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「Winnyユーザは1年で3倍」の謎 122

ストーリー by mhatta
なにがなにやら 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

毎日新聞の記事によれば、Winnyなどファイル交換ソフトの利用者が1年あまりで3倍近く増えていることが分かった。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)などが約2万人を対象に行ったアンケート調査の結果、一昨年6月の調査で利用者の割合は3.5%だったのが、昨年9月には9.6%に増えていたと言う。

一方ネットエージェントの調査によると、2006年と2007年のクリスマスで比較してWinnyのノード数は6万以上減っている。アンケートと実測という調査方法の違いはあるが、ノード数が全体的に減少傾向であるにも関わらず利用者は3倍とはどういうことだろうか?

このあたりの意見が正しいのかも検討したい。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by akiraani (24305) on 2008年01月07日 9時19分 (#1276219) 日記
    毎日新聞の記事で以下にも識者のコメントですよ風に書かれている内容が謎。

    ◇危険でも手軽さ--ネット社会に詳しい「村上情報技術」(大阪府茨木市)の村上元彦社長の話

     ネットでは、高画質の動画が人気だ。著作権保護のためコピーできないなどの仕組みにしているが、それを破る方法がネット上などで流れる。すると配信側は新たな防止策を取る。こんないたちごっこに飽き、危険でも手軽にデータが入手できるウィニーに回帰する人が増えたのかもしれない。

    こんなばかばかしい記事にコメントを出す村上情報技術って会社?が何者なのか検索してみた。
    Google [google.co.jp]
    Yahoo [yahoo.co.jp]
    MSN [msn.co.jp]

    すげぇ、毎日新聞のこの記事しかヒットしねぇ。仮にも情報技術を名乗りながら、Webページが存在しないらしい。
    もうちょっとましなコメンテーターはいなかったのかと思わなくもないが、まともな知識があれば前提が間違っていることに気づくから記事にできるコメントが取れないのか。
    どっちにしても、よくこんな人見つけてきたな毎日新聞。

    #まさかとは思うが、コメンテーター自体が捏造ってことはないよな?
    --
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  • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時04分 (#1276214)
    発売当日にニコニコ動画にまるごとアップロードされて
    それでもオリコン2位です(その行為自体を肯定するつもりはありません)。
    その動画にはこのCD買う、というコメントがたくさんついています。

    はたしてこれがニコニコ動画にのっていなければオリコン1位だったでしょうか。
    ニコニコで聴いて気に入って買う人数<ニコニコで入手できるから買うのやめた人数、
    だったのでしょうか。">"だったとしたら、著作権者がより儲かって、多くの人にCDが聴かれても
    それでも著作権侵害だからよくないことなのでしょうか。
    そもそも著作権法は権利者の保護以外の何かのためにある、ということでしょうか。

    ネットでインタラクティブにコピーを手に入れても、そのあとで購入する、という購買形態
    (これはアニオタ特有のものかもしれません)はいままでテレビなどで視聴させて、
    ブームを自分たちが作って視聴者に買わせる、という業態で食べてきた放送局をはじめとする
    マスコミ、視聴率調査、広告代理店、amazon以外の販売店などの著作権者周辺の
    みなさんには理解したくないものでしょうね。

    CDセールスに壊滅的な打撃をあたえたのが不景気、携帯電話、レンタルCD、iTMSであっても
    公衆送信化によるものが主とはぼくには思えません。
    現在、権利者周辺にいる人間が自分の支配の及ばないメディアに取って代わられるのに抵抗しているか、
    自分の支配の及ばないメディアを支配するために屁理屈をこねているようにしか見えません。

    #ニアに「買ってくださいね」っていわれるとアニオタなんてコピーできても買うんだよ。俺もだけど。
    • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時15分 (#1276217)
      楽曲に関してだと最近『フル(丸々一曲)は許可できないけどTVサイズverなどの短いversionはニコ動に上げていいよ』と明示的or暗黙的に許諾してくれてるアーティストが増えてきたのか、フルだと削除されるがハーフサイズだと消されないという状況がちらほら見られます。

      イイ方向だと思いますねぇ。

      #件のリミックスは音質落としつつもフルサイズですが。
      親コメント
      • > 楽曲に関してだと最近『フル(丸々一曲)は許可できないけどTVサイズverなどの
        > 短いversionはニコ動に上げていいよ』と明示的or暗黙的に許諾してくれてる
        > アーティストが増えてきたのか、フルだと削除されるがハーフサイズだと
        > 消されないという状況がちらほら見られます。

        >イイ方向だと思いますねぇ。

        それって、状況を自分(達)に都合のいい解釈をしているだけですよね?
        根拠も全然ないという。
        ハーフサイズとかのものはチェックから漏れているだけという推測もできますよね。
        ていうか、明示して許諾しているアーティストっているんですかね?
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        その一方で、テレビ放送されたニュース番組やバラエティー番組は、
        どんなに短くても、批判等の議論を目的としたアップロードは迅速に削除されている。

        コメントは『後から』付く以上、「引用」の範疇を外れている事は分かるのだが、
        そこを杓子定規に権利主張するのであれば、健全な言論社会を構築するため、
        著作者の権利は今よりも抑制して行くべきなんじゃないかと思う。
        特に、放送分野については、
        • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時45分 (#1276229)
          現実問題として楽曲やテレビ番組の映像などは引用は許されているんでしょうか?
          何か、充分引用の範疇であっても違法アップロードだという風潮があるような気がしてます。
          親コメント
          • by akiraani (24305) on 2008年01月07日 11時33分 (#1276286) 日記
            著作権法によると

            第三十二条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

            となってます。特に映像だからダメなんて話は、少なくとも条文上にはありません。
             というわけで、別に許されいないわけではないと思います。ただ、映像の引用問題が裁判で争われたことがなく、判例がないため基準がはっきりしていないのだと思われます。

             動画共有サイトに削除依頼を出す場合、「限りなく白に近いグレー」であっても特に問題にはなりません。例えば、批評目的で使用されているが悪く評価されているので削除したい場合でも、建前上は著作権侵害を理由にしておけば許されるのが現状ですね。

            #まあ、これはこれで別の祭りを誘発するリスクがあるんですが。

             言論の自由を侵害する行為と思われますので、映像の引用基準をめぐって裁判を起こすことは可能かと思いますが、ぶっちゃけ裁判で争うより上げなおしたほうがてっとりばやいんで誰もやらないんじゃないかと。
            --
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            親コメント
          • 良く分からないですが、「報道なら引用OK」「報道できるのはオレ達だけ」って風潮ですかねぇ。

            地上デジタル放送への完全移行以後、きっと流れが変わるという希望的観測で生暖かく注視しているのですが、テレビや音楽業界はどうしていくのでしょうか…
            (もはやどんな理屈を捏ねて悪法を連発したところで、国民が不利益を被るだけで、そんなことをしている以上、業界の未来が変わるとは思えないですけどね)
            親コメント
            • by Anonymous Coward
              ニュース映像に関しては、直接放映した局以外との権利関係もあるみたいですから難しそうですね。
              スカパー!の朝日ニュースターでは地上波のニュース番組の時間をずらせて流すことがあるのですが、同じ朝日系列の番組での映像でさえ「権利関係で映像が使用できません」みたいなテロップとともに静止画に差し替えられているのをよく目にします。再送信等もいろいろと権利が絡んでいるようですし難しいですね。
        • 言論の問題と著作権の問題をごっちゃにしないほうがいいですよ。言論の問題は政治的なものだけど、著作権は経済的なものだから。と思っているけど、法律は知りません。
          親コメント
    • ニコニコ動画などが、良い宣伝になる事はわかってる。
      だが、ニコニコ動画の影響はいつも良い方向に向かうとは限らない。
      逆効果になったらどうすんの?

      さらに、程度の問題もある、「とあるアニメのリミックスCD」の例にしても、丸ごとアップする必要あったの?
      そのCDの良さが判るように一部分だけを上げたら、もっと効果あったんじゃないの?

      稀な良い影響の所だけ取り上げて、その他多数の悪影響を無視する。
      「宣伝になった」なんてのは、後付の理由だし、身勝手で無責任すぎる。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時59分 (#1276236)
      この言説の致命的な問題点は、権利者側ではなく消費者側が発言している所だと思います。
      販売データを持っている販売者、著作権を持っている権利者が
      「いい広告媒体だからもっと許可しよう」というのならば何のおかしな筋もありません。

      しかし、消費者自身がそれを見て買うかどうかを判断しているからといって
      「いい広告媒体だからもっとコピーを氾濫させろ」と消費者側が主張することは
      傲岸不遜です。それを決定するのは最終的には権利者なのですから。
      そこに実効力のある働きかけができるのは消費者に支えられた販売者だと
      思いますが、おっしゃるように消費者が直接権利者に要求することもできるでしょう。
      ただ、このような場でいくら主張しようとも無駄であろうと思います。

      著作権者がより儲かって、多くの人にCDが聴かれても

      より儲かるかどうかや数多く出荷されるかどうかは、権利者側の一判断基準なのです。
      権利者がもっと売りたいが為によりよい広告媒体を選択するかどうかは、
      権利者の自由ですし、またものすごく制限して売るかどうかも権利者の自由です。
      それが消費者に受け入れられようと、受け入れられまいと。

      ですから、我々にできるのは新しい試みや新しい潮流に乗ろうとする販売者や
      権利者を支援し、そしてそこの商品を購入することでしょう。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        >この言説の致命的な問題点は、権利者側ではなく消費者側が発言している所だと思います。

        同意します。
        しかし、ここでいう権利者とは一次創作者から版権を買い取った
        販売管理業者のことでしょうか。それとも、一次創作者のことでしょうか。
        販売管理業者に多くの権利を譲渡するいまの業界の風習は
        一次創作者を資するものではないと考えています。

        >「いい広告媒体だからもっとコピーを氾濫させろ」と消費者側が主張することは
        >傲岸不遜です。それを決定するのは最終的には権利者なのですから。

        そんなこといってませんが..
        >発売当日にニコニコ動画にまるごとアップロードされて
    • 法律ってのは純に政策的な取り決めから道徳的な色合いが強いものまで幅広くある。例えば自動車の左側通行は右側通行より善き事だからそうしたわけじゃない。単なるルールでそういう法律は社会的なツールに過ぎない。一方で、約束は守るべきだ、とか、人を殺してはいけない、という道徳を体現している法律も存在する。さらに社会的なツールとしての法律も法律は守らないといけないという規範意識などによって、 道徳的なルールに変容していくこともある。


      著作権法には勝手に他人の作品に手を加えたり盗作したりするな、という道徳的なルールから、文化の発展というか産業の振興のような気もするけど、そういう政策的なルールも存在する、ように見える。私にはそう見えるのだけど、前者も政策的なものに、後者も道徳的なものに見える人もいるだろう。業界にとってはお金の流れ(政策的なルール)が問題なのだけど、率直に言うと受け入れられないので、出来るだけ道徳的な観点を付け加えて発現したほうが得だ。道徳的な分野はネゴシエーションに適さないので 声の大きいほうが勝つだろう。


      ユーザ側はそもそも何が問題なのか、それがどういう問題なのかが人によってばらばらだ。自分は貴方にはお金を払いたくない、という私にとっては政策的なルールについての問題を、政策的に、道徳的に捉えて発言する人がいるし、コピーは自由に出来るべきだ、という私にとっては道徳的なルールについての問題を、政策的に、道徳的に捉えて発言する人がいる。もちろんこういう立場の差はリニアにばらけているだけなのだけど、活動するとなると離散的にならざるを得ないように思える。つまり業界(の権益)を排斥するか、業界と協議していくかになる。だから相手の発言がどういうものなのかに気を付けると同時に、自分の横に立っている人の発言の種類にも気を付けないといけない。特に業界と交渉していくのならそれが主張なのか、交渉相手に向けたメッセージなのかを見極める必要がある。必要なのは打ち負かすことじゃなくて、到着地点を見つけることだからね。今のユーザ側は大同団結というか付和雷同な状況で、私達は今は政策的なルールについて話したいので、道徳的な議論がしたいのならそれはあっちでしてください、みたいな選別をも少しするべきじゃないか?それをしなくても活動していけるのかもしれないけど。


      書いているうちに元コメントと関係なくなって、何が言いたいのかも分からなくなっちまったけど、まあいいか。元の抑制的な発言の志方を綺麗に思ったので。

      親コメント
    • 「オリコン2位をとったとあるアニメのリミックスCD」ってのがそもそもニコニコ動画風パロディリミックスだったりするわけで、プロデューサーにしてみればニコニコ動画にアップされるのは発売前から承知済みでしょう。

       まあ、ここは公式リミックス祭 [cho-animelo.com]なんて企画もやってるし、乗っかって一緒に騒いだほうがお互いハッピーになれるという考えが偉い人にも浸透してるんだと思います。

       しかし、デイリーとはいえオリコンシングルチャートで2位になっているとは……。ウィークリーチャートが楽しみだ。
      --
      しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
      親コメント
    • >ネットでインタラクティブにコピーを手に入れても、そのあとで購入する、という購買形態
      >(これはアニオタ特有のものかもしれません)はいままでテレビなどで視聴させて、
      >ブームを自分たちが作って視聴者に買わせる、という業態で食べてきた放送局をはじめとする
      >マスコミ、視聴率調査、広告代理店、amazon以外の販売店などの著作権者周辺の
      >みなさんには理解したくないものでしょうね。

      例え儲かると思ってもさ、ニコニコ動画を利用するのに抵抗があるのは理解できるよ。

      例えば、ある大企業が、さんざんオープンソースは糞だみたいな発言しておきながら、
      いつの間にかオープンソースも良いよねみたいな態度になってて、いろいろ支援を始める。
      でもさ、先の悪行がある限り、どれほど良い支援があったとしても、その大企業の支援なんてイラネェと思うだろ。
      そりゃ中には、支援がもらえるなら昔のことは水に流すっていう所もあるだろうけどさ。
      みんながみんな、そんなに割り切れるもんじゃない。

      個人的には、「ちくしょー、お前のとこなんかあてにするか、自分たちで何とかしてみせる!」って方が好きだ。
      親コメント
    • そゆのってたんに、他の権利侵害への後ろめたさから免罪符として買う(または買ったつもり)ってだけじゃないのかな?

      親コメント
    • CDセールスに壊滅的な打撃をあたえたのが不景気、携帯電話、レンタルCD、iTMSであっても
      公衆送信化によるものが主とはぼくには思えません。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      でもその結果から、行為を(後付で)正当化したら駄目じゃないかと思うんだな。
      • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時46分 (#1276231)
        #1276214 [srad.jp]です。

        著作権法は権利者のためにあるのだから、
        厳しく取り締まるのと、ルーズに運用するのと、
        どちらか著作権者にとってメリットがあるのか考え直す時期のはずなのです。
        それをすっとばして一律「ダウンロード違法化」というのは作為を感じざるをえません。

        いままで中間利益を得ていた業者をすっ飛ばしてデジタルコンテンツとして
        提供することができるようになったのに、不景気になってデフレが起こったのに、
        価格競争はおこらずCDの値段は変わらない。だからみんなレンタルCDで借りる。
        iTMSでアルバム買うのと、CD買うのとでは倍ほど値段が違います。なのにCDの値段は下がらない。
        CDの売れ行きが落ちたのは不景気になってみんな貧乏になって嗜好品への可処分所得の
        金額が下がっているのに、中間業者の取り分が変わらなくて価格下落圧力がかからず
        (すなわち販売管理費がかかりすぎている)、購入できなくなったことによると思います。

        今3000円のアルバム、たとえば1200円なら? 1000円なら?
        件のリミックスCDは41分で1200円です。

        もっと日本人を信用してもいいと思うんですよ。
        われわれは適正な価格であればもっと買えるはずだし、買うはずだ。少なくとも俺は買う。
        デジタルコンテンツは販売管理業者のためにあるんじゃない。

        #っていうか、件のリミックスCD、買いたいのにどこにも売ってなくて買えない。
        #このままだとamazonで2月か...
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 12時36分 (#1276335)
          揚げ足取りをするつもりはないのですが、大半の人が誤解している
          ようなので指摘しておきます。

          >著作権法は権利者のためにあるのだから、

          これは著作権法の目的ではありません。
          著作権法第一章第一節第一条に著作権法の目的が明確に述べられています。

          「この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、
           これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与すること
           を目的とする。


          このように、目的は「文化の発展」であり、「著作権者の権利の保護」はその手段に過ぎません。
          議題に上るのが常に「権利保護」ですが、それは目的達成のための「手段」に過ぎないことを思い出す必要があります。
          親コメント
          • >もつて文化の発展に寄与することを目的とする。

            「おまえのものは俺のもの」で文化が発展するのかな?
            ときには「ほしいものがあってもガマンする」ことも日本人の美徳だと思ったんだがなぁ。
            本当にほしいと思った人が対価を払う、文化をきちんと育てるためのロジックはこれ以上でも以下でもないよ。
            --
            +=======------
            | K.Hamaura a.k.a. SeyfertSluw
            | 「SFはどこまで実現するか」 復刊希望は→http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4901
            親コメント
        • >もっと日本人を信用してもいいと思うんですよ。
          >われわれは適正な価格であればもっと買えるはずだし、買うはずだ。少なくとも俺は買う。
          >デジタルコンテンツは販売管理業者のためにあるんじゃない。

          概ね賛同。後は「適正な価格」ですかね。
          基準になる物ってある?

          #はいはい、おふとぴおふとぴ。
          親コメント
        • >もっと日本人を信用してもいいと思うんですよ。 >われわれは適正な価格であればもっと買えるはずだし、買うはずだ。少なくとも俺は買う。 きっとそんな人ばかりでないと思ってるからなんじゃないですかね。 少なくとも私は、全く買わなくなりましたし、レンタルの回数もぐっと減りましたから。
          親コメント
    • by Anonymous Coward
      ありがちな誤解ですが、ロングテールなんてものは存在する様に見えて実際にはしません。
      だいたいにおいて、ちゃんと仕掛ける人が仕掛けてニコ動なども含めておいしい宣伝媒体として利用しているだけです。
      ネタの内容よりも煽れる立場であるかどうかが重要なのであって、コピーされるものはよりコピーされるのみ。

      発生しているのは、やはり消費の選択と集中です。
    • by Anonymous Coward
      >そもそも著作権法は権利者の保護以外の何かのためにある、ということでしょうか。

      あなたが当該権利者の意向を
      「自分の著作物がどのように扱われてもいいから、多くの人に聴かれて儲かればいい」
      であることを確認したうえでそのコメントをしているとしたらたいしたものだが、
      勝手な理屈で勝手な理論を展開してるだけなのではないですか?

      >公衆送信化によるものが主とはぼくには思えません。

      主じゃなきゃ何してもいいの?
      そうじゃないというのなら、この文脈は意味ないよな?
  • by astro (17245) on 2008年01月07日 10時52分 (#1276266) 日記
    アンケートなんてのは、結果をいくらでも操作できるものなので、
    客観的な指標にはなりえません。

    ACCS本家のPDFなどをざっと見ましたが、回答者の特性分類はあっても、
    そもそもどういう経路でこの回答者を集めたのか、それが一切明示されて
    いません。また、匿名アンケートであり、回答総数も統計としては
    多いとはいえません(回答を捏造することも十分可能な数です)
    したがって、これを根拠に「P2P利用者が増えた」というのはまったく
    根拠にならないといえます。
    ACCS自身がクローリングをしているのであれば、自分たちで総ノード数の
    計数を行って発表すればよいだけなのに、自分たちの都合のいいデータだけを
    ピックアップして「ほらこんなに深刻」とやるような組織は、それが
    どんなに社会的に意義がある活動をしていても、根本で信用できませんね。

    今もう一度ACCSのサイト見ようとしたら接続できませんでした。
    あわてて消している?
    • マイナー雑誌の編集さんに聞いたことあります。

      編集者が望むアンケート結果で、
      「へー、やっぱり」「ちょっと意外」と
      読者が不審に思わないような集計を
      “捏造”してくれる職業があるそうです。

      編集者とは読者が喜びそうな
      ソースを魔法のように
      持ってくるものなのです。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 11時38分 (#1276291)
        ここの指摘 [hatena.ne.jp]によれば、今般のアンケート調査では、

        2007年の調査から採用された「(株)メディアインタラクティブが運営するアンケートシステム「アイリサーチ」のモニターを活用して行うWEBアンケート」がどのようなものか確認するために、「メディアインタラクティブ」と「アイリサーチ」をキーに検索してみたところ、http://www.i- research.jp/ なるWebページが見つかった。このWebページの「モニタープロフィール(基本属性2)」*15の「インターネット活用状況(n=93230)」と題するグラフで、「ファイル交換」が12.1%となっている。モニター93,230名のうち、ファイル交換を活用している人が12.1%いる、ということと思われる。

        だそうですよ。初めから「ファイル交換を活用している人が12.1%いる」とわかっている母集団で調査したわけですね。

        親コメント
    • by Pravda (33859) on 2008年01月07日 12時09分 (#1276311) 日記

      アンケートなんてのは、結果をいくらでも操作できるものなので、
      客観的な指標にはなりえません。

      同意です。ACCSのWebページやPDFを読むと、「現在利用者を対象とした調査」および「過去利用者を対象とした調査」は約2千サンプル前後ですが、その一方で、クローリング調査によるWinny2のノード数は約26万件。

      つまり、仮に1ノード=1ユーザとすると(この仮定はそれほど間違ってないと思う)、アンケート結果のサンプル数は有意な数どころか全くのノイズなワケです。ノイズのデータであれこれ言われても、統計学的には笑止千万な話でしかありません。

      #「うかつなデータを出すと信用を失って組織存続の危機につながる」という点で、ネットエージェントの調査の方がまだ信頼できる気がします。

      親コメント
    • by 127.0.0.1 (33105) on 2008年01月07日 18時25分 (#1276541) 日記
      まぁ、MSの傀儡の調査会社がリサーチやって
      WindowsはこんなにLinuxより優れているんですよ!とFUDやってるのと
      同程度には信用できますよね。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 8時23分 (#1276204)
    Winny「など」の利用者は3倍に・・・だから、Winny利用者は減っても、
    Winny以外のP2Pファイル共有ソフトの利用者が大幅に増えただけではないかと。
    • by Anonymous Coward
      そういやshareってどれぐらいはやってんの?
      ノード数の増減ってどっかに載ってる?
      • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時54分 (#1276232)
        増減は知らんが、今回の調査においては約20万ノードとの事。
        http://www2.accsjp.or.jp/topics/release1.html [accsjp.or.jp]

        ところで、
        > 「現在利用者」が主に利用しているファイル交換ソフトは、上位から
        > 「Winny」27.0%、「Limewire」18.8%、「WinMX」15.0%、
        > 「Cabos」13.1%、「Share」11.0%の順。

        LimewireとCabosは同じネットワークだと聞いたけど、
        それをクライアントソフトによって区別する意味ってあるのかな?
        P2Pネットワークに関する文章では「LimeWire/Cabos」と併記する事が多いみたい。
        この二つを足すと30%超えでシェア1位になっちゃうワケだけど、
        未だに報道でも何でも「P2Pファイル共有=Winny=違法行為」みたいな言及が多い。

        「せっかく『違法なP2Pファイル共有』の代名詞として認知が進んだのだから、交代させたくない」
        と言ったところだろうか?

        と、一瞬思ったけど、クローリング調査の方の対象は「LimeWire/Cabos」以外の3つなのね。
        単に「LimeWire/Cabos」については監視ツールが用意できなかっただけなのかも...。
        問い合わせ先が明示されている事だし、後日その辺の意図を聞いてみよう。

        # 「流通するファイル全体のXX%が著作物と推定」なんて書かれているけど、
        # 一番シェアの高いネットワークを調査から除外したら説得力が薄い気がするんだよなぁ...。
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      • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時55分 (#1276233)
        >そういやshareってどれぐらいはやってんの?
        >ノード数の増減ってどっかに載ってる?

        ACCSのリリースを信じるならば、「使用したことがある」ソフトごとの回答数が出ているのでそれを見ればいい。

        それにつけても、がんばってんのに知られてないネットエージェントカワイソス(´・ω・)

        Shareノード数の推移 [netagent.co.jp]
        8/31までだけど。

        タレコミには他にもACCSリリースへのリンク [accsjp.or.jp](ダイレクトリンク禁止したりとかしてるの?)と12/28の高木先生の日記 [takagi-hiromitsu.jp]と12/25のセキュリティホールメモのメモ [ryukoku.ac.jp]、それに対するネットエージェントからの回答 [ryukoku.ac.jp]からは議論のたたき台としてあって然るべきのような気も素。
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  • 騒ぐための口実。
    リンク先は読んでないけどさ。
    • by Anonymous Coward
      正当化するための口実?
      そうやって逃げているだけ?
  • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 8時54分 (#1276211)
    高木センセは

    で、その中の、アニメすなわちバイナリそのものが必要なのではなくて、どのようなデータ形式でも良いから見れればよい、という層が少なからずいるカテゴリのものについては、実はWinnyは本当に視聴手段の一つであり、オリジナルデータが欲しい人は少数派だった、ということが推測されます。

    と言ってますが、こう結論付けるには早いような。
    私は単にニコニコ見るのにP2Pソフトが動いていると邪魔だから切った、という理由だと思いますが。
    後は他のP2Pソフトに移行していっただけ、と。昨年春あたりからshareの解説本など多く出回ってた気がします。
    • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 11時02分 (#1276272)
      それは同義ではないですか?

      ニコニコ映像が劣化データなのは事実。
      よって、ニコニコを見る人は "どのようなデータ形式でも良いから見れればよい" 人。これを集合Aとする。
      P2Pを切ってニコニコを見る人は、オリジナルデータでなくてもかまわない人。これを集合Bとする。
      集合Aと集合Bに差はあるでしょうか。

      あと、マスコミにWinnyとそれ以外の共有ソフトが区別できているかどうかという疑問があります。
      マスコミが"Winny"という語を、共有交換ソフトの一般名詞として使用していることを疑う必要があります。
      区別されていない場合、他のソフトに移行したという言葉には意味がなくなります。
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  • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 8時56分 (#1276212)
    ACCSの場合は「ファイル共有ソフトを利用したことがありますか?」みたいな質問で
    ネットエージェントの調査では現状のノード数を素直に公表してるだけとか。
    毎日新聞の記事で 一方、利用をやめた理由では……となっているため、
    アンケートを答える側も「今やってないならいいよね」みたいな感覚で答えやすくなるのでしょう。

    こうすればACCSの発表では減る可能性は少なく、調査結果のインパクトとしては悪くありませんよね。
  • by Anonymous Coward on 2008年01月07日 9時08分 (#1276215)
    ファイル交換ソフトの利用者が増えて、Winnyノード数が減ったことのどこに謎があるのだろう?
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