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アレゲなニュースと雑談サイト

mhattaによる 2007年05月07日 15時30分の掲載
プライバシーと報道の狭間で部門より。

Anonymous Coward曰く、

昨年8月、32才の妊婦が出産時に脳内出血を起こし、多くの病院に転院受け入れを断られたあげく死亡したという事件があった。 読売新聞の記事によると、このケースで医療関係者(と遺族)しか知りえない診療情報が、医療関係者の参加するブログや掲示板などで公開されているとして、 遺族側が個人情報保護法による告訴を検討しているとのことである。
しかし、ここで問題とされている診療情報は、 そもそもマスコミによって報道されたものではないかという指摘がある。 実例として当の 2006.10.31付読売新聞大阪朝刊 カルテの写真が掲載されているのを確認できる。
個人情報保護法によらずとも医師法による守秘義務があるため、 遺族側が公開していないというカルテをマスコミが報道することは異常事態である。 読売新聞には、どのようにカルテを入手したのか説明が求められるのではないか。

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  • 最初に毎日新聞が「6時間放置」とか「19病院たらいまわし」とか好き勝手に書き散らしたのに追従して、他の報道機関も病院・医師叩きをやった挙げ句、件の大淀病院 [oyodo.nara.jp]がこの4月から分娩対応を休止 [asahi.com]して奈良県南部の産科がヤバい事になったとか・・・
    その煽り食らって奈良県が「総合周産期母子医療センター」を整備するために県外の病院に派遣している産科医の引き揚げを決定。やはり奈良医大から派遣を受けていた新宮市立医療センター [wakayama.jp]が産科医師の確保が困難になってこの10月から分娩対応を休止 [wakayama.jp]、紀伊半島南部の産科が超ヤバいとか・・・

    幾らでも問題として取り上げるべき状況はあるだろ〜に。そもそも本来は「医師不足による地域医療の崩壊」が根本にある訳で、上っ面を叩くだけならマスコミの存在意義なんて無い。
  • Anonymous Coward : 2007年05月07日 16時45分 (#1153614)
    リンク先のブログを転載。

    事実関係をまとめると、

    * 遺族は看護記録以外を公表していない。
    * ネットに流出したのは看護記録以外の医師記録部分が含まれる

    読売が行なった不正は、

    * 不正な手段を用いて医師記録を入手した。
    * 医師記録を家族提供と偽って報道した。
    * カルテ流出告訴記事で流出が問題になったのは遺族が公表した看護記録以外であることを伏せた。
    http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070506 [hatena.ne.jp]
    • Anonymous Coward : 2007年05月07日 17時04分 (#1153626)
      これはマスコミが
      「医療関係者がカルテ情報を流出させたらしいぞ」
      と報道したのを受けて
      「読売新聞に医師のカルテが貼ってあるんですけど
      この医師カルテは公開されていない情報のはずですよね?
      どういう経緯で『流出』したのか説明の義務があるのでは?」
      という皮肉ですね。

      実のところ元々看護情報以外も公表していて
      新聞記事を元に医師が議論していたところを
      マスコミが「医療関係者がカルテ情報を流出させたらしいぞ」
      と捏造報道をしてしまったというのが真相に近いのではないでしょうか。
  • Anonymous Coward : 2007年05月08日 0時38分 (#1153945)
    ※というサブタイつけてる自分が間違ってる可能性もあるのだが

    ・くだんのブログでの検証の経緯(引用含む)
    1.カルテが開示されてないというがそんなはずはあり得ないとの心証
    2.大阪版読売新聞にカルテの画像が掲載されているのを発見
    3.カルテ入手可能なルートとしては5箇所が考えられるが、
    ・警察ルート(操作上入手可能)
    ・大淀病院ルート(当事者)
    は、カルテの管理状況を考慮すれば漏らすはずがない。
    また、
    ・遺族ルート(開示請求)
    ・マスコミルート(遺族から提供)
    ・奈良産婦人科医会ルート(記事を書く上での検討依頼)
    は、
    「遺族が『看護記録しか入手していない』と断言している」
    のだから、これらのルートから流れるはずがない。
    4.よって、これらのいずれのルートでもない以上、読売新聞は「何らかの不正な手段」を使用してカルテを入手したことになるのだから、刑事罰に問われる可能性がある。
    かつ、それを知りながら
    ・医師記録を家族提供と偽って報道
    ・カルテ流出告訴記事で流出が問題になったのは遺族が公表した看護記録以外であることを伏せた
    のは社会的に問題がある。

    と結論しています(現在進行形ですけど)。

    つまり、「マスコミが不正入手」とか「いやいや流した時点で医師が悪い」とかそういう問題じゃなくて
    「遺族が『看護記録しか入手していない』と断言しているからカルテのコピーが流れるはずがない」
    と仮定するところに、
    「行間を読んでくれ」という意図が働いてるんじゃないかと。
  • 事故死した子供の写真を無断使用していた、都立小学校教諭が著作権法違反で告訴された事件との類似性を衝けばいいのに、見当違いな弁護士さんの「流行への感性」の無さに、<憤慨>します。
    あれは、家族のHPで公開して居たのを転載したのまで引っ掛けられて立件に結びついてます。
    よしんば、2次資料の深読みであろうとも、遺族の同意無しに…[ a [neurology-jp.org]][b [jos.gr.jp]]…と引っ張れば、いいのです。言論の自由も、科学的探究心も、潰えますが。
  • 最近の記事 [slashdot.jp]のように無理やりこじつけたりする報道や、マスゴミ同士の傷の嘗めあい、何故か報道されない事件がある [wikipedia.org]、など本来の新聞の役割が果たせていない気がする。それよか傷口を広げてみたり [slashdot.jp]もしてそのまま放置してみたり。
    そろそろ見出しあたりに「日付以外は全て誤報です [wikipedia.org]」と断りを入れたほうが社会的にもいいんじゃないかなとも思ったりもする。
    --
    RはRevolution・Return・Rememberの意味です
  •  マスコミ経由だろうがカルテが流出してしまったのは過失になりそうです。
     本人(家族?)の許可がなかったとすると、法律上では
    第二十三条  個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない。
     一  法令に基づく場合
     二  人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
     三  公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
     四  国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。
    個人情報の保護に関する法律 第二十三条 [e-gov.go.jp]より
     の条件を満たさない限り、医療関係者はマスコミ相手であってもカルテを公開したりはできないことになります。今回のケースだと、どれも該当しなさそうです。

     事実関係がはっきりしていないのでなんとも言えませんが、法令上はマスコミに漏らした時点でアウトという話になるんじゃないでしょうか。
     この法律、流出させた側の管理責任について定義されてますが、不正に流出した情報を扱ってる第三者についてはまったく記載されてないっぽいので、読売新聞はお咎めなしですね。個人情報保護法のくくりで判断する限りは、ですが。

     ただ、世論誘導などの圧力を背景に個人情報開示を要求したり、関係者から盗んだりするのは別の法律に抵触しまくりと思われますので、カルテの写真が掲載された記事について、病院が読売新聞社を訴えるのはありなんじゃないでしょうか。

    参考:流出させた側が損害賠償請求をした過去事例 [slashdot.jp]
    --

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    • Anonymous Coward : 2007年05月07日 18時32分 (#1153672)
      >の条件を満たさない限り、医療関係者はマスコミ相手であっても
      >カルテを公開したりはできないことになります。

      もっと根源的な法律で罰則付で禁じられてます。

      刑法第134条 [houko.com]

      第134条 医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときは、6月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。
      2 宗教、祈祷若しくは祭祀の職にある者又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときも、前項と同様とする。


      #第2項の存在に驚いたのでAC.
    • 参考リンク [doc-net.or.jp]

      もっとも、カルテの漏洩なんぞ、個人情報保護法を持ち出すまでもなく、医療人に元々科せられている「守秘義務」に反してるんだけどね。

      #リンク先一通り目を通して思ったんだけど、読売新聞に掲載された医師記録の画像と、ネット上に書き込まれたという、通院中の記録も含めた情報の出所が「別」という可能性はあるんでないですかねえ?
      #ちなみにあの医師記録はまだ読みやすい方。漢字なんだかアルファベットなんだか数字なんだか分かんないの書くドクターもいるからねえ…電子カルテやオーダリングシステムが普通になるのはいつの日か…

      --
      アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
    • 1個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • ちょっとお聞きしたいのですけど、見出しにはてなマークが付いてるということは
    未確定情報なんですか?

    見出しもそうですけど、ソースがブログでどうも信憑性にかけると
    私には思われるのに、あたかも事実で議論する意味のある情報のように
    ここでは扱われているので、不思議に思ってお聞きします。
    --
    \(^o^)/
  • Anonymous Coward : 2007年05月07日 15時59分 (#1153569)
    「ソースは秘密」
    「裏付けはとってない」
    「だけど信用しろ」
    #「俺が正義だ。」

    ものすごく乱暴だけど、これがマスコミってものなんですよね。
    • Anonymous Coward : 2007年05月07日 23時43分 (#1153895)
      弱い立場にある「情報源」の代わりに矢面に立つのがマスコミです。
      情報源を秘匿しても、それなりに信頼でき、公共の利益になるならまあいいでしょう。

      ただ、情報源の秘匿が免罪符になるとは思いません。
      「俺は責任を取らない。情報源も明かせない」ではなく「情報源の代わりに俺が責任を取ってやる。」というのがマスコミ魂だと、私は思います。
  • Re:Editor (スコア:2, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2007年05月07日 15時59分 (#1153573)
    で、カルテが不正に流出したことによってみんなが幸せになったんですか?
    • Re:Editor (スコア:4, 興味深い)

      gtk (14477) : 2007年05月07日 16時35分 (#1153608) 日記
      みんなが幸せになったかどうかはともかく、あの「流出」した内容が事実と判った点は大きいと思う。
      少なくとも、最初にスクープを打った毎日新聞が、ほとんど捏造とも言える情報操作をしていたことが指摘されていたんだが、それが思いっきりはっきりした点はデカい。

      読む人が読めば、医師の過失がかなり低いことが判ると思うよ。患者さんが亡くなったことは残念ではあるが、あれをヘタに騒いで、結果的に奈良県の産科医療を壊滅せしめたのは誰なのか、その情報がどのように垂れ流されたのか判ったのは大きい。

      まあ、mhatta がそこらへんの事情を知らずにエントリを仕上げた点はいつものことじゃね? 情報の裏を取らない習性は全然変わってねえな。
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  • Re:Editor (スコア:1, 参考になる)

    Anonymous Coward : 2007年05月07日 16時11分 (#1153583)
    情報源の秘匿を貫いて、報道機関が裁かれるのが妥当な結末でしょうかね。
    そうなると、医師法は関係ない?ってことで、名誉棄損で賠償あたりかな。
    情報源を公開したら報道機関として終わると思う。それだけはありえない。

    ----
    #遺族側の主張が正しいことが前提です。
    患者のカルテを同意なしに公開することも当然ありえないのだけれど。
  • 画像ヘッダににもありますが、画像内(新聞記事を
    撮影したもの?)にも「家族提供」ってありますから、
    泥縄ではないと思いますが…
    • 画像内(新聞記事を撮影したもの?)にも「家族提供」ってありますから、

      この「家族提供」ってのが本当なら、こう言うオチになりそうな……

      1. 遺族(の誰か?)が、読売新聞にカルテ(のコピー?)を提供。
      2. そのカルテが読売新聞に掲載される。
      3. そのカルテの内容を元に、ネット上で、お医者さん達がアレコレ議論。
      4. 遺族側弁護士が(何か思わぬ展開になってきたので?)、カルテを流出させた「誰か」の刑事告訴も検討していると発言。
      5. それを読売新聞が報道。
      6. って、おい、ちょっと待て。←今、このあたり

      だとすると、遺族側(弁護士含む)も、読売新聞もマヌケの集団ですか?

  • もっとも不思議なのは、すでに新聞で報道されている公開情報について、個人情報保護法を根拠に被疑者不詳で告訴を検討していると弁護士が発言しているところ。

    同じ位、不思議なのは、読売新聞が、
    「『ネットに流出』も何も、手前が載せたんだろうが!!」
    と言うツッコミを受けてしまうような記事を掲載してしまった事。
    マッチポンプか?とかも考えましたが、でも、マッチポンプだとしても、あまりに稚拙過ぎる。

    ひょっとして、読売新聞(他の新聞もそうかもしれないけど)の記者・編集者って、記事を書いたり、チェックしたりする時に、自分とこの新聞に載った関連する記事の内容を確認したりしてないの?

    何か、読売新聞(他の新聞も以下同文)の社内では、

    1. 社員が阿呆揃い。(優秀な奴が入ってきても、嫌でも阿呆になってしまうような職場環境)
    2. 記事を執筆・チェックする仕組みがあまりにも前近代的。
    3. 掲載する記事の内容をチェックする仕組みが無いor有っても有効に働いてない。
    4. 常時デスマ状態になってるか何かで、嫌でも記事の質が落ちてしまう。

    と言うような状況になってるんじゃないだろうか?

  • 遺族が看護記録をマスコミに渡して不遇を訴えた(昨年)
      ↓
    遺族が渡していない医師記録が
    「家族提供」のキャプション付きで
    読売新聞等に掲載された(一般の人には解読不能)
      ↓
    医療関係者のブログ等で
    この情報(公開情報)を基に議論が続く
      ↓
    遺族が情報漏洩ではないかと言い出す
      ↓
    マスコミが「インターネットに流出」と報道

    という話じゃないでしょうか。
  • 時々やたらと広がって、横スクロールしないと読めない場合があるけど、
    大抵はスクロールせず無視してしまう。
    こんな理由で自分のコメントが読まれないのはなんだから、
    思い出すたびに改行を入れてる。(思い出させてくれて感謝)
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