海洋の中深層を通過する炭素を測定 3
ストーリー by yosuke
JAMSTECの研究者も関与 部門より
JAMSTECの研究者も関与 部門より
sushitaro 曰く、
LiveScienceの記事が気になって UC Santa Barbaraのリリースを発見したのですが、 ハワイと日本近海の太平洋の二箇所で、海面と深海の間にあたる中深層を通過する 炭素量を測定したところ、ハワイでは海面から沈降する炭素のうち1000mまで 到達するのはわずか20%で、日本近海では50%が到達したとのことです。 バクテリアが消費してこのようになるとのことですが、この違いの理由はよく 分かっていないとのこと。(4/27付けScience掲載論文)
二酸化炭素を海底に貯留 ということが現実味を帯びてきている昨今ですが、 そもそも海面で二酸化炭素を取り込み、深海に貯蔵するという海洋のプロセスが よく分かっていないとのことで、このあたりの研究が待たれるところです。
閑散としたトピックですね (スコア:1)
素人考えですが、陸の近くでは、河川からの流れ込み量の方が桁違いに多いように思えるのですが。
で、生物による二酸化炭素の分解量は、日照面積比で同程度でしょうから、元々多い方が残量が多くなるのは当然じゃないのですか?
Re:閑散としたトピックですね (スコア:0)
ではなくて、表層で植物性プランクトンなどの生物によって取り込まれた炭素、ということのようです。
少なくとも、海水中の溶存二酸化炭素量を計測している研究ではないようです。
Re:閑散としたトピックですね (スコア:3, 参考になる)
abstractよんだだけなので間違っていたらすみません
</言い訳>
どっからコメントしたものかと悩みますが…
>海面で生成される二酸化炭素というのは、大気から海洋に自然に溶融する
>二酸化炭素という意味なのでしょうか。
「biological pump」とあるのでこれは上のACさんの言うとおり
光合成などで有機物に還元されたもののカスが降下しているもの(Marine Snow)です。
>陸の近くでは、河川からの流れ込み量の方が桁違いに多いように思えるのですが。
この研究はハワイと日本の対比ですが、北太平洋ではCO2分圧の南北分布 [mri-jma.go.jp]は南に行くほど高い ようです。
(リンク先PDF、第3図の(d)が表層海水中のCO2分圧の南北分布の経年変化)
なので、「元々多いのだから残留率も高いのだろう」という推論は成り立ちません。