表面の微細構造で光学レンズの反射防止を実現 50
ストーリー by Acanthopanax
凸凹 部門より
凸凹 部門より
デジカメWatchの記事やTech-On!の記事によれば、新エネルギー・産業技術総合開発機構が、世界ではじめて、表面に周期300nmの微細構造を形成するガラスモールド技術の開発に成功した(参画企業:松下電器、他3社)。表面反射を約1/10に低減でき、従来の反射防止コーティングでは困難であった、広い波長域と入射角度での性能を確保できる(従来は、多層コーティングが必要だった)。またレンズ成型と同時に反射防止構造を形成できるため、大きなコストダウンの可能性があるという(プレスリリース)。ただし、成形時に真空条件が必要な点が製造上の課題。大型化も難しいが、光ヘッドやデジタル・カメラへの適用が想定されている。
やったぁ! (スコア:5, すばらしい洞察)
「めがね(きらりん☆」
がなくなる!
からかわれなくなる!
...なんですって!?『写真写りが悪いのは変わりません」って?
いうなあぁぁ!(号泣
Re:同じキラリンならば (スコア:0)
Re:同じキラリンならば (スコア:0)
Re:同じキラリンならば (スコア:2, すばらしい洞察)
敵がまずそれを使って、ゴルゴは昔ながらの職人技で互角に戦うというパターンになるのではないかと。
Re:同じキラリンならば (スコア:3, 参考になる)
ハチの巣状の筒を付けることによって
反射で適に気づかれないようにするものが
使われていますよ
Re:同じキラリンならば (スコア:1)
対戦車ヘリコプターのキャノピーなんか、古いコブラでは、曲面ガラスで作られていて、
自慢げに、これだとパイロットが見やすいんだ、と言ってたのが、曲面ガラスでは
どこからの角度でも反射するので、反射で居場所がバレやすいことが判明し、
後に作られたアパッチでは逆に平面ガラスに変更されてたり(F117のステルス形状と同じですね。)
するという、涙ぐましい努力も行われていますし。
Re:同じキラリンならば (スコア:4, 参考になる)
F-117の場合は単純にポリゴン分割数が少ない方が計算が楽だというだけ。
それ以降のステルス機が曲面構成になりながらもRCSが小さいことを見ればわかるとおり、
別に平面で作る必要はない。
Re:同じキラリンならば (スコア:0)
この技術でF値の良くなったレンズと、反射しない明るいスコープ。
#M42とM40使いなのでAC。
Re:同じキラリンならば (スコア:1, 参考になる)
なぜならF値は有効口径と焦点距離だけで決まる値だから。
レンズの反射率が変わることで変化するとしたら、それはT値。
Re:やったぁ! (スコア:0)
いやいや、コーティングではなく型で反射防止ができるということは全面でなく部分的に 処理を施すことも可能なんではなかろうか? という考えて…
痛眼鏡これでしょう。本人には見えなくても特定の角度から見たときに魔鏡のように浮かび上がるキャラクター。はやること間違いなし。
産業技術総合開発機構じゃなくて、産業技術総合研究所 (スコア:0)
Re:産業技術総合開発機構じゃなくて、産業技術総合研究所 (スコア:1)
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプロジェクトで開発したんだから,NEDOを
主体においてもいいんでは?
Re:産業技術総合開発機構じゃなくて、産業技術総合研究所 (スコア:1)
今年3月の議論 [slashdot.jp]
まぁ、いくつかの見方があるということで。
Re:産業技術総合開発機構じゃなくて、産業技術総合研究所 (スコア:1)
ですね
[注意]コメント主は大変叩かれ弱い性質です。優しく接してあげて下さい
~おもしろおかしい以外に興味はありません~
カメラのレンズ (スコア:2, 興味深い)
しかし真空での製造となると、もの凄く高価になって自分のような庶民には買えないだろうなあ・・・。
今の技術でも、それなりに高価なレンズでは多層コーティングで極限まで反射を押さえているけれど、
10枚以上のレンズを組み合わせているズームレンズなどでは逆光で撮影する時は気をつけないと
フレアやゴーストが出てしまいます。
Re:カメラのレンズ (スコア:2, 参考になる)
レンズ自体はパコパコと作れるのではないかと.
少し違う技術のようでもありますが,こんなのも [aist.go.jp].
意外と安価に製作できるのではないでしょうか.
Re:カメラのレンズ (スコア:2, 参考になる)
まあ今のレンズも反射防止膜は真空蒸着で作ってるんで,真空というだけで高コストと決まるわけではありませんが.
Re:カメラのレンズ (スコア:2, 興味深い)
Re:カメラのレンズ (スコア:0)
Re:カメラのレンズ (スコア:0)
どうしても、ってなら自分でやる方法は幾らでも。
#デジイチに蛇腹&レンズボード付けて一世紀前のレンズで「普通に撮れているじゃないか」とかやっているんで。
鏡よ鏡 (スコア:1)
あなたじゃありません。全ての毛穴が見えてしまうんですもの。
ガシャーン
かくして、一家に一枚鏡プロジェクトは失敗に終わりました。
次は、一人に一枚コンパクトぷろじぇくとです。
その次は、角々に一枚カーブミラーぷろじぇくとです。
うーん、全て失敗しそう。
そうだ、一人に二枚コンタクトレンズ、コレダぁ。
濡れた瞳よりも、輝く虹彩、これでいこう!
反射を押さえるのか (スコア:2, 興味深い)
Re:反射を押さえるのか (スコア:1, 興味深い)
汚れれば確実に透過率が低下し、簡単には除去できなくなるかもしれませんが。
また汚れ防止コートの類との相性も気になるところではあります。
微細構造による撥水技術 [slashdot.jp]と組み合わせることができればあるいは・・・
Re:反射を押さえるのか (スコア:2, すばらしい洞察)
一番外側を従来の多層コーティングにして、内部のズーム用レンズをコイツにする形になるような。
産総研、過去のプレスリリース (スコア:2, 興味深い)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2007/pr20070423/pr20070423.html
Re:産総研、過去のプレスリリース (スコア:3, 参考になる)
> 今後の予定
>
> 今回開発した金型を用いたプラスチック成型品は、
> 2007年夏頃からサンプル出荷を行う予定である。
> また、ガラス用モールドプレス金型については、
> 現在開発中である。
というわけで、今回晴れてガラス用の金型の完成と相成ったのです。
プラスチックの方は、上手く行けば今年中にも製品が拝めそうですね。(ほとんど反射しない「モニタ用フィルタ」とか)
これはすごい (スコア:5, 参考になる)
普通のレンズ:約4%
(ソース:http://ammo.jp/monthly/0302/06.html [ammo.jp])
ツァイスのT*コーティングレンズ:約2%
(ソース:http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/tech/quality_lens.html [www.sony.jp])
今回の手法のレンズ:約0.4%
こりゃすごい。
大型化に成功すれば、あのT*よりももっと透明なレンズが作れるってことですね。
Re:これはすごい (スコア:1, 興味深い)
大型化が難しいとなれば代替とはならないんじゃないかな。
むしろプリズムとか構成部品の多い小型光学機器だと乗算で効いてくるので、有効かと思われる。
Re:これはすごい (スコア:1)
従来が反射率1%でT*(ティースター)コーティングが0.5%とか。
そうなると0.4%の反射率では優位性は無さそうですけどねえ。
Re:これはすごい (スコア:0)
T*のリンク先には具体的な数字が無いような気がする(私が見つけられないだけ?).
Re:これはすごい (スコア:1, 参考になる)
Re:これはすごい (スコア:0)
その結果、それぞれの会社に工学的な補完ができたんでしょうね。
(旭のSuper-Multit-Coatedは、、71年ごろか?)
Re:これはすごい (スコア:1)
Re:これはすごい (スコア:1)
> T*
最初にT-800 [dion.ne.jp]が頭に浮かんだ俺
Re:これはすごい (スコア:1, 参考になる)
全体的に誤解していらっしゃるので、説明が難しいですが、とりあえずこの4%はコート無しの
ガラス一面の反射率ですので、概算は間違っています。(ほとんどのレンズはコーティング
されていて、複数枚使われているので)
Re:これはすごい (スコア:0)
0.2%ならまだしも。
デメリット (スコア:4, 参考になる)
そのときに聞いた話でデメリットがあるとすると
1)高価
2)汚れても拭き上げが難しい
3)ヤケ(ガラス表面の劣化)を落とすのが困難
だったと思います。
ただ、メリットの広帯域AR効果が必須な場合は選択肢にはいるでしょう
研磨なし? (スコア:0)
今のレンズの全てが型押しとも思えないんだが?
Re:研磨なし? (スコア:1)
別に作ってレンズに貼り付ければ問題ないと思うが。(それじゃコーティングと同じだ)
Re:研磨なし? (スコア:2, 興味深い)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2006/pr20060306/pr20060306.html [aist.go.jp]
ガラスに適用できるかどうかは分からんけど。
マルチコートは伊達じゃない! (スコア:1)
施されていますね。
この技術自体はすばらしいと思いますが、レンズの実用性は
光学的な視点のみでは図れないかもしれません。
Re:マルチコートは伊達じゃない! (スコア:1, すばらしい洞察)
って事で、この技術が即ちコーティング技術と背反する物でない事位、マルチコートを発明したPentaxなら理解していると思いますよ。
この技術を即カメラ用に使うとして、レンズエレメント間の空隙にでも使えば現状でも問題は少ないでしょう。
まあ、安定して安価に生産できるかどうかは又別の問題なんでしょうけど。
Re:マルチコートは伊達じゃない! (スコア:0)
レンズにではなく (スコア:0)
よく使われる植毛紙でも反射率は0.7%ほどある。
Re:レンズにではなく (スコア:0)
Re:レンズにではなく (スコア:1)
http://keytech.ntt-at.co.jp/nano/prd_0016.html [ntt-at.co.jp]
太陽電池の表面加工に適用して効率を上げるとかもできそうだな。
Re:レンズにではなく (スコア:0)
内部遮光対策にはならないかなと思います
Re:レンズにではなく (スコア:1)
#逆方向という意味を一度進入した光が出て行くときに取りましたが
プレス加工のレンズに適用したところが新しい (スコア:2, 参考になる)
今回のは、プレスにより製造するレンズへの適用で(大きなものは困難であるとおもいます。)この微細な構造をうまくプレスにて作れるようにしたことが新規です。
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さすらいの薄膜屋
反射の色 (スコア:1)
カメラレンズや眼鏡を見てもらうとわかりますが、だいたい緑か薄紫になります。
でも、この表面微細構造体でのARなら色は付かないでしょう。
カラーバランスをシビアに追いかけるにはいいかもしれません。