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15208 story

中銀カプセルタワービルの取り壊し決定 66

ストーリー by mhatta
なかなかのハックだ 部門より

ボックスラーメン 曰く、

日経BPの記事によると、銀座にある中銀カプセルタワービルの取り壊しと建て替えが決まったという。このところ中銀カプセルタワービルの取り壊しや保存に関する話題がちらほらと新聞やテレビで取り上げられていたが、4月15日までに権利者の80%以上が建て替えに賛成した。

中銀カプセルタワービルは1972年に竣工された集合住宅で、最近では東京都知事選への出馬でも話題となった黒川紀章氏の設計。地上11階~13階、地下1階の、箱をいくつもはめ込んだようなビルで、1つ1つの箱が6畳ほどのワンルーム宅となっている。ワンルームにはテレビやオーディオ、キッチン、ベッドなどが備え付けられており、キッチンがなければまるでカプセルホテルのようにも見える。黒川氏が提唱した「メタボリズム」の理念から、この1つ1つの箱は取り替え可能な作りになっているという。

日本の建築史上重要な建物とされているが、竣工30年経った頃から老朽化が問題になってきた。黒川氏は箱を取り替えることによって利用し続けることを求めていたという。しかし、耐震性の問題もあり、アスベスト問題などもあることから保存は難しかったようだ。

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  • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 13時10分 (#1145033)
    設計者が引取るのは無しなんだろうなぁ
  • こんな出来の悪いものより、普通にスケルトンインフィルにすればよいだけのこと。メタボリズムなんて、いまや肥満を連想させるので流行らないだろうなぁ。
    • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 13時30分 (#1145052)
      「継承の乱用」「インターフェースの乱用」「DIコンテナ」
      のせいで、かえって保守性が悪くなってグダグダになったシステムのようだ。
      • 全くだ。

        建築のパターンランゲージからプログラミングのデザインパターンが生まれ、いまやこの手の手法に関しては建築の方が全く遅れている状況。というか、この建物はただ単に過去の手法の遺物なだけか。
        • そのパターンランゲージがアレグザンダーのパタンランゲージを指すとすればそれは誤読。というか性質的には反対に近い。
          パタンランゲージのパタンは設計指針や目標のパターンであって、デザインパターンのような「設計図に張り付ける部品」ではないよ。
          • そもそも建築とプログラミングという別のものなので、私はその技術自体を比較はしていません。プログラミング側が建築からアイデアを借りただけのようです。アレグザンダーのは、もともと建築単体から都市全体までに共通しうるパターンというものなのに対し、デザインパターンは基本的にそこまでのスケーラビリティはない、など多くの違いがあります。ただ、アレグザンダーの方の「パタンランゲージのパタンは設計指針や目標のパターン」だけかというと、もうちょっと具体的なので、それもちとちがいます。

            • >もうちょっと具体的なので、それもちとちがいます。
              んー、どうかなー。俺には「こういう風にするとこんな効果があるよ」と書いてあるように読めたけど、パタン自体には「こう作れ」とは書いてなかったように思うんだ。それにパタンランゲージはコンポーネントに関しちゃアンチじゃなかったかな?だからパタンランゲージをコンポーネント云々の元というのは(デザインパターンがパタンランゲージ云々って思った人の)誤読だと思うよ。
              • >GoFデザインパターンであれば、適用可能性とか動機、結果といった項目に書かれていますので読んでみてください。

                それはわかってるんだけど、なんつーか...ホントにちゃんと書いたらちょっとした論文くらいにはなる概念のはずなのに単なる例を書くくらいの項目やスペースしかなかったりして、設計部品ではないという主張が説得力を持つにはにはいろいろと不足があるように思うわけです、その上投入される場所が場所なだけに読む方も論文なんか期待してなくて手っ取り早い解が欲しいだけだったり、デザインパターンそれ自体の目的も「今役に立つ」方を向いちゃってて結局は解答集にしかならない運命なんじゃないかと。

                >アレグザンダーのパタンランゲージに反コンポーネント的な傾向はある、ということは同意です。

                まーそのことを言ってるわけだけどね。
              • この手の話を建築、プログラミング双方の観点からできる人間がこんなにいるとは、、スラドは一定期間すぎると書き込めないし、どっか場所移しませんか?
              • んーと、こういうの専用の場所を作ったりして集中的にやると息切れするから、日記でのんびりというかたまに書く程度でいいんじゃないかと思うんだけど、どう?
        • デザインパターンがアレグザンダーに由来するってのはもう忘れていいと思うんだよね。
          ヒントがあってアイデアが閃いた程度の扱いでいいと思う。
          概念的なモデル求めるにしても同じ建築でも意匠じゃなくて構造、工法とか機械工学の方がよっぽど直接的だと思うんだけど。
    • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 19時37分 (#1145266)
      建築史上重要な建物であるかどうかが問題なのであって、 現在の技術や理念と比較して「出来が悪い」とか「流行らない」とか言うのは ナンセンスだと思います。
  • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 13時17分 (#1145038)
    逆効果だわ。アレ見たら取り壊して欲しいと思いたくなるわな。
  • by prankster (12979) on 2007年04月19日 13時39分 (#1145062)
    中銀カプセルタワービルの紹介ページの図と解説を見て思いました。「昔の人が夢見た(近)未来像」。今はもう古びてしまってますね。
  • by home_card (26229) on 2007年04月19日 14時02分 (#1145074)
    しょせん建築って巨大一体型関数にしか成れないのだろうか。
    3、40年前の方がよっぽどオブジェクト指向だったのに。
    (デザインパターンが建築家アレグザンダーによるってのもほとんど誤読みたいなもんで。)
    この時代の実験性が失敗だったか成功だったか安易に結論出したくないんだよね。
    宇宙でこそ展開する方法論かもしれないし。
    • ある意味においてユニットバスのように完全に独立したものも存在しますし
      工数削減の意味でも常に進化を続けていますよ

      プログラムにおいても素晴らしい構想が
      安定して安全に保守できるものであるとは限らないのと同じなだけでしょう

      しかも、宇宙においても同じだと思いますよ
      諸行無常ってことです
      • 決められた期間でのシステム完成が未だ確実でないソフトウェア業界をみると、
        工期内で建物が完成する建築業界には到底追いついてはいないなぁ、とおもうわけで
        • この類の問題はmatzにっき [rubyist.net]の「現代のソフト開発の生産性は1920年代の自動車産業並」にもあったけど、そう簡単に既存産業を参考にしてもいいのか?
        • by firewheel (31280) on 2007年04月20日 1時49分 (#1145437)
          >決められた期間でのシステム完成が未だ確実でないソフトウェア業界をみると、

          「ビルド」は決められた期間内で完了しますよ?
          http://www.biwa.ne.jp/~mmura/SoftwareDevelopment/WhatIsSoftwareDesignJ.html [biwa.ne.jp]

          完了しないのは設計とか顧客の要件定義とかの方

          二階建てのマイホームが完成した後になって
          「やっぱり3階建てにして、地下室も追加してくれ」
          っていわれれば、建設業界だと納期遅れどころじゃないですよね。
          ソフトウエアだとこういうのまで「納期遅れ」に含まれるけど、
          建設だと含まれないというだけの差なのですよ。
    • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 21時15分 (#1145318)
      オブジェクト指向的な建築ってのがよく分かりませんが.
      多くの施主の心理はNot Invented Here症候群のようなもので,「既存の(有用な)設計」よりも
      心情として「貴方/御社だけのための設計」を選択してしまいがちです.
      コンポーネント指向や再利用とは真逆の方向ですね….

      >(デザインパターンが建築家アレグザンダーによるってのもほとんど誤読みたいなもんで。)

      よろしければ誤読でない解説をお願いします.
      • >よろしければ誤読でない解説をお願いします

        要求定義のパターン化。要求は社会文化、環境、クライアント(住人)の希望全部。
        プログラマ(建築家)のデジャブのパターン化ではない。
        パターン・ランゲージという言葉であって依存するコンテキストが重要。
        粒度が建築の集約関係である都市⇦建築⇦部材の3つに明確に分かれる。
        上流である都市のコンテキストからランゲージが決まり部材まで階層構造を成す。
        GoFは再利用だけ注目したが、アレグザンダーのは上位のコンテキスト、同位のコンテキストから独立して存在は出来ない。
        一番近いのはSOAのコンポーネントなのかな(誤読になるだろうけど)。
  • 霞ヶ関ビル (スコア:3, 参考になる)

    by pongchang (31613) on 2007年04月19日 14時16分 (#1145083) ホームページ 日記
    68年に建った霞ヶ関ビルは、02年に改装も終え、尚若々しく有り続ける。
    どっちが健全な建物だか。
    ケンチャコのお母さんに遊説用のヘリコプター。
    意匠の中間搾取で構造がなおざりにされても、突飛なだけで使いにくい。その象徴かも。
    丹下や黒川ばかりもてはやすが、産業の背骨を支えた池田武邦こそ、日本を象徴する建築家であると思う。
    • by Anonymous Coward
      んじゃ、安藤忠雄はどういう評価?
      • 六甲と高瀬川 (スコア:5, 参考になる)

        by pongchang (31613) on 2007年04月19日 15時16分 (#1145125) ホームページ 日記
        意匠は兎も角、町づくりと言う意味で、六甲の集合住宅 [inax.co.jp]が残した傷は深い。斜面をマンションで堅めてしまえば崖崩れは防げると判断するか、それとも本来建物が不向きがゆえに残されていた里山をいとも簡単に、抵抗なくマンションにする先鞭をつけたと思うと、腹立たしい。半地下マンション、地下マンション [jcp.or.jp]に進化しているのも、六甲の前例の名声がもたらしているのではなかろうか?
        恐くて、真似ることがないのは高瀬川 [tok2.com]のTime's I, IIだが、都市の洪水を考えると、作品として例外として考えるだけで、実用品にするのは困る。赤坂や博多のように地下室 [tokyo.jp]で溺れ死ぬ人も多い世の中だから。
      • by Anonymous Coward
        大人にも迷子の気分を味あわせてくれる巨匠。
    • by Anonymous Coward
      中銀カプセルビルは、特殊な構造のために耐震工事が不可能だという話がある。

      改装したり箱を変えることで新しくはなることができても、耐震問題はいまのままではクリアできない。
      • by Anonymous Coward
        当初想定しない要素によっても、なるべく長く存在し続ける設計って必要だな、と思いました。
        建築でも、ソフトウェアでも。
        • by Takahiro_Chou (21972) on 2007年04月19日 21時40分 (#1145333) 日記
          当初想定しない要素によっても、なるべく長く存在し続ける設計って必要だな、と思いました。
          建築でも、ソフトウェアでも。

          そんな設計を確実にやる方法が有れば苦労はしない、と思いました。
          建築でも、ソフトウェアでも。

    • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 15時33分 (#1145131)
      霞が関ビル(霞ヶ関に非ず)は
      現在の技術的・経済的に現実問題として「解体できない」から
      とりあえず改装で凌いだワケですが
      床にOAフロア敷いた分、天井は低くなるやら
      もろもろ我慢しながら使い続けなきゃならないわけで

      解体技術を未来に積み残して建てちゃうのも十分不健全かと

      以降の世界貿易センタービルとか西新宿のビル群とか
      どーするつもりなんだか
  • 逆に考えるんだ (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2007年04月19日 14時50分 (#1145111)
    ドコカに耐震設計の枠だけ作って、中身の住宅を移設するんだ。
    これで新築中古住宅の出来上がりだ。
  • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 18時44分 (#1145238)
     新朝日ビルも再開発のため取り壊しでフェスティバルホールも50年で
    幕をおろしてしまうようですね。
     音の良さで定評のあったホールのようで暴挙と怒り心頭のミュージシャン
    もいるみたいです。

    >かつてここで指揮をしたカラヤンも絶賛した。
    >その音響については、専門家チームをつくって再現に取り組む。

     うまくいくんでしょうか?

    http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007040200971.html [goo.ne.jp]
    • これはカプセルビルとは事情が随分違うような?
      音響はホールの“最重要機能”ですし、カプセルビルのはそこまで重要なポイントじゃないし。
  • by Anonymous Coward on 2007年04月19日 20時24分 (#1145289)
    明治村みたいに貰い受けて展示してみれば。
  • >日本の建築史上重要な建物とされているが、

    だれがそんなこといってるんだよ。
    同じ穴の狢のオナニーだろ。
    くだらん。
    --
    屍体メモ [windy.cx]
  • >黒川氏は箱を取り替えることによって利用し続けることを求めていたという。
    >しかし、耐震性の問題もあり、アスベスト問題などもあることから保存は難しかったようだ。

    まあ、30年も経ったらいろいろ当初想定していなかった変化がありますからねえ。

    「Dosa氏はCPUとHDDを取り替えることによって5年前のPCを利用し続けることを求めていたという。
     しかし、SDRAMの増設が困難という問題、最新OSのドライバが無いという問題もあることから、
     総取っかえを余儀なくされたようだ」 orz
  • by Yohsa (2572) on 2007年04月20日 1時09分 (#1145420)
    エキスポタワーがあっさり解体されたことだし、まあしょうがないやね。┐(´∀`)┌
    それなりに重要っぽくて同じ敷地にあった万博ホールと国立国際美術館も更地にされたし。
typodupeerror

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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