-ADDR.ARPAを見るたびに思う・・・
    • by yusasa (1159) on 2006年07月15日 22時32分 (#979294)
      > 中国共産党による検閲や北朝鮮のネット工作員といった現状から、インターネットが米国防省生まれということを再認識させられる。

      検閲も「ネット工作員」(しかし,なんて芸の無い表現なんだか)に類するものも国家によらず遍在する話だと思いますが,中共や北鮮のは特別優秀なんでしょうか。
      # ECHELON の話とかはもう古いのでしょうか?

      何にしても,「インターネットが米国防省生まれ」というのは…。
      --
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    • Re:ARPA (スコア:0, フレームのもと)

      by Anonymous Coward
      兵器そのものって、核戦争対策で生み出されたネットワークなのに今更何を?(苦笑

      # ARPANET [wikipedia.org]が兵器じゃなかったら何?
      • Re:ARPA (スコア:4, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2006年07月15日 18時23分 (#979172)

        1960年代前半にアメリカ空軍のシンクタンクランド研究所のポール・バランによって描かれた分散型、パケット交換方式によるネットワークが提唱された。(Paul Baran On Distributed Communication 1964)バランはこの中で、このように特定の中心を持たないネットワークは敵国(当時の想定ではソビエト連邦)による核攻撃などがあった際にも、攻撃によって破損した箇所を迂回して通信を継続できるとしている。ARPANETはこの通信方式を流用している。このため、ARPANETの目的が核攻撃下に耐えうるネットワークの構築であると誤解される場合がある。1994年7月にはアメリカの雑誌タイムで、この説が取り上げられたため、([1])一般にも流布することになった。これに対して、ARPANET構築時のIPTO部長であるロバート・タイラーは事実とは異なる旨、正式な抗議をタイム誌に対して行っている。


        まあ、リンクするからにはリンク先も読んでみるといいと思います。
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        • Re:ARPA (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2006年07月15日 23時49分 (#979325)
          別ACですが,同じ日本版Wikipediaの「インターネット [wikipedia.org]」の項目には,

          軍事用のARPANETから分割される形で、全国科学財団による学術研究用のネットワーク基盤NSFNetが作られ、徐々に大学などの大型コンピュータとも結びつき世界中に広がりを見せた。


          というように,「ARPANETは軍事用であった」という前提で書かれていますけど?しかも,

          >> 正式な抗議をタイム誌に対して行っている。

          とか言われても,「訴訟を起こして,裁判でタイム誌の誤りが公式の場で明らかにされた」とかじゃなくて,単に「正式な手続きを踏んで抗議した」ってだけですよね?別に「嘘に基づいて抗議した」とまでは言いませんが,まるまる信じる気にもなりませんね.そもそも,政府系の機関が雑誌に正式の抗議をするなんて,そんなに珍しいことでもないような気がしますし.

          で,当時ARPANETを研究ネットワークとして活用していた研究機関の現場が本心でどう考えていたかは別として,起源としては国防総省が国防に使う予算で構築したのが始まりなわけで,「起源は軍事ネットワーク」という指摘はあながち間違いとは言い切れませんよねぇ.それでも納得できない人はMILNETについて調べると良いと思いますよ.

          fjの時代から,「起源は軍事」ってのを指摘されると「違う!」って過剰反応する人が見受けられますが,なぜなんでしょうかね?「俺の大好きなインターネットが軍事なわけない!!」みたいな軍事アレルギーかなぁ?
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          • by annoymouse coward (11178) on 2006年07月16日 0時32分 (#979339) 日記
            「起源は軍事!」と過剰主張する人と,
            「違う!」と過剰反応する人がいるようですが,真実はどっちなのでしょうか?
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      • by Anonymous Coward
        ウイヤード、ワイヤード wiyard というネット最先端集団が、20年昔からアメリカには居て、彼らがインターネットのアイデアを本当は出したのです。DARPA(ダーパ)あるいは、ARPA(アーパ)と呼ばれる国防総省の技術通信研究所の連中ではありません。

        それで、今、ウイヤードの連中は、「自分たちは、ロックフェラーに騙された。世界人民の言論の自由、思想表現の自由のための武器として、公共の道路として作ったものを、あいつらにまんまと奪い取られてしまった」 と、8年前に宣言して、ウインドウズ95に対して、新たなる戦いを挑むために、砂漠に帰っていったのです。彼らと通じている、
        日本の副島隆彦の戦いの、決意が、おまえたちに分かるか!
      • by Anonymous Coward
        研究をするのに、そういう名目なら国防から補助金を引き出しやすかったので、という節を聞いたことが。
  • むしろ逆なんじゃないか。

    ノドン = 香車
    テポドン = 飛車
  • by home_card (26229) on 2006年07月16日 1時28分 (#979357)
    「入られた方が悪い」とするのが情報社会のお約束だろ。
    国務省の責任は問われないのか?
    ましてや「重要情報」を扱う部署でしょ。
    >その後の対策で、ネット利用は概ね、正常化した
    ってすぐ対策出来ちゃった程度なんでしょ。
    >不正侵入の実行犯、組織の背景は不明
    なのに、なんか中国、北朝鮮の悪さに読めるが、お前がしっかりしろ言いたい。
    「入られた」って威張ってんじゃないよ。
    文脈上「中国が不正侵入を攻撃武器として重視している」「中国は軍事訓練を2005年に実施している」と
    事件との関係性がわからんぞ。「今回のアタックもその一環とみられる」とは1言も書いてない。
    • by yusasa (1159) on 2006年07月16日 2時10分 (#979368)
      > 文脈上「中国が不正侵入を攻撃武器として重視している」「中国は軍事訓練を2005年に実施している」と
      事件との関係性がわからんぞ。「今回のアタックもその一環とみられる」とは1言も書いてない。

      だから,そういう「お約束」をたのしまなくっちゃっ

      # あぁ,そう書くコメントが「無粋」だぁっ

      --
      "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
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      • by home_card (26229) on 2006年07月16日 19時38分 (#979594)
        >そういう「お約束」をたのしまなくっちゃっ
        そういうのは責任逃れのプロパガンダ、そういうお約束か。
        国務省が責任を逃れる為には相手が想定外に高度でなければならない、けど証拠はない。
        脅威候補を並べてなんとなく世論の追求を具体的事件からそらす。
        ああ醜悪だな。
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        • by yusasa (1159) on 2006年07月17日 20時44分 (#980063)
          「関係性がわからん」けれども,そう書く,という「お約束」です。
          並べて書いてあることの行間を補完して読んでしまうのは,読者であって書き手ではない(という「責任逃れ」),この手のは,あまりにありがちな手法じゃありませんか?
          --
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  • by Anonymous Coward on 2006年07月16日 6時29分 (#979408)
    テロなら起きるけど、戦争にはなりません。
    だって回線を切断して終わりですから。

    どこで切断するかでいろいろもめそうですけど、まあ、弱い国が一方的に孤立してお終い。
    どっちが国際社会に指示されるかなんていう、厭な感じの駆け引きがサイバー戦争の実態になるのかな。

    #いやー、午後の定時DoS攻撃をネットワークのパフォーマンスの低下で感じるなんていうのを夢想したんですけど、それはないですね。
    #いや、国際法で戦時のネットワーク切断を禁止すれば可能なのかな?
    #そもそも戦争行為
    • どうでしょうねぇ?
      「テロ」や「戦争」の定義によって異なるでしょうけど、セキュリティの甘い所に潜入して下準備すれば(ワーム対策の甘いコンピュータにロジック爆弾型のボットを仕掛けておくなど)、如何に「強い」国であっても、経済システムなどが撹乱されるでしょう。

      これは確かに非対称戦の形態でありますが、「テロリズム」の本意である「恐怖により政治をコントロールする」と言うよりは特に第二次世界大戦の時に潜水艦が担ってきた「通商破壊」(商船を潜水艦が沈めることによって、相手国の経済システムや補給路を潰えさせる)の要素が強いと思うのですが。

      今回は軍事ネットワークの公開側への侵入が中心で、威嚇や威力偵察の要素が強いと思いますが、実際のサイバー戦争はもっと巧みに仕掛けらた情報戦争の一環として行われる物ではないかと思いますけど。

      # 軍事目標への直接のシステムダウンやクラッキングだけでは無く、
      # 偽情報の継続した流布やネットの寸断などの情報網の撹乱もサイバー攻撃に入るのでは無いかと思いますが。
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  • by Anonymous Coward on 2006年07月15日 18時41分 (#979180)
    >国家間の争い等に利用されないwebであるために必要な技術とは

    World Wide Web のことですか?
    • by Anonymous Coward
      Web限定となっている意味が分かりませんよね。
      昔も今も軍事目的に使われるのであれば、むしろWeb(というかHTTP)以外のプロトコルだと思うけど。
      • by Elbereth (17793) on 2006年07月16日 1時15分 (#979354)
        >昔も今も軍事目的に使われるのであれば、むしろWeb(というかHTTP)以外のプロトコルだと思うけど。

        pingですよね。<それプロトコルじゃないし
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  • 北朝鮮のサイバー戦(クラッカー)部隊が動いている可能性があるように思います。

    「ここまではやれるぞ」と言う風に戦闘能力を誇示し、相手をわざと挑発し、相手の対応能力を観察するために威力偵察という戦闘行為がおこなわれますが、
    今回の騒動、まさに北朝鮮のクラッカー部隊による威力偵察行動の感じが非常にするんですけど。
    • > 今回の騒動、まさに北朝鮮のクラッカー部隊による威力偵察行動の感じが非常にするんですけど。

      いや,まぁ,実際そうなのかもしれませんけれど,あまりにベタな話で。
      「やってそうだなぁ」と思われるようなタイミングで,期待を裏切らず,本当にやってたんだとすると,まるで安全牌な芸人さんのようだな,と。
      --
      "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
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    • でも、中国を踏み台にしてアクセスする事は、「ここまではやれるぞ」と
      アメリカには言えても、中国にとっては自国の検閲が甘いのか、
      それとも明らかに北朝鮮を手助けしてるのか勘ぐられます。

      まあ、親分の思惑を台無しにしかねない暴発行為とは思えないし、
      中国が積極的に手助けしたかストレートに中国の仕業とみるほうが、
      状況的に実現性が高いと思う。

      もし暴発してやったというなら、中国より抜きに出た所をアピールするくらい
      そっちの分野では自立してるってことか。
      自立すれば、単独で有事を巻き起こす可能性は高いなあ。
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