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Ubuntu

Canonical、LTS版のUbuntuを12年間サポートする計画 30

ストーリー by nagazou
12年間 部門より
headless 曰く、

Canonical では LTS 版の Ubuntu について、今後は少なくとも 12 年間のサポートを提供する計画だという (Ghacks の記事動画)。

マーク・シャトルワース氏が YouTube チャンネル Destination Linux のインタビューで明らかにしたものだ。12 年間のサポートはプラチナグレードのエンタープライズ向けコミットメントだといい、現在の Ubuntu Pro の 10 年間サポートが延長されることになるようだ。シャトルワース氏によれば、新たなサポートコミットメントは 4 月リリース予定の Ubuntu 24.04 LTS で導入されるが、過去のバージョンにもさかのぼって適用されるとのことだ。

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Ubuntu

Microsoft、Ubuntu Summit 2023で講演やワークショップ実施へ 20

ストーリー by nagazou
受付 部門より
headless 曰く、

Canonical が開催する Ubuntu Summit 2023 に Microsoft が参加するそうだ (Linux and Open Source Blog の記事Neowin の記事BetaNews の記事)。

Microsoft は .NET 8 や Windows Subsystem for Linux (WSL)、Ubuntu のスナップショットサービスと Azure の統合などに関する講演やワークショップを行うほか、AI の未来に関するパネルディスカッションにも参加する。Microsoft は Ubuntu Summit 2023 参加について、最新のテクノロジーに直接触れ、オープンソースコミュニティーと触れ合う機会として期待しているとのこと。

Ubuntu Summit 2023 は 11 月 3 日 ~ 5 日、ラトビア・リガで開催される。リモート参加のための登録は最終日まで受け付けている。

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アップグレード

Tera Term 5.0リリース、Unicodeに全面対応 56

ストーリー by nagazou
18年ぶり 部門より
リモートログオンクライアント「Tera Term 5.0」が16日にリリースされ、実に18年ぶりのメジャーバージョンアップを果たした。Tera Term 5では、以前の「Tera Term 4」で行われたUnicode対応が強化され、内部バッファーや描画、キー入力などのターミナル処理もUnicode化されている。特別なロケール設定は必要なくなった。ユーザーインターフェイスもUnicode化され、システムロケールと異なる言語設定でも正常に表示されるようになった。同時に「Tera Term 4」シリーズの最新版v4.107もリリースされ、両バージョンともSSHのrsa-sha2対応が行われ、RSA/SHA1が無効化された「Ubuntu 22.04」、「RHEL 9」、「Amazon Linux 2023」にもRSA鍵で接続できるようになっている(窓の杜)。
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OS

Ubuntu23.10のウクライナ語翻訳で悪意ある翻訳が発見。一時公開中止に 66

ストーリー by nagazou
こんなところまで 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Ubuntu Desktop 23.10、Ubuntu Budgie 23.10、 Ubuntu Desktop daily images が、一時公開停止中になった (OMG! Ubuntu) (Ubuntu Discourse) 。インストーラーのウクライナ語翻訳に、ヘイトスピーチが紛れ込んでいることが、リリース後に発覚して公開が中止となった。このインストーラーは、一つ前のバージョンの 23.04 から採用された、新しいインストーラーである。従来のインストーラーが使われたISOファイルは、ダウンロードすることができる。翻訳が修正され次第、再公開される予定。

なおインストール済みのUbuntuから、23.10へのアップデートはできる。翻訳はWeblateで「誰でも」行えるため、同じ言語の翻訳者が他にいない場合は、悪意ある翻訳がリリースされてしまう。私はOSSの翻訳をしているが、皆さんもぜひ翻訳してほしい。

不特定の匿名ユーザーがウクライナ語の翻訳にわいせつな表現やヘイトスピーチを追加していたという。現地メディアの記事によると、ウクライナ語ローカライズを台無しにした匿名ユーザーの背後に、ロシアの特定の寄稿者がいる可能性が指摘されている模様(ain)。

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統計

利用したいLinuxに「AlmaLinux」が1位、REHLも急増 54

ストーリー by nagazou
移行 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

株式会社デージーネットがセミナー参加者に対して今後利用したいLinuxのアンケートを行ったところ、CentOSの代替OSとして誕生したAlmaLinuxが全体の26%と1位(2022年も1位)となったようだ。
REHLは3位だが、2022年で17%だったが2023年では24%と急増している。
気になるのはAlmaLinuxと同様にCentOSの代替OSとして誕生したRocky Linuxの存在だ。こちらは2022年で20%だったが、2023年では僅か3%にまで激減している。いったい何があったのだろう?

そろそろCentOS 7のサポート期限も迫っているが、スラド民は移行先は何にしただろうか。

デージーネットは、企業がCentOSから別のLinuxOSに移行する際にどのOSを選んでいるかを調査するためにアンケートを実施した。2022年に比べて、2023年のLinuxOS選択においていくつかの変化が見られる。以下は2022年と2023年の「今後利用したいLinuxOS Top5」の比較となっている(デージーネット)。

2022年
1. AlmaLinux: 36%
2. Rocky Linux: 20%
3. Red Hat Enterprise Linux: 17%
4. Ubuntu: 10%
5. MIRACLE LINUX: 8%

2023年
1. AlmaLinux: 26%
2. 検討中: 26%
3. Red Hat Enterprise Linux: 24%
4. Ubuntu: 7%
5. Amazon Linux: 6%

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OS

OSの選択肢の広いLinuxタブレット「StarLite 5」 38

ストーリー by nagazou
なかなか 部門より
イギリスのStar Labs社は、16GB RAMとIntel N200プロセッサを搭載したLinuxタブレット「StarLite 5」を発表した。このタブレットはUbuntu 22.04 LTS、elementary OS 6.1、Linux Mint 21、Manjaro 21.3.7、MX Linux 21.1、Zorin OS 16.1、Windows 11 22H1など、さまざまなオペレーティングシステムに対応しているのが特徴。ただし、Zorin OSとWindows 11を設定する場合は追加料金が必要となっている。本体価格は配送料を除いて7万2160円(消費税と関税込み)からで、日本からも注文が可能。なおキーボードは別売(Star LabsGIGAZINE)。

ハードウェア的には、12.5インチのディスプレイを持ち、解像度は2880×1920でアスペクト比は16:10。10点のタッチ操作に対応しているという。メモリは16GB LPDDR5で、ストレージは512GB、1TB、2TBのGen3 PCIe SSDの3つの選択肢が用意されている。拡張コネクタ関連に関しては、USB Type-Cポート、microSDカードスロット、microHDMIポート、イヤホンジャックを備え、WiFi 5とBluetooth 5.1にも対応している。

Star Labsによると、1年間の保証期間内でタブレットの分解、パーツの交換、アップグレード、さまざまなOSやファームウェアの使用が認められているとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

分解OKな16GB RAM・Intel N200搭載Linuxタブレット「StarLite 5」が登場、価格は7万2160円から
これはかなり欲しいかも

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Ubuntu

LXCプロジェクト、コミュニティーベースのコンテナ管理ツール「Incus」をスタート 31

ストーリー by nagazou
開始 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Linux Containers(LXC)プロジェクトは、LXDをフォークしてコンテナ管理ツールIncusを立ち上げた。(Incus, リポジトリ, gihyo.jp)

これは8年間LXCプロジェクトの管理下に置かれていたLXDプロジェクトを、Canonicalが突然自社管理に移行したことにコミュニティが反発したことが発端となっている。CanonicalはLXDでのUbuntuのSnapパッケージの利用や、Canonical製品に固有の機能や変更を推進していることから他のディストリビューションが切り捨てられるのではないかと懸念が強まっていた。LXDユーザーの多くはUbuntuを使用していないことから、LXCコミュニティーにとって深刻な懸念となっていた。これに対してMark Shuttleworth(Ubuntu創始者)氏は他のディストリビューションのサポートを停止するつもりはなく他の貢献者からの修正や変更を受け入れていると主張したが、Canonical管理下に置かれたLXDプロジェクトのメンテナはCanonicalの従業員であることが要求され、コードの提供にはCLAを結ぶ必要があり、コミュニティから反発が強まっていた。(LXD is now under Canonical, linuxadictos.com 1, 2)

結果としてopenSUSE プロジェクトで LXD パッケージをメンテしているAlexa Sarai氏と、Canonicalの元LXDプロジェクトリーダーであるStephane Graber氏によってLXDがフォークされ、何故か同名でありながら、それぞれ別ののIncusがスタートした。その後両者と他のLXD開発者、LXCコミュニティが協議した結果、IncusはLXCコミュニティー管理下のプロジェクトとなった。IncusプロジェクトにはLXD初期から参加している開発者の多くが参加している。
Stephane Graber氏はCanonicalがLXDを自社管理した後にLXDのプロジェクトリーダーと発表されたが、Canonicalを辞任している。Stephane Graber氏自身のブログで、「Canonical isn’t the company I excitedly joined back in 2011 and it’s not a company that I would want to join today」と辞任の理由を述べている。LXDについては「開かれたコミュニティで管理されることに価値があると感じている」としている。(ブログ)

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中国

中国の Linux ディストロ「openKylin」バージョン 1.0 がリリース 32

ストーリー by headless
麒麟 部門より
中国の Linux ディストロ「openKylin (開放麒麟)」がバージョン 1.0 に到達した (The Register の記事Reuters の記事ISO ダウンロードページ)。

昨年、openKylin の開発者プラットフォームが発表された際は中国独自 OS を開発するかのようにも報じられたが、実際には Linux ディストロであり、具体的には Ubuntu Remix だという。openKylin の元になった Kylin OS は FreeBSD カーネルをベースとしていたが、その後 Linux カーネルベースに変更されている。

デスクトップ環境は UKUI が利用可能で、Ubuntu Kylin 22.04 によく似ているそうだ。デフォルトブラウザーは Firefox、オフィススイートの WPS Office や統合開発環境の Kylin Code とフォーク版の VSCode を搭載し、中国語のアプリストアも用意されているとのこと。一方、Snap や Flatpak はサポートされず、less コマンドなど標準的なツールの中にも非搭載のものがあるとのことだ。
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ハードウェアハック

HackyPiがkickstarterに登場 3

ストーリー by nagazou
悪用厳禁 部門より
募集開始されたタイミングから時間が経過しているようだが、プログラミング学習教育用に特化して開発されたUSBデバイス「HackyPi」がKickstarterに出ているそうだ。fabcrossの記事によると、HackyPiは、実際に試せるるハッキング方法を通して、コーディングや独自プログラム作成を学べるツールだという(Kickstarterfabcross)。

ハッキング例としては、接続時にシステムをフリーズさせたり自動で再起動させる、特定ドメインのユーザーアカウントへのログイン、特定の宛先へのメール作成、画像などのファイルをSDカードにコピー、SDカード内に保存されているデータの取得、マウスなどの周辺機器の無効化などが挙げられているそうだ。さまざまな言語をサポートしているほか、Mac、Windows、Linux、Ubuntu、AndroidプラットフォームなどさまざまなOSに対応、ドライバも必要としないとしている、
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Ubuntu

UbuntuにCinnamonのフレーバーが公式に採用 15

ストーリー by nagazou
公式化 部門より
Ubuntuの非公式な派生版に関しては名称に「Remix」が付けられているが、そうしたうちの一つであるUbuntu Cinnamon Remixディストリビューションが、正式にUbuntuの公式フレーバーとなることが決まったそうだ。今後リリースされるUbuntu 23.04 (Lunar Lobster)から正式にUbuntuの公式フレーバーとなる(9to5Linux)。

Ubuntu Cinnamon Remixは、Linux Mintチームによって開発されたUbuntu派生版。Cinnamon Remixは、デスクトップ環境に軽量な「Cinnamon」を採用している。Ubuntu Cinnamon Remixのメンテナーは、過去に何度かUbuntuの公式フレーバーのステータスを申請していたが、Canonicalは技術委員会での投票の結果、2023年4月20日にリリース予定のUbuntu 23.04(Lunar Lobster)からUbuntuフレーバーのファミリーに迎えることを決定したとしている。
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Ubuntu

Ubuntu Proが利用可能に 11

ストーリー by nagazou
一般提供 部門より
Canonicalは26日、昨年の10月からベータ版として提供してきたUbuntu Pro」の一般提供を開始した。Ubuntu Proは、個人および小規模な商用利用を対象とした無償サブスクリプションで、最大5台のマシンでの利用が可能。Ubuntu 16.04以降のUbuntu LTS(長期サポート)版で利用できる。最大10年間のセキュリティアップデートと、専用ツールへのアクセスが可能となる(Canonicalリリース9to5Linux)。
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Linux

少し紛らわしい名前の Linux Lite 6.2 リリース 22

ストーリー by headless
混乱 部門より
Linux Lite は 10 月 31 日、最新版となる Linux Lite 6.2 Final をリリースした (アナウンスThe Register の記事BetaNews の記事)。

メインラインのLinux カーネルはバージョン 6.1-rc3 が最新版なので紛らわしいが、Linux Lite 6.2 は Ubuntu 22.04.1 ベースであり、Linux カーネルはバージョン 5.15.0-52 となっている。また、Lite の名に反して軽量ディストロではなく、Windows ライクなデスクトップで初めて使う Linux をうたいながら UI に混乱を招くような部分があることを The Register は指摘している。

一方、Firefox を Google Chrome が置き換えている点はより一般向けであり、プリインストールソフトウェアやカスタマイズしやすさなど好ましい点も多いという。そのため、冒頭に挙げたわかりやすさを除けば、初めての Linux として妥当な仕上がりになっているとのことだ。
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Ubuntu

Ubuntu に表示される Ubuntu Pro の宣伝、Canonical はニュース要素だと主張 78

ストーリー by headless
主張 部門より
Ubuntu で「sudo apt upgrade」を実行すると Ubuntu Pro の宣伝が表示されるとして、ユーザーから不満の声が出ている (The Register の記事Reddit 投稿Mastodon 投稿Ask Ubuntu 投稿)。

Canonical が先日発表した Ubuntu Pro は 10 年間のサービスが提供され、個人では最大 5 台まで無料で利用できる。sudo apt upgrade で表示される宣伝は「最大 5 台の個人向け無料サブスクリプションで Ubuntu Pro ベータ版を試してみよう。 / 詳しくは https://ubuntu.com/pro で」といった趣旨のものだ。

投稿者はこのような宣伝が表示されることが許せないようだが、Canonical ではニュース要素だと The Register に説明したという。スラドの皆さんのご意見はいかがだろう。
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Ubuntu

Ubuntuが10年間のメンテナンスを約束する「Ubuntu Pro」を発表 28

ストーリー by nagazou
個人は5台まで無料 部門より
ITmediaの記事によると、Canonicalは、新サービス「Ubuntu Pro」を発表した。現在はベータ版として提供されている。このUbuntu Proは、Ubuntuと主要なアプリケーションに対して、10年間のセキュリティパッチなどによるメンテナンスを提供を約束するというもの(ITmedia)。

サーバ向けとデスクトップ向けを含むすべてのUbuntuのディストリビューションに対応、「Apache Tomcat」「Apache Zookeeper」「Docker」「Drupal」「Nagios」「Node.js」「phpMyAdmin」「Puppet」「WordPress」などの主要なLinuxアプリケーションもメンテナンスの対象になる。また個人に対しては最大で5台のマシンまでUbuntu Proが無料で提供されるとのこと。
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ソフトウェア

OnlyOfficeのバージョン7.2がリリースされる 13

ストーリー by nagazou
リリース 部門より
Microsoft Office互換スイートであるOnlyofficeの最新版「Onlyoffice 7.2」の提供がWindows、macOS、Linux向けに開始された(Onlyoffice 7.2The RegisterOMG! Ubuntu!)。

ドキュメントに二つ以上の文字を結合して作成できる合字をサポート、目次に現在の見出しを簡単に挿入できるようになったほか、pdf、.djvu、.xps文書の.docxへの変換も改善された。プレゼンテーションツールではカスタムパスアニメーションをサポート、VLCのインストール無しでオーディオとビデオを再生することができるようになったとしている。その他、ほとんどすべてのアプリケーションに変更点があるとしている。
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人生unstable -- あるハッカー

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