金の切れ目が縁の切れ目?部門より。
あるAnonymous Coward 曰く、
米国の情報セキュリティ会社のCyber-Ark社がロンドンとニューヨークの会社員600人を対象に「世界不況の労働倫理への影響」という調査を行ったそうだ(Help Net Security、本家/.記事)。
この調査では、41%の人が転職時に元の勤務先の機密情報を持ちだした経験があることが明らかになった。また、突然クビになった場合情報を持ちだすと答えた人は48%、また自分の仕事が無くなるといった噂を耳にした場合39%の人が機密情報などをダウンロードしておくと答えたそうだ。密かに情報を入手するのは簡単であると答えた人は57%いたとのことで、昨年の29%より大幅な上昇となったとのこと。
不況に伴う雇用の不安定さが倫理観や忠誠心にも大きな影響を与えているという。不況のために会社への忠誠心が下がったと答えた人が4分の1もいたとのこと。「レイオフ対象者リスト」を盗み見るために最大限の努力をするだろうと答えた人は32%いたそうだ。そのために人事に何らかの賄賂を渡してレイオフの可能性を探ると答えた人は43%、自身のIT権限を活用して情報を探るとした人は37%、さらにIT部門の同僚に打診すると答えた人は30%いたそうだ。
調査では雇用市場において自身の価値を高めたり、雇用を安定させるためには何でもするという実態が明らかになっており、Cyber-Ark社バイスプレジデントAdam Bosnian氏曰く「米国経済は回復の兆しをみせているかもしれないが、会社員らの自信は大いに揺らいでいることが明らかになった」とのことだ。
お互い様 (スコア:5, すばらしい洞察)
逆に企業も不況になれば社員の切り捨てが増えてくるので、相互の信頼関係が揺るぎやすくなるという意味では「お互い様」じゃないでしょうかねぇ。
それにしても「機密を持ち出す」ってどれくらいまでを言うのでしょう。「ちょっといいノウハウ」程度も機密と書いてあれば機密ですが、持ち出されてそこまで被害が出るものではないでしょうし。(持ち出しを肯定するつもりはありませんが)
2009年は忙しそうな予感。
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Re:お互い様 (スコア:3, すばらしい洞察)
>「ちょっといいノウハウ」程度も機密と書いてあれば機密ですが、
ソフトウエア開発で言えば、最大のノウハウは熟練技術者/開発者の頭の中。
ソースコード&開発ドキュメント丸ごととかなら別だけど、熟練技術者の流出に
比べれば、メモ書き程度のノウハウの流出なと誤差みたいな物。
#ドキュメントなんて飾りです。エライ人にはそれが未だにわからんのです。
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私見 (スコア:3, 興味深い)
「レイオフ対象者リスト」を盗み見るために最大限の努力をするだろうと答えた人は32%いたそうだ。-> おすすめしません。対象となる人はそれなりの積み重ねできまるので、リストに自分の名前が載ってからあれこれ努力しても効果はないでしょう。ごますり、デモ自己啓発でも何でもよいのでできる努力は今、この瞬間から始めるべきです。
そのために人事に何らかの賄賂を渡してレイオフの可能性を探ると答えた人は43% -> おすすめしません。どうせ直前にきまるので人事だってたいして情報をしってるわけではないのです。
自身のIT権限を活用して情報を探るとした人は 37% -> やらないほうがいいと思う。知っても意味はないし(上、参照)、ばれたら致命的です。
life is too short to hate each other.
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Re:私見 (スコア:2)
自主退職 -> 退職金無し。
リストラ -> 退職金有り。
というのが普通です。
あと、リストに一旦のってしまえばリストラまで間がないのが普通なのでその程度であれば事前に知っててもあまり役に立ちません。しつこいようだけど、「不正な手段を講じてまで知る価値はない」というのが肝です。
life is too short to hate each other.
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忠誠心じゃないでしょ (スコア:2)
単に、「不況になると犯罪が増える」ってだけの話じゃない?
# なんとなく当たり前に思えるけど、そこまで一般化された
# データがあるかどうかは知らない。
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Re:忠誠心じゃないでしょ (スコア:3, すばらしい洞察)
原因を他に求める時点で、対応なんて無理です。
偉い人にはそれが判らんのですよ。
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Re:忠誠心じゃないでしょ (スコア:4, すばらしい洞察)
責任と権限はセットなんだから、問題の責任は権限持ってる奴の方が重いのは明白だろー。
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金の切れ目がなんとやら (スコア:2, 興味深い)
要するに給与額と忠誠心には正の相関があるってことですよ。
なにも難しいことを考えることはありません。
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Re:金の切れ目がなんとやら (スコア:3, 興味深い)
> 簡単に削れるものでもないし。
現実はそんな甘いモノではありません。
リーマンショック以前の企業業績が上がっていた時期に、
給与額はドンドン下がっています。
一つには派遣への置き換えですが、その他には「派遣に置き換えるぞ」という圧力
を理由とした正社員給与の据え置き、サービス残業のさらなる横行です。
> 削られたのは賞与と福利厚生、それに昇給額でしょう。
経済成長に合わせた昇給がない場合、実質給与は減額となります。
また、97年から02年にかけての景気後退期に給与カットは行われましたし、
それが継続している企業も多くありました。
この15年ほどのスパンでいえば、給与は減り続け、みせかけの企業利益だけが
向上していたのです。
もちろん、今不況においても給与額の減額は普通に行われています。
ある部門を担当する子会社を設立し、全員をそちらに配置転換/出向とする形では
40~50%もの減額すら可能です。
> 賞与はもともと会社の利益が大きければ多くもらえるものなので、
> 会社の利益が無いときに削られるのは納得できる話でしょう。
業種によります。
住宅ローンの多くでボーナス時に支払額が多めに設定されているように、
日本の企業の多くでは 賞与は基本給もしくは生活費の一貫と扱われており、
これは労使ともに合意されています。
賞与にも厚生年金他の負担が必要となったのも、この基本給に相当するという
性格から導かれています。
また、会社の利益が高いからと賞与額が上積みされることは極めてマレで、
多くは「来期の見通しが不明」などの理由から据え置かれます。
このように、賞与は利益向上についての反映が低い代わりに、安定して供給される
暗黙の契約となっています。
これらの契約が破棄され、労働基準法での労働時間規制すら成立しない企業ばかりですから
忠誠心なるものが存在したというコレまでの状況が異常だったのです。
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米国人の会社への忠誠心? (スコア:1)
あったんですか?
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「忠誠心」の定義って? (スコア:2, すばらしい洞察)
「忠誠」(原文では loyal ?)や「倫理」(ethics)という単語の定義によるんじゃないかな。
ぶっちゃけ敵に向かって銃を撃ってるうちは、その兵士には「忠誠心あり」で、
銃を味方に向けて撃つようになったら「忠誠心なし」とか。
#味方のハズの上司に背中から撃たれる経験って日常茶飯事だけど、
#彼らには忠誠心ってものはないんだろうか。。。
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(オフトピック)機密だったのか! (スコア:1)
オフトピックもいいところですが、「辞めたあの会社、社長がアホだ」ってうっかりしゃべって「それは機密情報の漏えいだ!」とか言われたらどうしよう、なんて妄想しちゃいました。こんな感じのジョークを言ったのはフルシチョフでしたっけ?
「うちの会社の社長はアホです。」みたいな情報を文書にして機密指定している会社があったら、それはそれで何かすごいことなのかもしれない。(笑)
vyama 「バグ取れワンワン」
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Re:(オフトピック)機密だったのか! (スコア:2, 興味深い)
多分大きな勘違いしてるんだと思うが、
今の状況を作り出したのは御用組合であるJALFIOなんだけどね…。
確かにJALFIO以外の労組は会社と対立する(ように見える)ことが多いけど、
一部のドアホを除けば比較的まともなことを言ってるし、
(整備の質を落さないように整備費削減に抵抗したのは7労組だし…もちろんJALFIOは賛成)
中にはJAS系のように統合された会社の労組もあるから、
一義的に労組=悪ってのは筋違い。
多分WiKipediaの書き込みを見て憤慨してるんだろうが、
あんな単純な構図でここまで大きな問題になってるわけじゃないぞ。
そもそも労組とはなんたるかが理解できてない人が書いてる内容だし、
書き方にも悪意が満ちすぎてむしろ気持ち悪い。
#こういう悪意が平然と存在できるのがネットの最大の弱点なんだろうけど。
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Re:下げれるならいいじゃない! (スコア:1)
脳内会社は?
#忠誠度100パーセントな気がする > 脳内会社
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