FBI、Facebook や Skype に監視用のバックドアを要求 17
NSAがニヨニヨしてるぞ 部門より
今週も投票をしましたか?
FacebookなどのSNSが登場したことにより、すでにメールサービスはローテクだと言われている。しかし、現在、世界人口の3分の2となる40億人が携帯電話を使用し、その多く(ただし日本を除く)がSMS(Short Message Service)を使ったテキストメッセージでコミュニケーションを使用している。SMSは人々の生活にまだ大きな影響を持つ存在といえる(Theguardian、本家/.)。
1982年に策定が開始され、1992年にドイツでサービスが開始された第二世代携帯電話GSM(Global System for Mobile Communications)は、第一世代携帯電話が互換性に悩まされたことから生まれたオープンな規格だ。そしてSMSのアイデアは、GSM方式を決めるプロジェクト中に浮上した。電話の接続制御を行うシグナリングパス部分を使ってメッセージを転送することで、「GSM 7-bit default alphabet」で最大160文字という制約はあるものの、安価にメッセージを送ることができる。
SMSは最初からGSMシステムに組み込まれていたが、販売当時の利用頻度は低かった。それを変えたのは、1996年の従量課金制のSIMカードが登場し、10代の若者たちに携帯電話が手に渡りはじめたころだという。彼らは文字制約のあるSMSを使いこなし、データトラフィックを劇的に増加させることになった。SMSを「発明」したのは若者だともいえる。
このGSMとSMSの物語は、サービスが普及する上で必要な「何か」を考える一つのきっかけになるだろう。
kineko 曰く、
赤ちゃんなどの様子を離れた場所から確認できるモニター機器からの電波が原因とみられるトラブルが 2006 〜 2010 年の間に 22 件起きていることが分かった ( ) 。
総務省によると、米軍基地がある沖縄や神奈川、長崎県などでトラブルが目立ち、米国から持ち込まれたモニター機器が原因とのこと。ポンプ所からの水位データが浄水場に無線送信できなくなるトラブルのほか、携帯電話の基地局や運送会社の業務用無線などに障害が生じたケースがあったとか。同省は、技術基準適合マークのないモニター製品の使用自粛を呼びかけている、とのことです。
この機器を実際に沖縄の基地内フリーマーケットで販売されているのを見ました。型番で調べると日本語での解説は無く、英語での説明しか無い状態。値段も手頃で、その場で日本人でも購入できるので、被害は今後増えるだろうと思います。
米サンディア国立研究所はノースロップ・グラマン社と共同で、原子力無人航空機の研究を行っていたという( Project Accomplishments Summary: PDF、 The Guardianの記事、 The Diplomatの記事、 本家/.)。
プロジェクトの成果報告書には原子力や核燃料などの言葉はでてこないものの、2倍の電力を確保しつつ、数ヶ月の飛行が可能になるなどと記載されている。ただし、プロジェクトは終了しており、短中期的に研究成果が使われる可能性はないとのこと。The Diplomatの記事では、事故発生時の汚染やテロリストの手に落ちる可能性などへの懸念により、研究は中止されたとしている。
NTTとKDDIが共同で開発・普及推進した「G3ファクシミリの国際標準化 (1980年)」の功績が、IEEEより「IEEEマイルストーン」に認定されたようです(NTTのプレスリリース、KDDIのプレスリリース)
欧米では文字コードを使用して英数文字による通信が可能なテレックスが発達しており、ファクシミリは普及していなかった。G3ファクシミリの規格が国際標準化されたことから、世界的にファクシミリが普及したとのこと。
この夏から北極海の海底に通信用光ファイバーケーブルの敷設が開始される。敷設される海底ケーブルは3本で、2本は北アメリカ大陸北岸沿いの北西航路を通り、もう1本はスカンジナビア半島及びロシアの北岸沿いを通る(New Scientistの記事、 Extreme Techの記事、 GIGAZINEの記事、 本家/.)。
3本の海底ケーブルの敷設にはそれぞれ6~15億ドルかかると推測されているが、これにより日本と英国を直結でき、北極圏のコミュニティーに高速インターネットアクセスを提供することができる。カナダのArctic Fibre社が敷設する北西航路の海底ケーブルを使用することで、東京―ロンドン間をパケットデータが往復する時間は現在の230ミリ秒から168ミリ秒に短縮される。通信の高速化以上に重要な点は、政治情勢の不安定な中東や、船のいかりでケーブルが切断されるリスクのある東南アジアの海峡を通過しない点だという。海底ケーブルが一度切断されてしまうと、何十億もの人がインターネットに接続できなくなるか、接続できても極端な低速での通信となってしまう。北極海の海底に敷設したケーブルであれば、切断リスクは大幅に低くなるとのこと。
電子メールでテキスト以外のデータを送信する方法として広く使われているMIMEだが、初めてMIMEを使用した添付ファイルが送信されてから3月11日で20年を迎えたとのこと( The Registerの記事、TechWeekEurope UKの記事、本家/.)。
MIMEの開発者、Nathaniel Borenstein氏が最初に電子メールに添付して送信したファイルは、Borenstein氏を含むベル通信研究所のメンバー4人で結成された男声カルテット「Telephone Chords」の写真と「Let me call you sweetheart」の替え歌「Let me send you e-mail」だったという。最初のMIME規格で16種類だったContent-Typeは、先月までに1,309種類に増加しているそうだ。
「始祖鳥の羽は黒かった」という論文がNature Communicationsに掲載されている(AFPBBニュース)。すべての鳥類の祖先とされ、恐竜から鳥類へ進化する過程で生まれた種族と言われている始祖鳥。羽を持っていたことは分かっていたが、化石しか残されていないためその羽の色は長らく謎のままであった。
論文によると、1億5000万年前の始祖鳥の羽毛化石について、細胞内の色素生成部位であるメラノソームを解析。これらを現在生息している鳥類のメラノソームと照合したところ、「始祖鳥の羽は95%の確率で黒」ということが判明したという。また、始祖鳥の羽は現代の鳥類よりも硬く耐久性に優れていることも示されたそうだ。
EMI Records (Ireland)は音楽の違法ダウンロードを取り締まらなかったとしてアイルランド政府を訴えた( The Irish Timesの記事、 PCMag.comの記事、 本家/.)。
この背景にあるのは、EMI Records、Sony Music Entertainment、Universal Music、Warner Music、WEAの5社がアイルランドのISP、UPC Communicationsに対して違法ダウンロードサイトの遮断を求めた裁判だ。裁判では各社の損害は認められたものの、アイルランドの法律ではISPに遮断を強制することができないとの判決が2010年に出されている。ただし、判事はEU法に準拠するためには違法ダウンロードサイトを遮断するための法的仕組みが必要だと述べており、これを受けてアイルランド政府は法整備を進めると約束していた。しかし、作業が一向に進んでいないと考えたEMIが提訴に踏み切ったようだ。EU域内の各国では、相次いでISPに対する違法ダウンロードサイトの遮断命令が出されている(本家/.記事)。
英国のマイケル・ゴーブ教育相は、現在のICTカリキュラムを刷新し、コンピューターサイエンスやプログラミングを必修科目とする方針を発表した(TechWeekEurope UKの記事、 The Guardianの記事、 本家/.)。
英国の義務教育ではICT(Information and Communications Technology)が必修科目となっているが、アプリケーションの操作方法などが中心のカリキュラムは退屈なもので、教師や生徒たちから嫌われているという。現在のカリキュラム内容に関する懸念の声はMicrosoftやSony、Googleなどの大手企業からもあがっており、Googleのエリック・シュミット会長は現在のICT教育が子供たちのテクノロジーに対する情熱に火をつけることに失敗しているなどと非難しているとのこと。
新しいカリキュラムへの転換により、子供たちはWordやExcelの使い方を習って退屈する代わりに、11歳で簡単な2Dアニメーションが作れるようになるだろうとゴーブ教育相は述べているが、本家/.ではプログラミングのような特殊な科目が必修とされることを疑問視するコメントも寄せられている。
米オンラインゲーム企業OnLiveがWindows 7/Officeをストリーミングで提供するサービス「OnLive Desktop」を開始した(OnLive Desktop、 インターネットコムの記事、 Gotta Be Mobileの記事)。
現在のところサービスは北米限定で、iPad用のクライアントアプリのみが提供されている。AndroidやWindows、Mac OS用のクライアントアプリも公開予定とのこと。提供中の無料版では2GBのオンラインストレージおよびワード/エクセル/パワーポイントが利用可能。今後提供予定の有料プランは月額9.99ドルから。有料プランではオンラインストレージの容量が50GBに拡大され、任意のWindowsアプリケーションをインストール可能とのことだ。
この種の発想には古くから前例もあるし、ネットの帯域が問題になるだろうが、クラウドを利用して非力なクライアント上でローカルデスクトップと同じ環境を実現できるなら理想的ではないだろうか。マルチタッチ対応という事で、本命は Windows 8 登場の時かもしれない。OnLiveは、ハイパフォーマンスゲームのストリ―ミング提供に取り組んでいる企業で、Warner Bros.、Autodesk、AT&T、British Telecommunications、HTC等が出資している。
動画はGotta Be Mobileより。
EnergyField 曰く、
サムスンがアップルをパリの裁判所に提訴したとのこと (AFPBB News の記事より) 。
サムスン vs アップルというと、すわ意匠に関する訴訟かと思われる御仁もおられようがそうではなく 3G の移動通信テクノロジーの 1 つである UMTS に関するサムスンの 3 件の特許に関わることがら、とのことだ。それ以上の詳細はよく分からないが、第 1 回の審理が 12 月にパリ地裁で行われるとのこと。
ある Anonymous Coward (3) 曰く、
米 Apple は最近発表した新しいクラウドサービス「iCloud」の名称使用に関し、商標侵害で米 VoIP 企業 iCloud Communications から訴えられたそうだ (CNET Japan の記事、本家 /. 記事より) 。
iCloud Communications は 2005 年の創業以来「iCloud」の名称のもとサービスを提供してきた。同社は Apple による名称の使用は顧客を混乱させ、同社のビジネスに損害を与えていると主張しているとのこと。ただし iCloud の商標に関しては、Apple はスウェーデンのソフトウェア企業からその商標およびドメインを買っており、iCloud Communications は商標登録を行っていないため、裁判は恐らく iCloud Communications 側が不利となると予想される。
形勢は確かに不利かもしれないが、Apple は「Apple」や「iPhone」、また「Might Mouse」の名称使用に関しても訴えられていた過去があり、「他社の商標を故意に踏みにじる行為を繰り返し行っている」という iCloud Communications の主張に関しては頷いてしまうものがある。
Communications of the ACM にて米 Intel の Shekhar Borkar 氏と Andrew A. Chien 氏による "The Future of Microprocessors" という記事が掲載されている (Publickey の記事より) 。
クロック数の向上は数年前から頭打ちとなり、その代わりにマルチコア CPU が台頭してきたのだが、コア数の増大は電力消費量の増大にもつながり、現実的な消費電力を規定するならばコア数と周波数は制限される。この制限の下でどのように性能向上を図っていくかが論じられており、コアに与える役割の模索や、ハードウェアカスタマイゼーションが挙げられている。また効率的な並列化を実現する言語、フレームワーク、ソフトウェアアーキテクチャの必要性についても触れられている。
かつては個人が所有するコンピュータの余剰資源を集約して様々な分散計算を行わせる取り組みが推進されてきたが、十分に高速な伝送を実現できるネットワークが整備されるならば、よく言われることではあるけれども再び集中の時代へと戻っていくのかもしれない。果たして 10 年後、20 年後のコンピュータ利用スタイルはどのような形になっているのだろう。
90 曰く、
スタンフォード大学の研究者が、1つの周波数で送受信を同時に行える無線機を開発した(Stanford News、 本家/.)。
仕組みとしては、2つの送信用アンテナと1つの受信用アンテナを1組として使い、2つの送信用アンテナからの電波が干渉によって打ち消しあう点に受信用アンテナを置くというものだ。プロトタイプでは半二重での通信と比べ、中央値で84%スループットが向上したとしている(Full-Duplex Wireless Design)。
無線で送信の終わりを知らせる「どうぞ」が不要になるということで、本家やEngadget では話題になっている(Engadgetの記事)。
コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell