NTTドコモのインドにおける携帯電話事業、国際仲裁裁判所に仲裁申し立てをする事態に 27
ストーリー by hylom
ドコモの海外展開で良い話はないのか 部門より
ドコモの海外展開で良い話はないのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
NTTドコモは、約2670億円を投じていたインドの携帯電話事業から撤退することを昨年4月に明らかにしていたが、ドコモが出資していた現地の携帯電話会社タタ・テレサービシズ(TTSL)の株式売却を巡り、ロンドン国際仲裁裁判所に仲裁を申し立てる事態になっていると報じられている(朝日新聞、報道発表資料)。
NTTドコモはTTSLおよびその親会社であるタタ・サンズの間で、保有するTTSL全株式を取得価格の50%もしくは公正価値のいずれか高い価格で売却できる買い手の仲介をタタ・サンズに要求する権利を保持していたという。しかし、NTTドコモがこれを行使しようとしたものの、タタ・サンズはこれを履行しなかったため、仲裁を申し立てる事態になったそうだ。
「結論が出るまでには1年半~2年程度かかる」とのことで、撤退するにしてもなかなか大変なことになっている模様。
何回失敗すれば気が済むのか?ユーザーに金返せ (スコア:3)
海外で事業拡大するスキルがないのなら諦めればよいものを。。。何度も何度もユーザーから吸い上げた利益を海外で散財してしまう。経営層が可成り劣化しているとか考えられないですねぇ。
Re:何回失敗すれば気が済むのか?ユーザーに金返せ (スコア:1)
Re:何回失敗すれば気が済むのか?ユーザーに金返せ (スコア:1)
国内でのビジネスに手枷足枷があるので、海外に新境地を見いだすのは間違いではない。
手を出すところもそんなに的外れじゃない。
ただ、継続性がなさ過ぎるのと、規模がでかすぎるかなぁ。
Re: (スコア:0)
いま禿も同じ目にあってますよ
インドの山奥で (スコア:1)
今さら後へは引けないんじゃなかったのかよ
ぶっちゃけこのような海外でカッパがれたせい (スコア:0)
ガラパゴスというより締め出しを食らっただけなんだよ。
Re:ぶっちゃけこのような海外でカッパがれたせい (スコア:2, 参考になる)
そもそもインドに進出する時点で
・地域が州単位でとことん分断されている(規模のビジネスが困難)
・官僚と政治家がとことん腐敗している(周波数の獲得コストが大)
・ARPUが2~3ドルととことん安い(2Gから先の設備投資ができない)
と、ドコモには大変不利な市場と言われていたのに、
そのまんまの理由で撤退したのにはさすがに驚かされましたわ。
Re: (スコア:0)
別に進出はしてないんだが…
Re: (スコア:0)
カッパ?
Re:ぶっちゃけこのような海外でカッパがれたせい (スコア:1)
かっ剥がれた、ですね。チンチロリン用語というか、バクチ用語と言うか。
Re:ぶっちゃけこのような海外でカッパがれたせい (スコア:1)
『 ぎゅわんぶらあ自己中心派』または『スーパーヅガン』で「かっぱぎ」の語で見知っている人とチンチロリン由来だとわかっているの人とどっちが多いだろう?
Re:ぶっちゃけこのような海外でカッパがれたせい (スコア:1)
どちらでもない派。
「飛ばす」が「かっ飛ばす」になるのと単純に同じだと思ってました。
Re: (スコア:0)
「身ぐるみ剥がされる」みたいな意味?
調べてもよく分からない。
Re:ぶっちゃけこのような海外でカッパがれたせい (スコア:1)
元々、栃木・茨城あたりに「掻き剥がす」の変化した「掻っ剥ぐ」という方言があるみたいです。
掃除なんかで「こそげ落とす」という意味で使われる模様。
そこから、「根こそぎ奪う」というギャンブル用語に転用されたのかな?
Re: (スコア:0)
掃除用具に俗称「かっぱぎ」というやつがありまして....。ドライワイパーと言ったり、小ガッパ、大ガッパとも言うらしい。
床に水を撒いて掃除する時に使うやつですね。
博打の場でも似た道具がありまして、丁半博打とかのコマやカジノのチップを動かすために使います。
チップとかコマが大きく動くときは掃除をするように一か所に集めるのが連想されたのかなと。
どっちが先なのか、関係あるのかないのかよくわからない連想ですけど。
#裏はとれなかった
日本語が分かりにくい (スコア:0)
「NTTドコモはTTSLおよびその親会社であるタタ・サンズの間で、保有するTTSL全株式を取得価格の50%もしくは公正価値のいずれか高い価格で売却できる買い手の仲介をタタ・サンズに要求する権利を保持していたという」
の、上記一文が分かりにくいですね。
「TTSL及び~間で」は「保有する」にかかるようにも読めるし、「売却できる買い手」も変な感じ(NTTドコモから買った買い手が、どこかに「~いずれか高い価格」で売却できればいいみたいにも読める)。なんだか無理に一文にしようとしてこんがらかってるみたい。
#でも公式の報道発表資料自体がそういう文章なんですね。
Re:日本語が分かりにくい (スコア:1)
一見、プットオプションに見えるけど、「買い手の仲介を要求する権利」ってのがよくわからないですね。
単純なプットオプションとか買戻し条項じゃだめなのは、自社株買いに規制があるとかなのかな。
Re: (スコア:0)
> 一見、プットオプションに見えるけど、「買い手の仲介を要求する権利」ってのがよくわからないですね。
目かおかしいと思う。プットオプションじゃないものがプットオプションに見えるのだから。
いや頭か。だいたいプットオプションが何なのかも分かってないだろ?
プットオプションを「売る権利」とか表層的に知っているだけなんじゃない?
Re:日本語が分かりにくい (スコア:1)
買い戻しを要求できる条項はプットオプションの一種でしょ。
その種の契約にみえつつ、実際には買い戻しじゃなくて、「買い手の仲介」が要求できるってのが変わってるなと。
Re: (スコア:0)
> 買い戻しを要求できる条項はプットオプションの一種でしょ。
あーあ。やっぱり分かってない。
商取引での「オプション」は行使可能な権利を意味する用語。だからオプションはまたの名をライツ(rights=権利)と言うんだ。
買い戻しを請求(要求じゃなくて請求が普通の言葉)できる条項は買い戻しを請求できる条項。それはオプションじゃない。その条項により発生する権利がオプション。
対して「プットオプション」は金融市場での権利売買取引で、売却権を意味する金融用語。商取引ではあまり、つーか、まあ使用しない言葉。比喩的に使う
Re: (スコア:0)
買い取り請求権とプットオプションは違うものだけど、あなたも違いを説明できていない気がする。
Re: (スコア:0)
> 買い取り請求権とプットオプションは違うものだけど、あなたも違いを説明できていない気がする。
いやいや、そういう言い方は、「買い取り請求権とプットオプションは違うものだけど」なんてのが言葉面だと証明している様なもんだ。ぼくが書いた説明が不十分なんじゃなくて、その手の知識が無いからなんだか良く分からないって事なんだろ?
本当に分かってるなら、「説明できていない気がする」とかアバウトな事を言わないで、どこがどう説明出来てないのか明確に指摘してみたら?デキルモンナラヤッテミナ、ってところだね。
# 格好をつけたってダメダメなのはミエミエだし、
# いくら粘ったって出来ないもんは出来ないと思うよ
Re: (スコア:0)
ストックオプションをちょっと変形したものかな
文章での説明がややこしくなりがちだけど、やってることはそんなに難しくない
Re:日本語が分かりにくい (スコア:1)
> ストックオプションをちょっと変形したものかな
いや、持株買取条項のバリエーションの1つですね。日本だと、公開会社ではまずありませんが、非公開の会社だと定款にこういう条項がママあったりします。相続した株や従業員に分け与えた株が第三者に渡るのを防ぐの様な、経営権の維持が目的である場合が多いです。
この件は、撤退する際に若干でも投資を回収出来る様にこういう条項を入れたのでしょうが、仲介が不調に終わった場合にペナルティが発生する様な強制力を持たせる付帯条項を入れなかったのが失敗の元ですね。ドコモの弁護士は何をやっていたのでしょうね。
Re: (スコア:0)
「仲介を要求する権利」ってのはちょっとおかしい。
だってその後段として「タタ・サンズはこれを履行しなかったため」となっている。
それじゃあ「仲介しようと思いましたがてきとーな相手がいませんでした」であっても権利の行使は成功しているって事になる訳で。
「タタ側に売却仲介を行う義務が有る」ってのなら分かるのだけど。
Re: (スコア:0)
まさにそこが争点なんじゃないの?
絶対連れてくるとか失敗したら責任もって金払うとかそういうのを設定してなかったから、
探したけどいなかったんだからしょうがないじゃんで居直られてる。
ドコモは土管屋にはならない(キリッ (スコア:0)
土管屋にもなれませんでした。
日本みたいに国家権力が無いところだったらビジネスもできないんだろうね。