訃報: ゲームクリエイターの飯野賢治氏、死去 41
ストーリー by reo
宮路さんといい… 部門より
宮路さんといい… 部門より
ymitsu 曰く、
2 月 20 日、「D の食卓」などの作品で知られるゲームクリエーターの飯野賢治氏が高血圧性心不全のため亡くなった (朝日新聞デジタルの記事、株式会社フロムイエロートゥオレンジの訃報より) 。42 歳。
飯野氏は 1990 年代中頃、当時の次世代ゲーム機の一つとして初代プレイステーションやセガサターンなどとシェアを争ったゲーム機・3DO 用のソフトとして「宇宙生物フロポン君」(1994 年) や「D の食卓」(1995 年) などのゲームを制作。「D の食卓」は 100 万本を売り上げたという。3DO が市場から敗退した後も、当初プレイステーション用ソフトとして開発されていた「エネミー・ゼロ」(1996 年) のセガサターンへのプラットホーム移行をわざわざプレイステーションのイベントで発表するなどの過激な言動で、当時の次世代機戦争を盛り上げた人物であり、ゲーム業界の寵児としてマスコミで扱われた。
2000 年代以降は執筆業や朝日新聞での人生相談などを行ったりして、しばらくゲーム制作の現場からは退いていた時期もあったが、近年ゲーム制作を再開。Wii 用ソフト「きみとぼくと立体。」(2009 年) などでその健在ぶりを示していた、その矢先のことである。次世代プレイステーションの発表で、また次世代機戦争の始まる季節を前に、ゲーム業界の巨星が墜ちた。
あなたは大丈夫ですか? (スコア:4, 参考になる)
「Dの食卓」飯野賢治さんを襲った“高血圧性心不全”の恐怖 http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130222/enn130222... [zakzak.co.jp]
Re:あなたは大丈夫ですか? (スコア:1)
DietでDaedlyな食卓か。
体重落とせば健康ってのも間違いだよね。
低GIとか何かを欠乏させてやせるのはわざと偏食してるだけだから
体重が落ちても健康上は問題あるんじゃないか、とは思う。
死因を見るに、結局血圧落ちてなかったみたいだし。
体重が軽くなれば歩いたりするのも楽になるから、補助的な効果はあるともうけどね。
Re: (スコア:0)
まあ、減量がどのように行われたかにもよるわね。
無理な減量が健康を損なうのは確かだし。
だが、基本的な方針として減量と食習慣の改善は高血圧と心不全の治療としては全く間違ってない。というか必須。
飯野氏は減量しても結果として心不全で亡くなったわけだが、だからといって減量自体が間違いであったとはいえない。
Re: (スコア:0)
減量が健康に悪いなんて言ってないよ。問題にしているのは手法。
体重や体型しか見て無くて栄養バランスや身体への負担が軽視されてないか、
潜在的に解消されなければいけない問題が解消されないのではないかという話。
ダイエットは専門家と相談してやりましょう、みたいな話ですよ。
ダイエットは不健康って言いたいわけじゃない。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
近影のイケメンでは判らなかったが、以前の容姿なら記事を見た覚えが、
健康そうに見えても外見じゃわからないものですね
消えてゆくであろうコンテンツ (スコア:2, 参考になる)
以下の2つは、ウェブ魚拓 [megalodon.jp]をとりました。
飯野賢治 Kenji Eno (kenjieno)さんはTwitterを使っています [twitter.com]
eno blog [neoteny.com]
書籍化された部分もあるようです。
開発にかかわったゲームの公式サイトを個人で維持している例もありそうですが、調べ切れませんでした。
Re:消えてゆくであろうコンテンツ (スコア:3, 興味深い)
こちらで「風のリグレット」の脚本が公開されています。
http://blog.livedoor.jp/skmtyj/ [livedoor.jp]
残念ですな (スコア:1)
クソゲークリエイターかもしれんが、この先も変なものを
生み出す可能性の多い人でしたから。
大勢はいらないが、こういう人が少しはいないと困る。
あの世で、来世で作るゲームの案を練ってください。
Re:残念ですな (スコア:1)
あんまりクソゲー作っていたイメージではないし、そう言われていたイメージでもないんだけどなあ。
生み出された全てのゲームの全ての要素が素晴らしいという気はないけども、
あの極端なゲーム達をクソゲーと断じてしまうのは勿体ない。
> 大勢はいらないが、こういう人が少しはいないと困る。
いや、ゲームクリエイターとして変なものを生み出す人は大勢いて欲しいなあ。
最近は続編やらリメイクやらシステムのパクりや、変じゃないものばっかりでつまらないよ。
Re: (スコア:0)
本人の存在感の方がありすぎるので、実際に作ったゲームをプレイせずに語られる事の方が多いタイプなんじゃないかなぁ。
Re: (スコア:0)
うーん、サターンでプレイした限りでは「エネミー・ゼロ」はニア・クソゲーと言っていい感触でしたけれども。
あくまで個人的な感想ではありますが。
意欲作ではあったし、アイデアは面白かったですけどね。
とはいえ、故人の稀有な才能を疑うわけではありませんが、クソゲー作家と評されてしまうのを完全に否定できる感じでもなし。
Re: (スコア:0)
たぶん同人ゲーム程度の規模なら「天才ゲーム作家」と呼ばれたでしょうね
ソニーとかセガとか大企業相手にマスで商売するタイプじゃなかった
腹芸ができる優秀な番頭さんが横にいれば、また違ったんでしょうが…
Re:残念ですな (スコア:1)
「風のリグレットを実際に発売した」という事実だけで、この人の
生の証が立つレベルだと思います。
あれはちょっと、出来る事じゃないと思う。
Re: (スコア:0)
トガっている「ゲームクリエイター」というイメージそのものって感じの人でしたね。
最近有名なクリエイターはみんないかにもサラリーマンといった風情で物足りないです。
希有な人 (スコア:0)
PS vs サターンの頃のカオスなゲーム業界(褒め言葉)を象徴するような人でした。
https://twitter.com/fumito_ueda/status/304575060109303809 [twitter.com]
そういえば、上田さんはワープの人だったか・・・
Re:希有な人 (スコア:1)
エネミー・ゼロが電撃的にサターンに移籍して、
メガドラの雪辱をサターンが遂に晴らす!と興奮したあの日に帰りたい。
-1: オフトピ(Re:希有な人) (スコア:1)
雪辱は「果たす」もの [srad.jp]だそうですよ。
#オフトピなのでAC
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
不景気になるとリアルな数字が全てになりますからな。
みんな失敗を恐れて保守的になるし、叩かれるような言動もしなくなる。
変なアピールしても金が集まらないし。
Re: (スコア:0)
彼にはゲーム作りの才能はあったと思うがホラ吹きの才能はなかった
Re: (スコア:0)
どっちかというと、口で業界渡ってた印象の方が強いです。
Dの食卓1を一本作っただけでも、ゲーム作りの才能が全く無いわけでは無いでしょうが、それ以降は正直微妙なタイトルばかり。
42歳で高血圧心不全! (スコア:0)
確かにメタボっぽい体型の人だったように思いますが
そこまで不摂生していたという感じではなかったかと。
ご冥福をお祈りします。
そして、健康診断に行こう。
Re:42歳で高血圧心不全! (スコア:1)
#2330570 [srad.jp]にもある通り、近年はずいぶん痩せて、かなりのイケメンになっていますよ。
ダイエットには成功しても血圧が高いままってのは危険みたいですね…
ご冥福をお祈りします。
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re:42歳で高血圧心不全! (スコア:2)
>「30歳で家が建つ。40歳で墓が建つ」と言われたのは、いったいどこの企業だったかな?
キーエンスですね。今はどうかしりませんが、当時は優良企業の一つで給料も良かったみたいです。
ただ、仕事が忙しすぎて金を使う時間もないので、家が建ってしまうという話だったような。
>どこの企業なのかわすれたけど、とにかく忙しさを象徴した言葉だったんだけど、ブラックIT企業だと
前者は無いくせに後者だけはしっかり日常的にありそうで怖い。
墓の件は、20台で~が買える、30台で家が買える、の三段目のオチですので、実際には死んでないと思いますよ。
そもそも、働いた分だけ見返りがあるからガンガン働いてしまう社員が多いんだという話だったような気が。
エネミーゼロとか (スコア:0)
昔の作品のほうが良作が多いように感じるんだけど、
版権を買い取ってPS4でリメイクしてくれないかな。
サイレントヒルとかも
Re:エネミーゼロとか (スコア:1)
リアルタイム3DCGでモンスターと戦いたかったんだけど、さすがに高速で迫ってくる敵を3Dで描く性能は当時のハードにはなく、それがあのゲーム史上最もプレイヤーを緊張させる(個人的感想)エネミーゼロというゲームを産んだんだろうけど、最近はそういう制約がないぶんおもしろいゲームをつくるのが難しいのかなとも思う
Re: (スコア:0)
つAX-5 オリオン/クエスト
Re: (スコア:0)
MZ-700に不可能はない
Re:矢先 ? (スコア:2)
http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/nihongo/genba/05.html [tv-asahi.co.jp]
がちょっと面白かった。
広辞苑には『直後』の意味も書かれてるそうな。
まあ、使わない方が無難だけど間違いとも言い切れないかなぁ……?
Re: (スコア:0)
過去のある時点から見て、未来だったんじゃないですか?
その未来が失われたのが残念だということをよく表す表現なので
訃報で出てくる事が多いのだと思います。
Re: (スコア:0)
英語では時制が一致するけど、日本語ではまさにその理由で一致しませんからね。
「~しようと『した』矢先に」という表現が普通だと思ってた。
Re: (スコア:0)
4年前を矢先と書かれるとやっぱり違和感ありますね。
最後の煽り気味なくだりにつなげたかったんだと思いますけど。
Re: (スコア:0)
むしろ「~だった」と文が結ばれない現在や未来の行動について「矢先」と書かれている例がピンとこない。
Re: (スコア:0)
自己レス。
「ゲーム制作を再開『した』」のに矢先はおかしいってことか。2009年の話だしそれは違和感あるな。
Re: (スコア:0)
矢先という言葉は
「Aが起きたのはBをしようとした矢先だった」
のように使われる。
このとき、Aは過去に起きた出来事なので文全体となるが、「矢先」はBにかかる。
そして、「矢先」がかかるBはAから見て現在や未来の行動である。
じゃないの。
BはAの発生タイミングを示すだけで(因果関係はあっても)必然ではないから
これから起こることに述べるのは「嚆矢」とか「先駆け」みたいな
似たような別の言葉を使うのがほとんどだと思う。
# 説明がめんどくさいけど、「先駆け」や「嚆矢」にはなれても「矢先」にはなれない。
Re: (スコア:0)
どう書いたらわかりやすいかなって一生懸命考えてたら自己解決されてたよ!
# いいことなんだけど、やるせない(w
Re:矢先 ? (スコア:1)
一所懸命な
Re: (スコア:0)
> 近年ゲーム制作を再開。Wii 用ソフト「きみとぼくと立体。」(2009 年) などでその健在ぶりを示していた、その矢先のことである。
↓
近年ゲーム制作を再開。Wii 用ソフト「きみとぼくと立体。」(2009 年) などでその健在ぶりを示しており、今後の活躍を期待されていた矢先のことである。
みたいなことが言いたかったんじゃね?「その」矢先ってのは。