あるAnonymous Coward 曰く、

2012年に「過去最大」と言われる赤字を出し経営再建に入ったシャープだが、2013年から2014年にかけて黒字に転換していたものの、2015年3月期では最終的に赤字になる見通しで、銀行らに債務の圧縮のための金融支援を要請すると報じられている（読売新聞）。

読売新聞によると、「2011～12年度の経営危機時に抜本処理を先送りした事業の再建に多額の費用が必要なため」とされている。シャープは2015年3月期中に不採算部門の減損処理を徹底する方針で、生産設備の資産見直しを進めているという。

これを受けて「国内の太陽電池市場でシェアがトップクラス」という太陽電池事業の売却や、過去に「シャープにだまされた」と感じていたというテリー・ゴウCEO率いる鴻海精密工業がシャープへの資本提携交渉再開を検討しているという話も出ている。

なお、日経テクノロジーONLINEによると、不採算部門の減損処理だけでなく製品売上の低迷も赤字の理由のようだ。