3個の太陽を持つ惑星発見 9
ストーリー by yosuke
Tatooine-like-Planet 部門より
Tatooine-like-Planet 部門より
naocha曰く、"NASAの発表によれば、カリフォルニア工科大学の研究者が
3個の“太陽”を持つ珍しい惑星を発見した(読売新聞の記事)。
同大の研究員であるMaciej Konackiは、連星系の詳細なモデルを検討することにより、非常に近い連星から、恒星単独の観測を行う方法を確立した。この方法で観測を行ったところ、地球から149光年離れたHD 188753と呼ばれる3個の“太陽”がある連星系に、周囲を3.35日周期で公転している惑星があることがわかった。惑星がある場所は高温で、これまでの理論では、星は生まれないという。
この発見は13日のNatureに発表されている(3個の太陽が地平線に沈む惑星HD188753の想像図)。"
いわゆるHot Jupiterの成因については、主星から離れた水が凍る領域で形成された惑星が円盤ガスとの相互作用で主星近傍に落ちてくるという"惑星落下モデル"、複数の惑星間の重力相互作用で主星近傍に飛ばされるという"スリングショットモデル"、主星近傍に落ちてきた微惑星がそこで木星級の惑星を形成するという"その場形成"モデルがある。これまでの惑星形成論では前の2説が主流であったが、土星程度の距離に他の恒星がある今回の連星系では、主星から離れた領域での惑星形成は起こりそうもない。今回の発見は、これまでの惑星系形成論を覆す可能性がある
公転軌道 (スコア:1)
やっぱこれでも楕円軌道を描いたりするのでしょうか。
1を聞いて0を知れ!
Re:公転軌道 (スコア:1)
放物線軌道とか螺旋軌道とか。
Re:公転軌道 (スコア:3, 興味深い)
「3個の太陽」の質量と配置が分からないと何とも。 その「惑星」の質量が「3個の太陽」の質量に対して比較的大きい場合は、その「惑星」の質量も効いて来るはずですし。
とか思って NASA [nasa.gov] を見に行ったら QuickTime movie [nasa.gov] が置いてありました。 なるほど、重い恒星の周りを惑星が公転していて、更にその周りに二連星の恒星が回っている、という感じですね。
Re:公転軌道 (スコア:0)
これってもともと別な恒星系だったんじゃないの?
主星の引力にうまい具合に二連星がつかまって、周回軌道に入った感じがするけど?
Re:公転軌道 (スコア:1)
私も天文屋さんではないので素人考えになってしまうのですが、あり得ない話ではないだろうとは思います。
ただ、恒星の密度が高い銀河系の中心近くと違って、この辺り (太陽系も含む) は田舎ですから、そう高い頻度では起きないのではないでしょうか。 ご近所の恒星地図とかあると想像を刺激して面白そうですね。
Re:公転軌道 (スコア:1)
当然と言えば当然な気も…。 (スコア:2, 参考になる)
この方法を用いて、HD 188753 を調べたらさらに複雑だった、ということでしょう。HD 188753 は、明るい星がK0 星で太陽よりちょっと軽い恒星です。残りの2 つは、NASA の絵を見ると赤く描かれているので、さらに軽い星だと思われます。もしかしたら矮星かも…。
この星のように3体以上で安定になるには、重いK0 星のすごい近くに残り2 星による外乱で飛ばされないくらい束縛されていないといけないので、惑星がある場所としては妥当です。むしろ外側の連星系がどうやって出来たのかを知りたいところです。Nature が読めないので、離心率やらスペクトル型やらが判らない…。
Re:当然と言えば当然な気も…。 (スコア:1)
この記事によると、主星は1.06太陽質量、温度5750K、外側の連星系の質量が0.96+0.67太陽質量、温度5500K、離心率0.50、主星からの平均距離12.3天文単位、とのことです。今回見つかった惑星と主星の距離は0.0446天文単位だそうです。
お供の連星が結構重いですね。どうやってできたんだかますます不思議。
----
Save our starry skies; Jump into the Universe.
三重連太陽系? (スコア:0)