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1084 story

ジャンプしてちょっとだけ地震が発生 18

ストーリー by Oliver
いけいけごーごージャーンプ 部門より

Jadawin 曰く,"先月の ジャンプして地震を起こそう!?の件ですが、結果が出ているようです。BBCによると、Richter Scale(っていわゆるマグニチュードなんでしょうか?)で3を越すことはなかったようです。マグニチュード3程度の地震は毎日発生しているので、マスクされた模様。 このせいでイギリスの小学生達が、科学を嫌いにならなけりゃよいけど。"

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  • by Anonymous Coward on 2001年09月11日 17時44分 (#21594)
    楽しみにしてた地震を起こせなくて科学を嫌いになった。先生なんて嘘つきだ! みたいなことにならないか心配している人がいるとは。ぼくは、そんなことはない、むしろ逆だと思う。

    科学の勉強って、「みんなでピョンピョン跳ねたら地震が起こりましたね、面白いですね」と先生が生徒に告げて終わり、みたいな予定調和的なものじゃないはず。どうしてこういう結果になったのかを、ほかの知識を総動員して考えてみたり、じゃあどうすればいいんだろう? とか考えて、調べたりたずねてみたりすることが科学じゃないかなあ。

    たとえばこんなことを考えてみる――どうして体感するほど地面はゆれなかったんだろう。ふつうの地震はどのように起こって、どんなふうに足元の地面を揺らしているのかなあ。そもそもイギリス中の人全員の力を合わせたなら地面は揺れるもの? 十分に揺らせそうだったら、どういうふうに跳ねればいいんだろう。今回はどれくらい「いい線」いってたのかな。

    もう一回実験するのは難しいけど、その一度きりの実験、小学生はずいぶん楽しんだに違いない。みんなでピョンピョン跳ねるっていうのがまたいいんだよな。地震の知識を増やせば学校で友達に自慢できるしさ。

  • 科学するココロ (スコア:3, すばらしい洞察)

    by soramine (1131) on 2001年09月11日 17時48分 (#21595) 日記
     期待していた地震は起こらなかったみたいですけれど、さて、それならば何故、期待した通りの地震が発生しなかったのか? という考察の段階に入るわけで、それもまた科学するココロではないかと思うです。実験に失敗はつきものであって、しかし、そこから新たな何かを発見するかもしれないですの。

     実際に実験をやったということがまず第一段階であって、ここから深く考える子が増えると、もしかしたら何かひらめきが産まれるかも?

    --
    -------- SORAMINE Yukino
  • やはりジャンプでは「地震」という程のエネルギーを発散するのは無理なのか。
    全中国人が一斉に椅子から飛び降りたら強烈な地震兵器になるっていう話が昔からあったけど、これでその脅威からは逃れられるって事かな。
  • by taanii (2285) on 2001年09月11日 17時15分 (#21581) ホームページ
    このニュース、TVでも流れてましたが、見たところ、子供らはバラバラにジャンプしていて、ちっとも位相があっていませんでしたな。あれではエネルギーが集中するわけがない、と思いました。
    いや、位相が揃っていたからといって大地震にはならなかったでしょうが。
  • 喜びあればこそ (スコア:2, 参考になる)

    by dama4slash (785) on 2001年09月11日 18時20分 (#21616)
    >もう一回実験するのは難しいけど、その一度きりの実験、小学生はずいぶん楽しんだに違いない。みんなでピョンピョン跳ねるっていうのがまたいいんだよな。地震の知識を増やせば学校で友達に自慢できるしさ。

    TVで飛んでいる映像を見ましたが、みんな楽しそうでした。
    警備に来ていた?婦警さんらしき人も楽しそうに一緒に跳ねてました。

    理科は、喜びや驚きが大事だと思うんですが、
    今の多くの(学校)教育はどうなんでしょうね。
    NHK教育の番組ではよさげな授業も見受けますが。

    学校に縛る時点で知的好奇心を奪っている気がします。
    フィールドワークは大切にしないと。

    『授業』という単語がみんなを思考停止させているのかもしれない。
  • (offtopic)
    実家のすぐ傍に,某地方気象台があります.
    昔,少年時代の叔父と伯父が,その気象台の前庭で相撲を取っていたら,
    地震計に不審な波形が現れ,大騒ぎになったことがあったそうです.実話です.
    (/offtopic)
  • #悪ノリで便乗:-)
    <offtopic>
     とある天文台で、毎日夕方決まった時間に
    「自然のものとは思えない」
    電波が観測されるという現象が続いていました。
    「これはもしや異星人からのメッセージか?」色めき立つ研究者達。

     そしてとうとう、衝撃の事実が明らかに。
     なんと、その怪電波の正体は、晩御飯を調理するのに使われていた階下の電子レンジでした…

     そうして、彼等の期待は脆くもうち砕かれたのでありました。
    </offtopic>
    #ガンバレ天文学、携帯の普及に負けるな
  • by AoVA (2920) on 2001年09月11日 17時17分 (#21582)
    共振するようにうまくタイミングを合わせてジャンプ、とかじゃなくて何も考えずにじたばたするだけ、という作戦だったのですからそりゃ失敗するでせう。

    地震兵器にするなら震源地である自分が最大のダメージをうけてしまう、のを避ける工夫も必要ですな。複数の震源を用意して、うまく目標のところで干渉するようにするとか。
  • by nekopon (1483) on 2001年09月11日 17時18分 (#21583) 日記
    Richter Scaleは日本語で言うマグニチュードであって震度ではないようですね。
  • by Oyajikusai (1187) on 2001年09月11日 20時11分 (#21656)
    実は、中国で人民ジャンププロジェクトが計画されていたことを示す資料が手元にあります。ただし、それは地震を起こそうというものではなく、地球を太陽の公転軌道から外すことが目的だったようです。

    資料によると、中国問題に詳しいヘンク・デブリース氏が1991年6月に「News」紙上で、この計画についてスッパ抜いたとされています。

    それを知ったニュージャージー州在住のバーテンダー、オークリン・マナー氏が、地球を救うべく賛同者を募り、同年9月27日の中国人民ジャンプの時刻と時を同じくして賛同者が一斉にジャンプをしたそうです。このときの衝撃により中国のジャンプエネルギーは減衰させられて地球は救われたとのことです。

    なお、ジャンプの際に、ヴァン・ヘイレンのヒット曲「ジャンプ」にあわせて飛んだそうで、これが中国の計画を未遂に終わらせた要因の一つではないかと(個人的には)思っています。

    以上、1991年11月26日に発表された、ウィークリーワールドニュ・・・・

    読んでて気づいたでしょうが、WWNのネタです。

  • どこかで重力加速度を計測する実験をしていたら,ある日以来その値が少しずつ減少
    していった。原因は近くで建設中のビルだった…という話もどこかで聞きましたが,
    これはホントでしょうか。
  • by WindKnight (1253) on 2001年09月12日 12時04分 (#22033) 日記
    確かにあれでは、自動車の走行とさして変わらん。

    せめて、同期を取る努力くらいはしてほしかったなぁ。
  • by teltel (1423) on 2001年09月12日 15時58分 (#22093) 日記
    一人当り体重50kgで10億人だと重さは5*10^10kg。
    つまり5000万t。で、あまり重くないですねえ。
    でも日本で一年に廃棄されるごみが約5000万tだそうなので結構あるのか?
    一斉にジャンプしたりできれば軽い地震くらいにはなりそうではあります。

    他の人が書いているけれど結局地震を起こしても
    自分に跳ね返るだけなので意味がないなあ。

    地球の質量は6*10^24 kg 位なので地球全体が動いても誤差のうちでしょう(何の?)。
  •  噴射ガス回収再利用型のロケットが作れますね。おおっ、すごいぞ中国、さすが先行者の国・・・・
  • by Anonymous Coward on 2001年09月11日 18時04分 (#21605)
    乗れるほど椅子の数がないという噂を聞いたことがあります。
    真偽のほどは不明。
  • by Anonymous Coward on 2001年09月11日 20時37分 (#21665)

    1. 中国人民の目的は地球を公転軌道から外すことである
        中国人民は、すぐ地球に落ちてきてはいけない。もし落ちてくれば、せっかくジャンプして押し出した地球を、元の公転軌道に戻してしまう。

    2. 反対グループは中国人民と同時刻に一斉ジャンプした
        オークリン・マナー氏らが中国人民の陰謀を阻止するには、中国人民と同じだけの運動エネルギーを反対向きに与えなければならない。つまり(人数×体重が同じだと仮定して)同じ高さのジャンプをする必要がある。

    3. 地球は救われた
        中国人民とオークリン・マナー氏らは、それぞれ地球の引力圏を脱して、互いに反対方向へ飛び去っていった・・・。

  • by Anonymous Coward on 2001年09月11日 20時55分 (#21670)
    そうそう。実感をもてるのがいいんですよね。

    よーし、地面を揺らしてやるぞ! と、自分は精一杯ジャンプジャンプ。周りの人も同じように跳ねてたし、BBCを見ればイギリス中の小学生がジャンプしているらしい。でも地面はちっとも揺れなかった。

    あー、地球はほんとに大きいんだなあ、とんでもなく。っていうように。家の2階で飛び跳ねれば床が揺れるくらい常識として知ってるから、地球の「すごさ」を実感することになる。

    「家の2階→地面」という自然で安直な発想を実践するのがすばらしい。最終的に小学生が、特に実験を考察してみなくても、「科学的な感覚」(うまい言葉が見つからないけど、科学的な何か)の糧になるんじゃないかな。

  • by Anonymous Coward on 2001年09月12日 15時54分 (#22091)
    > 中国人民は、すぐ地球に落ちてきてはいけない。もし落ちてくれば、
    >せっかくジャンプして押し出した地球を、元の公転軌道に戻してしまう。

    そんなことはありません。
    (1)まず飛び上がる時に地球を下向きに(つまり南米方向に)押す
    (2)着地時に再び地球を押す
    と2回、地球の公転軌道に影響を与えるような力を加えることになります。
    しかし、間隔があまり開いてしまうとその間に地球は自転、公転するので、ベクトルの向きが変わってしまいます。
    なるべく時間間隔を開けない方がベクトルで向きは近くなるので効果的です。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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