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テクノロジー

新たな技術で空港での X 線検査を可能に 7

ストーリー by reo
デフォで同意しないと思うのだが 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

病院に頼らずとも空港内での詳細検査を可能にする X 線検査技術が開発されたそうだ (news.com.au の記事本家 /. 記事より) 。

オーストラリアでは去年、体内に薬物などを潜ませた疑いで病院に検査送りとなった人は 200 人以上、うち 50 人近くの体内から薬物が見つかっているとのこと。また、このこの検査の結果待ちに昨年費やされた時間は 4600 人時以上に上るという。薬物が体内で漏れた場合には「運び屋」の命にも関わるため迅速な対応が求められているが、オーストラリアの現在の法律ではX線検査は医師の下、病院もしくは診療所でしか行えないとのこと。新たな技術を使えば税関職員によって検査が行えるようになり、仕事の効率化が期待されている。

早ければ今年度後半にも運用開始とのことで、検査は同意の上でしか行われず、データの削除など厳しい管理体制が敷かれるとのことだ。

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  • でも、任意の同意には違いない。どこかどう新しいのかわからないけど、放射線取扱技師でなくとも危険性が少なくない程度に被曝線量が少ないのかねえ。
    • 私の知っている限りでは、 X線イメージインテンシファイア [wikipedia.org]を使うというのがあります。 日本でも 浜松ホトニクス [hamamatsu.com]や 東芝 [toshiba-tetd.co.jp] なんかで作っていますが、 これらを使うことで照射するX線量をかなり抑えることができるはずです。

      これを使うとX線フィルムを現像したりする必要は無く、 ライブでディスプレイに表示できるのでかなり扱いやすくなっているはずで、 その辺の技術革新があって、この判断に利いているのだと思われます。 しかし、「新しい技術」が何で、その技術を使うとどう変わるのか、 記事に何も書いていないので、本当のところはわかりません。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        イメージテンシファイアー(II)は古い技術です。
        今は、FPD(フラトパネルディテクター)が現在の主流です。
        高感度 高DQE 長期間の性能持続が特徴である。

  • by Anonymous Coward on 2011年02月28日 12時44分 (#1909683)

    医療従事者以外の者が,人体に損傷を与える機器を
    そうとは理解しないまま使うようになるのは恐怖を感じますね。

    今は「運び屋」の健康を理由にしてますけど,
    いずれ治安などを目的に旅行客をバンバン
    被爆させることになるんじゃないですかね?

    • by Anonymous Coward
      でも飛行機に乗るだけで結構被爆するって言いますけど
    • by Anonymous Coward

      それはあるだろうね。麻薬はともかく、治安が理由なら。

      例のスケスケスキャナを批判した記事の記者は「あれでは体内に隠していても分からない」とも言っているから、そういう自爆事件が増えるようなら、当然そういう声はでてくるだろう。ようはX線被曝のリスクと爆弾被爆(による飛行機の墜落)のリスクのどちらが高いかということだから。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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