財務省は9月30日、新幹線鉄道開業50周年記念貨幣のうち、百円クラッド貨幣5種の図柄を発表した(財務省の報道発表、 朝日新聞デジタルの記事、 産経ニュースの記事)。

記念貨幣は表面にそれぞれ東海道新幹線(N700A)、山陽新幹線(500系)、東北新幹線(E5系)、上越新幹線(E4系)、北陸新幹線(E7系・W7系)、裏面は共通で0系新幹線が描かれ、金融機関の窓口で額面価格(100円)にて引換えを行う。発行枚数や引換時期は今後発表するとのことだが、北陸新幹線の開業に合わせて来年3月に発行されるようだ。この他の路線については、今後改めて発表される。なお、12月ごろからの商品発送が予定されている千円銀貨幣の申し込み受付開始日などについては、10月10日ごろ発表予定とのことだ。

また、10月1日には東海道新幹線が開業50周年を迎え、始発列車の出発に合わせて東京駅で記念式典が行われた。さいたま市の鉄道博物館では、当時の始発列車の出発式を再現するイベントも行われたとのこと。50年間で走った距離は地球5万周に相当するおよそ20億キロ、乗客はおよそ56億人に上る。新幹線の開業50周年は本家/.でも話題になっている。