masakun 曰く、

厚生労働省は「無承認無許可医薬品等買上調査」の結果を発表し、実際に購入された 353 製品中 64 製品から医薬品成分や指定薬物を検出したという (報道発表資料) 。

まずいわゆる健康食品の類いについては、277 製品中強壮効果を謳う 2 製品「SPIDER SEX」「刀覇」から 3 種の医薬品成分 (プソイドバルデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィル、アミノタダラフィル) を検出。そして脱法ドラッグの疑いのある 76 製品については、62 製品から 10 種の指定薬物を検出したという。そして写真付きで購入や使用をしないよう呼びかけている。

紹介されている製品名でググってみると、合法ハーブとして紹介されていたものがいくつか見受けられたし、発表でも脱法ドラッグ 59 製品から「平成 24 年 6 月 1 日に指定薬物として指定された成分を 6 種検出」したとある。「弁護士小森榮の薬物問題ノート　脱法ドラッグが指定薬物に指定されるまで」によると、脱法ドラッグとして流通している製品を分析し未規制の成分が検出された場合、審議会やパブリックコメントを経て、規制されるかどうか検討されるそうだ。