カーボンナノチューブトランジスタ1万個を使ったチップ製造に成功 15
ストーリー by reo
ブレない会社だ 部門より
ブレない会社だ 部門より
insiderman 曰く、
IBM がカーボンナノチューブトランジスタ 1 万個を使ったチップ製造に成功したと発表している (PC Watch の記事、IBM のニュースリリースより) 。
カーボンナノチューブはその優れた電気特性から新しい半導体材料として期待されている。IBM はいままでもカーボンナノチューブを用いたチップ製造を研究していたが、今回製造したチップは従来よりも 100 倍以上トランジスタ数が多いとのこと。さらにカーボンナノチューブの配置やウェハ製造には既存技術を用いているため、実用化に向けた大きな一歩となるようだ。
引っ張り強度の優れたチップ (スコア:3)
とも言える。
# どう引っ張るかはよくわからんが
Nantero (スコア:0)
カーボンナノチューブを使った半導体ならNanteroの不揮発性メモリがかなり製品化レベルに近いところに来ていると思うが.........
Re: (スコア:0)
>カーボンナノチューブを使った半導体なら
いや、NRAMのあれは半導体では無いでしょ。
素人より (スコア:0)
これが実用化されるとすごいんでしょうか?
# 量子コンピュータっていつになったらできるの?
Re:素人より (スコア:3, 参考になる)
>量子コンピュータっていつになったらできるの?
実際に大規模なものが作れるのかどうか?を模索してる段階。今のコンピュータで言えば、「真空管とかいくつか組み合わせて回路が出来ました!」みたいな状態とでも言うか。
同じ比喩で続けるなら、「何がトランジスタになれるか?(多数のビットを集積出来る基盤になれるか?)」を求め、いろんな方式が競ってる。これらの方式のどれかが成功して、さらに半導体で言うところのプレーナー特許・キルビー特許のような素子を集積させる手段(量子ビットだと、これもなかなか難しい)が開発されると、ようやく大規模化への道が拓かれることになる(大規模化の成功を約束するものでは無い)。
だからまあ、ある程度以上の規模のものに関しては、本当に出来るのだとしても相当先だと思うよ?
#非常に小規模で良ければ既にある。
Re: (スコア:0)
量子コンピュータはまだなのですか・・・がっかり
10年後くらいには量子コンピュータできるって10年くらい前に聞いたのに出てこないからおかしいなと思っていたんです
Re: (スコア:0)
私が聞いたのは50年後くらいでした
生きているうちに見たいなー
Re:素人より (スコア:1)
現在のと同じ原理の素子がさらに性能向上できると言うこと。
今までと同様な進歩がまだ続く。
それだけ?と思うかも知れんが、実際に進歩が続くと結果はスゴい事になる。
the.ACount
Re: (スコア:0)
Pentiumは進化してPentium 4になりましたし
Re: (スコア:0)
胸熱な進化だったよね
暖房になるくらいにw
# Mは優秀だったけど
性能以外の耐久性について解説希望 (スコア:0)
これを使うと過去のストーリーにあったPCを動作不能にする機能を持つボーイングのCHAMPミサイル [srad.jp]などへの耐久性能があがるとか、
宇宙にもっていっても、放射線などにやられず極めて安定しているとか、
そういう性質はあるものなのでしょうか?
Re:性能以外の耐久性について解説希望 (スコア:4, 参考になる)
トランジスタ数1万個と言うとZ80(8900個)よりちょっと多いくらいなんでまだまだ先の話でしょうけれど。
#でも1万トランジスタならもう一寸頑張ればMSXを1チップで作れるよな…。
Re: (スコア:0)
真空がタダですから真空管がいいのでは
Re:性能以外の耐久性について解説希望 (スコア:1)
>真空がタダですから真空管がいいのでは
文意がなんだかよくわからないけど。
大気中で真空を作ろうとすると設備やエネルギーやらでけっこうお金掛かるよ。
Re: (スコア:0)
超長期にわたる惑星探査の分野では、真空管の復権があったりして。
ぶつけさえしなければ、何千年、何万年でも持ちそう。