ある Anonymous Coward 曰く、

Windows 8 の登場とともにタッチパネルディスプレイを搭載したノート PC やデスクトップ PC が発売されているが、Microsoft は負け戦に挑んでいるのではないかと、/.J でも何度となく見かけた感ある論が Scientific American の記事にて展開されている (本家 /. 記事より) 。

Windows 8 はタッチ操作を売りにしており、タッチパネルが搭載されていれば、スマートフォンやタブレット端末に限らずノート PC なども手で操作することができる。しかしデスクトップやノートPCでタッチ操作が主流になることはないという。

ネックとされるのは通称「ゴリラ腕 (Gorilla arm)」と呼ばれる問題。タブレット端末のように手元ではなく、垂直もしくはそれに近い状態のディスプレイにタッチ操作を行うと疲労から腕が重たく大きくなったように感じ、苦痛を生じる現象だ。この現象自体約 30 年前から言われている問題であるとのこと。タッチ操作はモバイル端末では大成功を収めているが、ノート PC やデスクトップ PC にはそぐわない操作方法であり、Microsoft は大きな賭けに出ていると元記事は指摘する。

ちなみにもう一つ問題があり、それは「指の脂」だそうだ。袖などでさっと拭えるモバイル端末のスクリーンと違い、32 インチモニタを拭くのはもう少し面倒臭さを感じるだろうとのことだ。