tamo 曰く、

SETI@home は、パーソナルコンピュータの余剰計算能力で異星の知的生命を探すプロジェクトです。 参加手順は無料のクライアントソフトウェアを実行するだけ。 自動的にサーバからデータを取得、分析し、結果を送り返してくれます。 これまで、そのプロジェクトでは重大な情報を得ることができていませんでした。 しかし先日、ついに SETI@home を使って生命活動の痕跡を発見した人がいます。
発見者はミネソタのプログラマ、James Melin 氏。 自宅のコンピュータすべてに SETI@home をインストールしている彼は、妻のラップトップ PC が盗まれたときに何をすればいいか分かっていました。 そう、サーバに記録される IP アドレスを監視するのです。 新しい IP アドレスを発見した彼は、すぐ警察に連絡。 警察が ISP の協力を得て現場に向かうと、確かにそのラップトップ PC があったというわけです。
妻は「オタク夫って素敵。いつもデータをバックアップしてくれるのも嬉しかったけど、今回の事件で彼はミッション・インポッシブル並みの活躍だった」と、惚れ直した様子です。 SETI@home の意義を疑っていたあなたも、これでインストールしたくなったでしょう？