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ビジネス

トップダウン型マネジメントは時代にそぐわない? 73

ストーリー by hylom
AppleやAmazonは? 部門より
eggy 曰く、

企業における「トップダウン型マネジメント」はこの時代にはそぐわないのではないか、という議論が本家/.で取り上げられている(元ネタのComputer World記事)。

イノベーションや変革が「上から下」への一方的な伝達でしか行われない中央集権的な管理手法は、これから入社してくるデジタル世代には受け入れ難く、今こそ変わらなければならない、というのが「トップダウン型」否定側の意見だ。また、下層部の社員にも創造性の追求を奨励するだけでなく、研究や開発を行うための予算も組めるようにするべきとしている。

MicrosoftやHewlett-Packerd、Dell、Intelは、いずれもモバイル革命に乗り遅れてしまった企業であるが、この原因はつまり、企業のマネジメント手法がトップダウン方式だったからなのだそうだ。企業に必要なのは技術的改革なのではなく社会的改革とも主張されている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 7時13分 (#2395397)

    15年くらい前からずっと同じ事を聞いてるわー

  • マネージメントの部分は、権限には責任を伴うものなので、加えてリスクに見合うインセンティブが無ければお話にならないでしょうから、実際問題、そんな時代が来るのかな。
     コンピュータの世界は、ある程度自由な環境を与えて働いてもらった方が良いという立場ですけど、今そこそこ大きな移行をやってますけど「マニュアル人間」といいますか、「指示をください」「仕様をおしえてください」とという部下なんで、うーん、複雑な部分は背負って、残り2~3割ぐらいをやらせて手柄をとらせるみたいな状況はあるなあ
  • by rikeikuzure (45214) on 2013年06月06日 8時10分 (#2395417) 日記

    トップダウンで上手くいくのは、トップが優秀で間違いを犯さないことが前提。
    が、たった一人もしくは少数のトップが常に間違わぬ事は稀で、
    トップが間違うと全社的に破滅の道を突き進む。

    ボトムアップで上手くいくのは、社員が合理的な方向に団結することが前提。
    が、多数の社員が同じ方向を向くというのは稀で、
    意見の統一が取れずにグダグダのまま停滞する。

    上手くいっている企業というのは、
    下から複数の意見を受け容れることで上の間違いを修正し、
    上が権限と責任を持って方向性を示すことで下をまとめあげる。
    その両方が上手くリンクしている。

    上は無能、下はグダグダって所が多いけどねえ。

    • この場合の「トップダウン式マネジメント」の反対は「ボトムアップ」だろうか。

      今回の場合は、「現場への権限移譲」ではないのか。
      #男尊女卑の反対は女尊男卑だろうか。男女平等だろうか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      (ドヤッ

      を付け忘れてますよ。

      • by Anonymous Coward

        (ホクソエム

        を付け忘れてますよ。

        • by Anonymous Coward

          (ミンナメクソハナクソ

    • by Anonymous Coward

      トップダウンで上手くいくのは、トップが優秀で間違いを犯さないことが前提。

      そこまでトップダウンの上手くいく条件は厳しくない。
      スターリン(軍の粛正等)や毛沢東(大躍進政策等)も、間違いは犯しているが、結果としてではあるが、致命的ではなかったので、それなりに成功した。
      正しくは、「トップダウンで上手くいくのは、トップが優秀で致命的な間違い(累積を含む)を犯さないことが前提。」ではないかと。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 11時50分 (#2395538)

    トップダウンだと単純に、自身の権限と責任だけで下に命じれば済む。
    しかしボトムアップだと、評価能力・調整能力・判断能力、全てに置いてトップダウンよりも有能である必要が出る上、
    更に下の個々人の状況が問題に成り上司のカバー可能な範囲からすら逸脱する事すら有り得る。
    って事で、トップダウンの方が楽って言えば楽。
    特に、在宅での仕事を求める様な層であれば、トップダウンで無いと上司は仕事をしていないとすら考える。
    てことで、一定の定型仕事をこなすにはトップダウンである方が効率が高いし問題も少ない。
    ボトムアップを選択する時は、対外的な競争が激しく、ほんの少しですらアイデアなどを無駄にしたくない時だろう。
    IT系企業なんてドッグイヤーな業界だから、他社を少しでも出しぬく為には、全員の頭を絞り切れる体制を選ぶだろう。
    しかし、その場合実はトップダウンよりも強いリーダーシップが必要になる事は見逃されがち。

  • by ikotom (20155) on 2013年06月06日 9時21分 (#2395451)

    トップダウン型が悪いのでなく、組織を覆し得る個人の天才の時代になった、
    ということではないかと思います。

    とくにIT系は顕著ですが、今までは大人数でスクラムを組まねば成し得なかったことが
    それを支えるテクノロジーが格段の進歩をしたことにより、
    少人数あるいは稀有な才能を持つ個人一人で何とかできてしまし、組織に対抗しうる時代になってきました。

    なので今の時代は、
    トップダウン型のような組織としての力を活かす構成より、
    ボトムアップ型のような個人の才能を活かす構成のほうが合っていると言えないでしょうか。

    • by nemui4 (20313) on 2013年06月06日 10時18分 (#2395494) 日記

      トップダウン型のような個人の才能をつぶす組織がまだまだ生き残ってる。
      と勝手に妄想|空目してしまった。

      親コメント
    • by firewheel (31280) on 2013年06月06日 19時44分 (#2395883)

      >とくにIT系は顕著ですが、今までは大人数でスクラムを組まねば成し得なかったことが
      「少人数でSCRUM開発した方が効率良く開発できる。」
      というオチかと思った。

      #ほんでやっぱしトップダウンの反対はボトムアップじゃないと思う。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      個人だと、トップダウンって事なわけだが。
      下は居ないが、リーダーとしての一括判断って点では何も変わらない。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 7時26分 (#2395402)

    そう思っていた時期が私にもありました……
    #相談と協調という名のグダグダ

  • by sakamoto (8009) on 2013年06月06日 7時46分 (#2395412) 日記
    やはりいろんなことはこれからは0か1かはっきり結論付けるべきなんですね。
    --
    -- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 8時30分 (#2395427)

    実際に行われるボトムアップ式マネジメントなるものが「『全員でイノベーションを重視する』というスローガンを下賜する」とかだったりするのを見るにつけ、トップダウンかボトムアップかは関係ない気がしますねー。

    新しいことを考える能力は数あるスキルのひとつだけでしかなく、当然ながら得手不得手は存在します。そこに全員一律イノベーション重視なんてメッセージを入れた日にはスクールカーストに一直線ですよ。某社の英語がいい例です。従業員に苦手なことを強制すること自体マネジメントとしては失敗に分類されるわけですし。

  • by SAN0 (45971) on 2013年06月06日 22時22分 (#2395976)

    トップダウンの一番の強みは、とにかく決定が速いことでしょ。
    もし本当にボトムアップにしちゃうと、大事な大事なスピードが犠牲になるんで、営利企業としての成功は難しくなる。
    いいイノベーションがあって、かついいタイミングで市場に投入することが、大成功につながるわけで。
    (例外はあるだろうけど今はあえて断言)

    ボトムアップでうまくいってるように見えるとこって、上が迅速に決断して吸い上げたり権限委譲してるっての実態ではないかな。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 7時13分 (#2395398)

    MSやhpが乗り遅れたって?
    それ以前にそこまでになれなかった会社がどれだけあることか。

    • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 7時46分 (#2395411)

      より強烈なトップダウンでうまくいってるAppleがあり
      Intelは乗り遅れてないだろってツッコミがあり
      うまいことはやってるけどボトムアップから足を洗いつつあるGoogleがあり
      トップダウンから社員に助けを求めたらなんでこんなの隠してたってアイデアが出てくるSharpあり

      ボトムアップやトップダウンがいい悪いじゃない気が。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        > トップダウンから社員に助けを求めたらなんでこんなの隠してたってアイデアが出てくるSharpあり

        これって具体的には???
        最近だとLED照明とか4K TVとかしか思いつかんのですが?

      • by Anonymous Coward

        隠してたのはアイデアではなく、不祥事とか

  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 7時22分 (#2395400)

    今の時代は、強いリーダーが求められている。

    • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 7時39分 (#2395406)

      別に、上のセンスが良くて強権発動できるなら、トップダウンでも成功する。ボトムアップでも、下の意識が低かったり、上に拾い上げる気が無ければ、成功するわけなかろう。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        上は1人(または少数)だけど、下はたくさんいる。

        トップダウンだと1人(または少数)がバカだけとそれだけで終わってしまうけど、
        ボトムアップだと多数がバカでもその中に少数でも良いアイディアがあればそれでよい。
        それでも下の意識が全員すべて低かったり、上に拾い上げる気がなければ成功しないけど、
        そこまでバカなら救いようがない(そんな組織はそもそもトップダウンでも成功しないのだから、
        失敗の責任をボトムアップを採用したことに求めることは間違っている)。

        ボトムアップは良いアイディアが出てきて、それが採用される可能性を高めてはくれるけど、
        良いアイディアが必ず出るとか、良いアイディアが必ず採用されると保証しているわけではない。

    • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 7時44分 (#2395409)

      アップルの復活を見ていると、トップ一人が違うだけで、これほどまでに企業は変わるのか?という印象がありますね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 9時55分 (#2395475)

        そんなリーダーは世界中さがしてもそんなにいないですね。
        彼がすごいのは、腐敗しなかったということだと思います。

        どんな優れたリーダーでも、長らく中央集権的な体制を取っていると、
        腐敗してくるものです。しかも腐敗がどうしようもないところまで来ても、
        すでに中央集権システムを作ってしまったものだから誰もそれを変えられない、
        というのが、「強いリーダー」に頼るやりかたの問題だと思うのです。

        優れたリーダーは、それなりにいます。が、その資質に基づいて長期間
        独裁的な立場をとり続けても腐敗せずに優れたリーダーであり続けることができる人は、
        ほんとうにわずかしかいません。

        だから、強いリーダーを待望するのは、宝くじに当たるのを待望するようなものだと
        思います。

        # もっと言うと、そんなに優れたリーダーが、もしいなくなったら、その組織は
        # どうなるか、ということですね。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          > 彼がすごいのは、腐敗しなかったということだと思います。

          世俗的な欲の無い人だったのかもしれんね。
          結果としては逆に一財産と名声と地位があった。
          寿命は…ちょっと短かったかな。

          • by nyagy (17036) on 2013年06月08日 9時46分 (#2397014)

            自分の死期が近いことを知っていたからではないでしょうか。近いうちに死ぬと分かっていて世俗的な欲望には走らないですよね。

            病気がなくて長生きしていたら、もしかしたら彼も腐敗していたかもしれませんよ。

            # そういう意味ではビル・ゲイツは凄いのかもしれん。

            親コメント
        • by Anonymous Coward

          腐敗する前に会社を追い出され、腐敗する前に亡くなった。

          高齢者ではないが余命が少なく、遺族に対して必要以上の執着を持たない事をリーダーに据える条件にしたとしたらもしかして有効?

          #でも、前いた会社で、取引先から天下ってきた常務は数年で急逝したけど、ひどい方向(取引先べったり)に舵を切ったままいっちゃったんだよなあ。

      • by Anonymous Coward

        逆にジョブスがいなかったら今のAppleはなかったわけで
        そんなリーダーはいつまでも望んでも手が届かないんじゃない?

        無能な上司、無能な部下、それら烏合の衆をまとめるだけで精一杯

      • by Anonymous Coward

        でも、最初に辞めた時に残ってたら、前世紀に消えてたと思う。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 12時05分 (#2395544)

    時代にそぐわないのは事実としても
    マネジメント手法としては基本型の1つで
    場合に応じてまだまだ使われるものだと思う

  • by Anonymous Coward on 2013年06月06日 12時12分 (#2395547)

    時代による違いなんてあるのか?

    よく、「時代にそぐわない」という言い方をするけど、真理はいつだって真理なわけで、
    もし変わるのなら何がどのように変わったから、という根拠がきちんとあるはずで、
    それを単に「時代にそぐわない」の一言で済ませてしまうのは思考停止だと思う。

    よくよく考えた結果、昔と今とではこの点とあの点がこんなふうに違うからこんなふうな
    違いが生じるのだ、という結論になっても構わないけど、「時代にそぐわない」なんて
    あいまいな言い方だけは、やめたほうがいいと思う。

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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