パスワードを忘れた? アカウント作成
8820853 story
医療

市販薬のネット販売、第1類については発売開始から4年以内のものについては禁止する方針 112

ストーリー by headless
疑似 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

厚生労働省が、一般用医薬品のネット販売について、「副作用のリスクが高い」第1類については販売開始後4年以上が経過したもののみを許可する方針を固めたという。第2類については無制限で解禁となる模様。ただし、どちらもテレビ電話を使った「疑似対面販売」を義務づけるとのことだ( YOMIURI ONLINEの記事朝日新聞デジタルの記事47Newsの記事NHKニュースの記事 )。

「4年」という基準の理由もあきらかにしてほしいところだが、「疑似対面販売」システムの構築にはそれなりのコストがかかると思われるので、小規模の薬局が平行してネット販売を行う、ということは難しいのではないだろうか。結局大手ネット販売業者だけが通販に参入できるという、新たな参入障壁ができることになる。

TBSニュースの記事によると、委員から「対面販売を原則とする薬事法を変えないまま、テレビ電話などの議論をするのはおかしい」といった意見も出ているとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ちょうどタイムリーですね。ニセのバイアグラの正体をファイザーが暴露、プリンター用インクや壁材 [gigazine.net]という記事があります。アメリカでは、まともなネット販売業者は僅か3%だそうです。

    「日本ではこのような事は決して起きない」と考える理由はありません。
  • どんな技術を使うんでしょうか?
    中国あたりではネットで対面販売なんて当たり前ですが、日本だとそういうシステム自体がまだほとんど活用されてないですよね。
  • 対面販売に拘る理由が判らないです。
    ネット販売は自己責任で良いでしょ?
    その薬品について調べるのは利用者の責任、何か起きても利用者の責任って事で。(その分、価格が安いよ)

    一方、本当に危ない薬品を無制限に売られても困るので、

    第1類については販売開始後4年以上が経過したもののみを許可する方針

    これは理にかなっていると思いますけど。
    まれに起きる副作用とか、乱用とかは3年くらい様子見しないと表にでてこないでしょうから。

    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
    • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 16時13分 (#2378563)

      対面販売に拘る理由が判らないです。
      ネット販売は自己責任で良いでしょ?

      それって裏側から見ると、「対面販売の業者は何らかの責任を負っているのだ」という話になりますけど、現状で何か負っていますかね。。
      たとえば薬局で買える苛性ソーダは劇物なんですけど、住所氏名記入&三文判で買えてしまい、店によっては身分証の提示は必ずしも必要なかったり。

      それなら逆に「医薬品はネットでしか買えない、その際は保険証番号を提出すること」としたほうが、
      よっぽど副作用事故などが起こった際の救済などで役立つと思う。

      親コメント
    • >ネット販売は自己責任で良いでしょ?
      >その薬品について調べるのは利用者の責任、何か起きても利用者の責任って事で。(その分、価格が安いよ)

      「常識で考えれば当たり前」の理屈すら通じないバカが世の中にはいっぱいいまして、
      己の落ち度でも製造者に責任転嫁して騒ぎ立ててそのせいで製品が製造中止になったり会社が潰れたりする例も既にあり。
      やっすい中韓製品のカラーコンタクトを使ってさらに連続使用して眼病になって目医者に行くバカも少なくない。
      薬品関係を事故責任の名のもとに野放しにしたらどんだけ騒動になるか想像もつきませんね。

      --

      ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        そういう馬鹿のとばっちりが製薬会社や国やら無関係な国民に来ないように
        「何かあったら全額、ネット販売業者が責任を負うこと」と法律で規定すればいいんじゃね?
        そうすりゃあ本当の自己責任だよ。
        ネット販売業者は、自分らが好きに売っても危険はないって言ってるんだから、
        喜んで責任を負えるよね?ね?

        • by Anonymous Coward

          責任って言っても、損害賠償と刑事責任なんだけど、刑事は別として民事は会社を計画的につぶしてしまえば
          現行法じゃどうにもならんし、それを負わせる法律を作ろうにも相当難しいと思う。

          仮に自己責任を完全に簡保することにすると相当大資本を持っている企業に限られるだろうし。
          そうなると寡占により販売価格も上がるだろうね。

          それでいいの?

  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 17時22分 (#2378583)

    そもそもこの話は、最高裁が、「第1・2類医薬品の対面販売を義務づけてネット販売を禁止した省令が、薬事法の委任の範囲を超えており違法・無効だ」という判決を下したことにともなうものだよね?
    http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=82895&hanreiKbn=02 [courts.go.jp]

    この判決は、薬事法自体は第1類だろうが第2類だろうが、そもそも対面販売を義務づけていないし、そのような義務づけを省令限りでで行うことが許されない、という判断を示したもの。
    なので、TBSニュースにある委員のコメントは間違ってるし、薬事法改正なしに第1類の販売制限なんて新しい規制を加えるのもだめでしょ。
    「疑似対面販売」の義務づけにしても、最高裁判決との関係では怪しいと思う。

    • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 18時50分 (#2378634)

      >この判決は、薬事法自体は第1類だろうが第2類だろうが、そもそも対面販売を義務づけていないし、

      歴史的経緯を全部無視している。

      「薬」は「薬剤師」が「対面販売するもの」 が2005年より前の大前提。第1類から第3類までの分類はなかった。
      そこで、コンビニでも軽度の薬なら24時間、バイトでも売れるように規制緩和されて第1~3類の分類が導入された。

      第3類は「バイトでも売れる薬」として導入された分類。規制緩和されてコンビニの棚に並ぶようになった。ネットで売られても問題ないもの。
      第2類は「専門的な知識を客が求めたら、売る側は答えるべき」と、専門家(薬剤師)の努力義務を課されたもの。
      第1類は「売るときには必ず専門的な知識を説明しないと危ない」と、専門家(薬剤師)の説明の義務が課されたもの(必ずしなければならない)。

      こう分類された。この努力義務・説明の義務などの違いは法令として定められている。
      このわけ方から、第1類と第2類は「店頭で対面販売するだけを認める」と厚生省が省令で指示したのに、最高裁が「それは行き過ぎ」といった。

      これに基づいて、以下の貴君のコメントをもう一度考えてみてよ。何で「第1類」が導入されたのか、を。

      >なので、TBSニュースにある委員のコメントは間違ってるし、薬事法改正なしに第1類の販売制限なんて新しい規制を加えるのもだめでしょ。
      >「疑似対面販売」の義務づけにしても、最高裁判決との関係では怪しいと思う。

      私は第2類まではネット通販への規制は要らんと思う。第1類は問題が違う。

      親コメント
      • by Technical Type (3408) on 2013年05月11日 23時01分 (#2378762)
        歴史は関係ありません。憲法に反する法律は作れないし、法律で定められた委任範囲を超える省令は作れないというだけの話しです。最高裁判決の後は政府、市販薬ネット販売規制へ薬事法改正 最高裁の省令違法判決見通しに対応 [msn.com]という流れもありましたが、最近は規制改革会議、全面解禁を提言 官邸VS厚労族対立激化へ [msn.com]と逆に規制緩和に舵取りをするようで、厚生労働省が巻き返しに出たのでしょう。

        既得権うんぬんという意見もありますが、これを見て思い出すのは夜間高速バスの大事故です。規制緩和とネットで運賃を比較するサイトの登場で、少しでも安い運賃を喜ぶ消費者のためにドライバーは劣悪な労働条件を強いられ、いわば命の安売り合戦の結果が大惨事となって国土交通省に厳しく監督責任を問う報道が相次ぎました。安全優先に考えれば、安易な規制緩和を許せばいずれ「厚生労働省、何をやっていた!」と糾弾されるようなトラブルが起きるのは必至でしょう。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 7時07分 (#2379708)

          すごい勢いで+モデついてるので質問するけど
          #業界の陰謀論に関しては興味ないのでスルーします。法の理だけ考えてください

          >憲法に反する法律は作れないし、

          すいません。この前の最高裁判決、憲法には触れてなかったはずなんですが、
          改正薬事法のどの条文が憲法の第何条に違反してるんですか?

          >法律で定められた委任範囲を超える省令は作れないというだけ

          まったくその通りで、改正薬事法第三十六条の五 [e-gov.go.jp]に第一類は「薬剤師しか売ってはダメ」、改正薬事法第三十六条の六 [e-gov.go.jp]に第一類は「書面を使ってかならず薬局または店頭でで説明せよ(=口頭で説明せよ:対面販売のみ)」との規定があったのを、省令が法律の規制を超えてが「第二類もそうしろ(ネット通販するな)」としていたのを『だめだ(=第2類のネット販売規制は法令違反)』と言ったのが最高裁判決(勘違いしてる人いるみたいだが違憲判決ではない:法令の改正で合法にもできる)です。

          参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00000301-bengocom-soci

          「最高裁が薬のネット販売を認めたのは、ネット販売を禁止している厚生労働省の省令が、その上位にある薬事法から『委任された範囲』を逸脱していて違法無効だから、ということです」

          つまり、厚労省が定めたルール(=省令)が、国会の定めた法律(=薬事法)に反しているのが問題なのであって、厚労省の省令が直接、憲法に違反していると、最高裁が認めたわけではないということだ。

          「平たく言えば、最高裁は、省令でネット販売の禁止を決めたのがいけないのだと言っているのです。したがって、最高裁の論理を踏まえると、政府が薬事法を改正することは最高裁の判決をひっくり返すということにはなりません。むしろ、国会で再度議論をして薬事法を改正して、ネット販売を禁止することは何ら禁じられていないということになります」

          (#2378634 [srad.jp])はその最高裁判決に基づいたコメントで、 (#2378583) が「第一類もネット販売していいと最高裁判決が言った」みたいな誤解を解くためのコメントです。
          その「歴史的経緯」に関しての誤解を解いているのに「歴史は関係ありません。」のコメントはありえません。

          もちろんそれを超えて法律を変えて規制緩和することに反対しているわけでもありません。

          親コメント
  • > 「疑似対面販売」システム
    「バーチャルリアリティは悪であるとはっきり言」わなきゃ!

  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 13時37分 (#2378515)

    >「疑似対面販売」システムの構築にはそれなりのコストがかかると思われるので
    何が難しいのかな? ネット通販をするなら販売する側はPCは持っているだろうし。

    • by Anonymous Coward

      構築っていったってハードやソフト揃えてハイ終わり、なわけないでしょう。
      対面なら当然人件費もかかるのでは?

      • by Anonymous Coward

        テレビ電話で説明中は薬剤師が掛かりっきりになる、
        薬剤師は通常24H勤務ではないので夜間はいない、
        等の制限により、ネット注文によるユーザ側の利点の内、

        ・時間を問わず注文が可能
        ・店員が応対しないので「順番待ち」が発生しない
        ・恥ずかしい薬を買っても(気分的に)あまり恥ずかしくない
        ・会話が不要なのでコミュ障でも大丈夫
        ・薬を買いに行く服がない人でも大丈夫

        といったところがスポイルされますね。

        私は決してハゲではありませんが、発毛剤を買うために
        テレビ電話で説明を受けないといけないとなると、
        ハゲの人に同情を禁じ得ません。
        私は決して違いますが。

        画面に注意事項を列挙、副作用を赤字で表示して、
        「同意します」ボタンを押下させるのでは、そんなに
        マズいのでしょうか?

        • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 15時11分 (#2378546)

          情報の蓄積が1類の薬は少ないのです(あと強い)。そのためどんな副作用があるか完全に把握されていません。
          「こういう副作用はある」というのはわかっているけど「実はこういう副作用もあった」というケースもあります。そのため慎重に処方します。
          使う人が増えて安全だとわかれば2類にして誰でも使えるようにしたりします。

          1類と2類の違いについて [mhlw.go.jp]

          過去に何度も何度も何度も薬害を出しているのでその辺は慎重に取り扱います。睡眠薬として飲んでいたら実は妊婦が飲むと四肢の欠損や死産が増える、なんて薬もありました。

          薬がすべからく安全、なんてことは露ほどにも思わないことです。みんなが飲んで副作用が出ない・少ないことが明らかになってようやく安全だと判るのです。

          親コメント
          • > 過去に何度も何度も何度も薬害を出しているのでその辺は慎重に取り扱います。睡眠薬として飲んでいたら実は妊婦が飲むと四肢の欠損や死産が増える、なんて薬もありました。

            サリドマイドによるアザラシ肢症や死産、心奇形などの薬害が発症した当時は、事実上、対面販売のみだったが、薬害は発生している。

            もちろん、西ドイツの開発元が妊婦に対する臨床試験を行っていなかったことや、旧大日本製薬が開発元から情報提供を受けた後も公表が遅れたことなど、小売店の薬剤師からすると情報がなく、如何ともしがたい部分もあったと思う。

            だが、旧大日本製薬や旧厚生省が公表後も、何年も店頭在庫が回収されず、薬害の発生がなかなか止まらなかった事実は、当時の薬局・薬店の意識の低さが露呈したといえるのではないか。

            現在ではそのようなことは考えられないが、残念ながら、ここで例示する薬害としては不適切としかいいようがない。

            親コメント
          • 「すべからく」の使い方が怪しいので複雑な気分になる

            --
            RYZEN始めました
            親コメント
        • 私は決してハゲではありませんが、発毛剤を買うために
          テレビ電話で説明を受けないといけないとなると、
          ハゲの人に同情を禁じ得ません。

          ハゲの育毛剤/発毛剤の話が必ずでてくるが医者いけよと思う。
          医者や看護士は慣れているんだから気にする必要なし。
          AGAやEDを専門に扱っているところもあるんだから。

          エロ本屋でエロ本買えない人達かな。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          >画面に注意事項を列挙、副作用を赤字で表示して、
          >「同意します」ボタンを押下させるのでは、そんなに
          >マズいのでしょうか?

          そりゃまずいでしょう。
          こういう「決まりなので押すだけ」というシステムでは実に9割の人がよく考えずに押す、という
          ユーザーインターフェースの研究結果があったはず。

          その結果、副作用に苦しむのを自己責任と突き放すのが正しい国の姿?
          あるいは、副作用で苦しむ人の、その治療費は健康な人の税金(健康保険)で支える事になるいう点からはどうですか?

  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 13時40分 (#2378518)

    前回、大小様々な販売業者による活動が意外に活発だったので、
    新たに適当な参入障壁を設けることで大手業者を分離してみた、という辺りでしょうか。

    古今東西あらゆる政治体制における常套手段でしょう。
    短期的には大手業者にとって利益をもたらすでしょうが、長期的に見れば発言力を失うことになります。
    たとえば次にネット販売に規制がかかりそうになったとき、反対の声を上げる力を失うことになりかねません。
    ぜひ、大手業者には長期的視点に立って自由な業界を構築できる環境を関係省庁に求めて欲しいものです。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 13時44分 (#2378519)

    通り一遍の確認で終わるだけ。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 13時46分 (#2378520)

    表向きの基準並べられるよりは何も言わない方がずっと良心的。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 13時51分 (#2378521)

    これ(検討会の資料) [mhlw.go.jp]読んでから考えて。

    • その資料を書かれている岡野内俊子さんという方は、
      薬剤師でも、看護師でも、医師でも無い……というか、
      医療関係とはほとんど関係ない方のようですが。

      そのような方が検討会の資料を作っている時点で、
      「患者の利益・不利益や利便性を検討しているのでは無い」
      ってことが分りますね。

      # もちろん、内容も読みましたよ。関連する資料も。
      # 「既得権益」とも違う方向で、患者の不利益を
      # 防ごうとしてるんだと思いますが。時代錯誤な印象です。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        規制される薬は強力な薬だということはわかってるの? 少し前なら処方箋が必要な薬を今は処方箋なしでも手に入れることができるのです

        • 検討資料を作ってるのが、薬の強弱とかをうんぬんできそうな人では無い、
          というのが#2378550に込められています。

          むしろ(医療と関係なく、幅広い意味での)「マネジメント」が専門の人のようです。
          しかも、おそらく前提条件というか想定してる背景が、このストーリー等で
          取り上げられるのと全く違うと思うので、話はかみ合わないだろうなぁと思います。

          # 「思う」「思う」ばかりで信憑性は無いので、話半分で読み流して下さい。

          親コメント
    • 読んで、やっぱり既得権益を守るためだけだと良く分かった。
      より詳しく言えば、ネット販売への参画が、一般店舗展開に比べて参入障壁が低すぎるので、一般店舗が不利になる。これはおかしいだろう!ってのが主な理由ですな。
      あとは、こじつけばかり。。。店舗でもキチッと薬剤師対応していない店が多いし、代理人が購入できることを考えれば、ネットでの販売だけを問題視する理由がない!
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 15時17分 (#2378547)

        既得権益を守る

        既得権益を荒らされない人ならば無条件で既存の商売をつぶすことに意義はないでしょうけど、少し考えてみてください。あなたがそれでご飯を食べていたとしたら。そしてそういう人が結構いて、それで結構経済が回っているとしたら。既得権益という言葉だけで否定していませんか?

        その状況下で規制を緩めることが、中長期的に見て業界の行く末、日本の行く末に対してどれがプラスになって、どれがマイナスになるのかビジョンはあるのでしょうか?短絡的に目の前にある事実だけをとらえて、不便だからとか不合理だからだというのは、もう少し大きな目で見ると実は大勢の利益に直結することも多々あります。

        個人的にはネット販売に賛成ですが、私自身は端的に自分の利益になるから賛成だというのが本音です。それは要するにアホで短絡的な意見でしかありません。市場原理だのなんだの、既存の販売体制の形骸化など、ネット販売の利点を説明することは当然出来ますが・・・ただ、正直言って、それらの多くの意見は既得権益を守る人たちとさほど論拠は変わらないと思ってます。

        つまり、どっちの立場に最初から立つか。
        って程度の違いですよ。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      最大の問題は日本の政府があまりに家父長主義的だということだと読めるが。
      そして何故そうなるかというと国民が政府にそういう役割を期待するからだけど。

      • by Anonymous Coward

        > 家父長主義的
        日本みたいなシステムだと、そうならざるを得ないんだよ。
        よく言うでしょ、薬は毒にもなるって。
        それを知識のない一般庶民が気軽に買おうとしている時点で、
        無免許で高速走らせたり、子供にチェーンソー渡したりしてるってぐらいの危険性があるわけだ。

        だから絶対に事故は起こる。
        そこを自己責任と突き放すシステムの国なら規制を緩やかにし自由にさせるし
        事故が起こったとき国が面倒見なきゃいけないシステムの国は、なるべく事故を起こさせないよう規制を強めざるを得ない。

        個人的には規制反対派だけど
        危険薬剤のネット販売に関しては、それで副作用生じた奴らに俺らの健康保険料を
        一銭も使わせないようにしない限り賛成できないね。

  • ビジネスチャンス (スコア:0, オフトピック)

    by Anonymous Coward on 2013年05月11日 14時06分 (#2378527)

    笑顔が可愛く巨乳でロリフェイスな薬剤師を大量に確保し、チャットレディと同じように
    自宅からでも販売できるシステムを構築する。客は擬似対面販売1分につき
    相談料として100円必要ね。
    相談料は成功報酬で、薬が売れたら9割渡す。売れなかったら3割とするか。

    よし、早速弁理士に相談だ!

  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 15時45分 (#2378555)

    発毛剤「リアップ」の副作用って何だろう? 髪の毛フサフサになる代わりに陰部がツルツルになるとか? 恥ずかしいところがビンビンに勃ってしまうとか?

    • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 16時28分 (#2378568)

      発毛剤「リアップ」の成分ミノキシジルは元々血管拡張剤として開発されたが
      発毛効果が発見されたため、その方向で実用化された。
      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%8... [wikipedia.org]

      「リアップ」の場合は元々の血管拡張関連の作用が副作用となる。
      だから、血圧関係の治療を受けていたら問題が起こる可能性がある。
      バイアグラなんかも同じで、薬の効果だけでなくメカニズムを理解している
      薬剤師が対面販売で確認することが求められるのだね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 21時31分 (#2378717)

        リアップというかミノキシジルの副作用はそんな甘いものじゃない。
        元々の降圧剤としての注意書きに、「他の手段がない場合にのみ使用すること」と書かれるレベルの
        非常に副作用のきつい薬。
        具体的には、心筋にダメージを与えることが確認されている。
        (開発中の動物実験では心破裂も確認されている)
        だから、100%髪の毛が生えるにもかかわらず、服用薬としての開発が断念された。
        リアップは塗り薬だけど、同様の懸念が付きまとうのは事実。

        その意味では、ED薬とのリスク差は全然違う。

        親コメント
typodupeerror

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

読み込み中...