masakun 曰く、

北朝鮮が4月に人工衛星「光明星３号」を打ち上げると発表した（朝鮮中央通信、Dairy NK、WSJ日本版）。

朝鮮中央通信は次のように発表している。

4月12〜16日の間に極軌道衛星「光明星3号」を運搬ロケット「銀河3号」によって、平安北道鉄山郡西海衛星発射場から南の方向に発射する。衛星打ち上げによって発生する運搬ロケットの残骸物が周辺諸国に影響を与えないように、飛行軌道を安全に設定した。私たちは、平和的な科学技術衛星発射と関連して、該当する国際的な規制や慣行を円満に保障する。それは透明性を最大に確保して、宇宙科学研究と衛星打ち上げ分野で国際的信頼を増進させ協力を強化する貢献である。

故金日成生誕100周年を祝い、目標の強盛大国であることを国内にアピールするのが目的とみられているが、宇宙空間に達するまでのプロセスは人工衛星発射と弾道ミサイル実験に違いがない。そのため日本政府はミサイル防衛（ＭＤ）システムで迎撃する検討に入った（読売新聞）。

しかし、アナウンスどおり北朝鮮北西部「西海衛星発射場」から発射された場合、ロケットは中国と朝鮮半島の間の黄海と東シナ海の海域上を通るため、日本や米国のイージス艦による迎撃は難しいとされる（東亜日報）。