毛根を増やすタンパク質を発見 3
ストーリー by yoosee
新たなる希望 部門より
新たなる希望 部門より
sillywalk 曰く、 "ライオンの12月6日付プレスリリースによれば、同社生物科学センターは徳島大学医学部皮膚科学教室(荒瀬誠治教授)と共同で、蛋白質「エフリン」がマウスを使った実験により“毛根の数を増やす”という事実を世界で始めて発見したそうです。生まれつき数が決まっており、加齢とともに減少するとされるヒトの毛根も増やせる可能性があり、今後新たな育毛剤開発に繋がることが期待されます。なお本研究については12月8日開催の日本分子生物学会でも報告予定です。
ヒトの体内に存在する2種の蛋白質「エフリン」「BMP」は神経・血管形成、骨形成にそれぞれ関与していることが従来から知られていましたが、ライオンは2003年にヒト男性の脱毛部位において前述した2種の蛋白質の遺伝子発現が著しく低いことを発見。これらの研究をさらに進めて「エフリン」が毛根の数を増やし、BMPが毛を形成するケラチン蛋白質の生合成を促進することを確認しました。
今回の実験では、マウスを3匹ずつのグループに分けて、一方のグループには出生直後からエフリンを皮下注射して投与しなかったグループと比較。その結果、非投与のマウスに比べて毛根の数が生後6日目で平均1.4倍、毛根の形成が終わる同12日目で平均1.3倍と多く、またエフリンを投与されたマウスの毛根は、より深い部位に出来ており且つ大きかったとのことです。
抜け毛のみならず毛深くなる理由もこれで解明できるかも知れませんね。"
補足情報 (スコア:2, 参考になる)
この論文は去年発表された,細胞レベルでの遺伝子の発現量の差についての報告です.
「毛深い」方に関しては,毛の薄い場所でephrin A3 [hprd.org](リンク先は類似体のephrin A1)とBMP2 [hprd.org]が少なかった一方NT-4(本文は読んでいませんが多分Neurotrophin 4 [hprd.org])が多かったそうです.
こちらも動物実験しているのかもしれませんが,ライオンは日本と韓国で育毛剤を販売しているものの,脱毛剤は販売していないし市場も小さいのでライオンが行う利益はあまりなさそうです.
この発表に期待する方もいらっしゃると思いますが,ephrinのシグナル伝達系は,過剰発現によって腫瘍形成に関与する [nih.gov]ということが知られており,実用化においては安全性の評価が欠かせません.
kaho
カプサイシンとイソフラボン (スコア:0)
http://kumanichi.com/news/local/main/200412/20041204000023.htm
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「すごい大豆」と「とうがらし うめ茶」を愛飲中なのでAC
ふさふさマウスたん (スコア:1)
wild wild computing