ウイルスがウイルスに感染して進化 97
ストーリー by Oliver
共喰い自滅はしてくれないのか 部門より
共喰い自滅はしてくれないのか 部門より
majsdf曰く、"日本経済新聞社の記事によると、 オープンなネットワーク共有を介して感染を拡大するネットワーク認識型ワーム「OPASERV」に、メモリー常駐の寄生的ウイルス「SPACES」が感染して合体した新種が誕生したそうです。"
majsdf曰く、"日本経済新聞社の記事によると、 オープンなネットワーク共有を介して感染を拡大するネットワーク認識型ワーム「OPASERV」に、メモリー常駐の寄生的ウイルス「SPACES」が感染して合体した新種が誕生したそうです。"
ソースを見ろ -- ある4桁UID
現代科学では生命を定義できない。 (スコア:4, すばらしい洞察)
私は情報の海で発生した生命体だ
# なんて時代が来るのかなぁ。
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:2, 興味深い)
しかし、「代謝」と「自己複製」という要素に加えて、今回の「合体」という要素を含めたら生命体であると言えるのでしょうか?
でも、「合体するからといって生命体ではないということにはならない。むしろ、『合体をする生命体』であるととらえることもできる」と言うこともできなくもないような。
# よく分からないのでAC
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:2, 興味深い)
(細胞とミトコンドリアの関係に近いのかな?)
ただ、そんな都合よく、両方の機能が同時に動くようになるとも思えないんですが、メモリ常駐型がネットワーク感染もするようになったと考えていいんですかねぃ?
ま、感染したアプリケーションとかが必ずしも機能しなくなるわけじゃないんで、ありうるのかもしれませんが..........
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
メッセージを送って来る相手は得体も知れないウイルスだった....
コードを欲し始めたらヤバいな。
# 極めてSFだ
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
メールの受信記録で学習して、勝手に返事書かれてたり。
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
鵜呑みにしてみる?
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
# 今はポスペユーザーではないのでID
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
似たようなのが既にあります。
ZOM-MAIL [btdstudio.com]
ちょっとだけ楽しいです。
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1, 興味深い)
もし、その定義に不都合があるとすれば、どんな根拠で? その根拠のほうを「定義」として採用してはいけないのはなぜ?
マジレスしとくと、(どんなものでもいいから)生命の定義というのを考えたとき、それに対する批判は「××というインスタンスは、生命(あるいは非生命)に分類すべきなのに、その定義に従うと、非生命(あるいは生命)に分類されてしまう。だからその定義はおかしい」というものだと思うんだけど、その「分類すべき」と考える根拠は何? ということです。じつはそれは直観にほかならないのでは? とすると、「よい定義」とは「自分の直観に反しない定義」ということになる。つまり、「よい定義」の追究とはすなわち、自分の直観はどういうふうに働いているのかを追及することにほかならないのです。
直観には直観なりの正しさというか、それに基づいて話をすることは悪くはないと思うのだが、それをあたかも、科学的な客観的な話にすりかえてしまい、直観など入る余地がないような言い方をする人が多いのは困ったものだ。(一般論です。L.Nizah さんがそうだと言いたいのではありません)
直観は人によって違う(かもしれない)ということを忘れてはいけないのは当然のこと。むしろ、「よい定義」の追究はじつは直観の追究であるということを意識することで、そういう問題点があるということを認識することができる。
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
「AIか?」と突っ込まれたプログラム(?)が自分で言ってました。
# 時期が時期だけに 攻殻ネタ混入率高し
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
「定義できない」と「定義が曖昧だ」とは違うかもしれませんが。
鵜呑みにしてみる?
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
生命の定義は、自己防衛能力、自己繁殖能力、エネルギー変換 だとか
起き上がりこぼしが生命になるような定義なんで、アレですけど(笑
# 「森先生が『~~』の中で~」と言わず「犀川先生が~」と言ってしまうのは何故だろう。
# 犀川先生は生命体?
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
友人が「俺は人間じゃぁ」と憤慨することしきり。彼の名前は佐飛(さび)。
#「ザビ」ではない。
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
# 「パワー・オフ」の作者もそれに気づいてたそうです
Re:現代科学では生命を定義できない。 (スコア:1)
な、懐かしい。今の今まで忘れてました。
忘れていた原点を思い出しました、多謝。
読み返そうと思ったら見つからない(再購入検討
パワー・オフ [so-net.ne.jp]
読んだ当時は「Unixってなんじゃらほい?」と思ったような記憶が
# 当時は気が付かなかったんです、今歩いてる道の先がアレゲだったなんて
いっそ、合体標準化 (スコア:3, すばらしい洞察)
そうするとウィルス界の RFC というか標準化が必然となり、標準化された合体の I/F を利用したウィルスが爆発的に増える。
さらに、I/F が標準化していると、それを利用したワクチンを開発する人が出てきたりして。
…ということを妄想してみました。
あ、私はそんなもの作っているほど暇じゃないです。
Re:いっそ、合体標準化 (スコア:1)
http://www.spro.jp/game/zdps/zdhistory.htm
面白かったのになぁ。
ZOOM [zoom-inc.co.jp]はどうなるんだろう。
Re:いっそ、合体標準化 (スコア:1)
攻性プログラムと言えばゲイツ純正 [microsoft.com]の奴あんまり話題にならなかったなあ。面白いサイトあります?
Re:いっそ、合体標準化 (スコア:1)
自己複製時に、 遺伝子組み替え(巷で言われているウィルス感染の意味ではなく本当の意味で)の ような仕組みで、 多様な異形を発生して、環境に適応していくようなものが 最強になるでしょう。 ということで、遺伝子的なシステムが作られ標準化したりはするのかも。
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
ちょっと信じられない。 (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:4, 参考になる)
OPASERVは自分自身の.exe(ScrSvr.exe)を他のPCへバラまきます。
なので、SPACESがScrSvr.exeへ自分自身を埋め込んで、OPASERVが他のPCにバラまいたのではないかと思われます。
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
/usr/bin/readelf -a hogehoge
で見ていただければ分かるように,ダイナミックリンクするためのシンボル情報なんかが含まれていて,かなり入り組んでいるんですよね.ここに,バイナリレベルの操作で,他のプログラムコードを埋め込むのは,結構大変だと思うのですが.
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:5, 参考になる)
WindowsのPE形式のバイナリには隙間が多くあります。PE形式のバイナリの内部はいくつかのセクションに分かれており、それぞれのセクションはアライメントされています。即ち、セクションの先頭位置が、ファイルの先頭から1024とかのキリのいい数字になるように、0で埋められているわけです。このセクションとセクションの間の隙間にコードを埋め込むことは可能です。かつて一世を風靡したW95/CIHなどもこの方法です。
また、再配置テーブルなどは無くても動く場合が多くあり、ここを潰してウイルスのコードを入れることもできます。
隙間にコードを入れる方法では感染後もファイルのサイズが増えないことですが、隙間のサイズに限界があるため大きなウイルスは作られにくくなります。
なお、PE形式のファイル感染型ウイルスのもう1つの方法としては、ファイルの末尾にウイルスを付けるという方法があります。この場合には、コードのサイズに限界はありませんが、ファイルサイズが大きくなり、最終セクションが実行可能という通常は見かけない形式になってしまいます。(普通、実行可能なコードは先頭のセクションに入り、最終セクションは読取専用のリソースになる)
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:2, 参考になる)
#さっさとデバッグして公開しなくては。
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
DOS/Winの世界では実行ファイルに寄生するウィルスは昔から普通に存在してます。
#いやな「普通」だけどね…。
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
一方、OPASERV は「自分自身」をどうやってばらまくんだろう。 SPACES の感染により OPASERV 自体の感染機能は壊れないんですよね? OPASERV は「自分自身」をプログラムが知っている わけでなく「自分自身のファイル名」とかを使って、ばらまくのかな?
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
信じられない。 (スコア:1)
Re:信じられない。 (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:信じられない。 (スコア:1)
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
自己複製の仕組みを持っていたウイルスに別のウイルスが感染して、結果的にウイルスに感染したウイルスが複製された。
…って位の話なら、発生しそうな気はしますが。
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:3, 参考になる)
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
Re:ちょっと信じられない。 (スコア:1)
ウィルスの種類が爆発的に増えるかも (スコア:1)
もし,この手のウィルスの種類が増えたら,ウィルスの種類が爆発的に増加して,ワクチンを作るのが間に合わなくなる……ということにはならないかな。
Re:ウィルスの種類が爆発的に増えるかも (スコア:2, 興味深い)
別にウイルスの種類が増えたわけではありません。この種の複数のウイルスに同時に感染したファイルを修復する場合には、最も最後に感染したウイルスから順番に、通常のウイルスの修復過程を繰り返していけばよいのです。新しくウイルスの定義ファイルを作る必要はありません。
ただし、修復プログラムの作りが間抜けだったりすると、複数ウイルスの修復に失敗する可能性はあります。間抜けな修復プログラムを作っているアンチウイルスベンダーは新しくウイルスの定義ファイルを作る必要に迫られるわけです。
もっともOpaservはそのファイル全体がウイルスなので、ファイルごと削除すれば修復できます。
コンピュータウィルスのワクチンにも (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:感染しないOS開発 (スコア:1)
Re:感染しないOS開発 (スコア:1)
あと、類似の話としては、Windowsでは「正規の」ドライバには署名が付加されて確認されるようになっています。これは今のところ、安定稼働のためにテストをパスしたものに署名を付加する、ということだと思いましたが。
そんなにすごいこと? (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:そんなにすごいこと? (スコア:1)
これは怖い。
Re:そんなにすごいこと? (スコア:1)
今年の目標考え中
Re:そんなにすごいこと? (スコア:1)
Opa+Spaの場合、これが勝手に融合して両方の特徴を備えたウィルスが自然にできた、ってことが特徴なんだと思うけど、元コメント(#219888) [srad.jp]の言う通りそれ自体は確率と時間の問題であり、珍しいことじゃないと思う。すでに過去に水面下で多数起こっていたのでしょう。今回のは単にトレンドマイクロが騒いで日経が記事にした、っていうのが重要なのではないかと。つまり「初めて公式に報道された」ことがニュース。
ネットワーク・クライシス? (スコア:1)
Re:ネットワーク・クライシス? (スコア:1)
今回の記事の件にしても、ウイルスと呼ばれる実行ファイルが、別のウイルスによって改ざんされたと言うだけの事で、実行ファイルの仕組みが理解出来ている人には何も新しい物ではありません。
ウイルスについての対策は必要ですが、ウイルス以外の何かが生まれたと言う訳では無いので、過度な心配は杞憂でしょう。
電子の培養器 (スコア:1, すばらしい洞察)
つまり、電子の生命はウィルス対策をしていないPC上のアウト○ック・エ×スプレスで誕生するということですね。
茶茶です(-1:余計なもの) (スコア:1)
# いっそ感染したら「今後ともよろしく」とか出してよ
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/* SHADOWFIRE */
Re:Spacesが寄生すると (スコア:1)
Re:5体合体かぁ (スコア:1)