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交通

海上自衛隊の救難飛行艇US-2、高知沖で遭難。乗組員は全員救助 34

ストーリー by hylom
そんなにひどい天候だったのだろうか 部門より
usagito 曰く、

海上自衛隊の救難飛行艇US-2が高知県の足摺岬沖で訓練中に高波を受けた。エンジン4基のうち1基が脱落、フロートも破損したという(読売新聞)。

日テレの空撮映像では、機首を海に突っ込んで機体が逆立ちしている状態がうかがえる。乗員19人は全員が救命ボートで脱出、近くを航行中の船に救助されたという。

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  • by ef (25263) on 2015年05月01日 7時39分 (#2807354)
    これって海難事故なんだろうか?航空事故なんだろうか?
  • 産経 [sankei.com]によると、きょう5/1から機体回収の予定だったところ、完全に水没したそうです。今後は未定。

    >4月28日に高知県沖で離着水訓練中に事故を起こし、沈みかけていた海上自衛隊岩国航空基地(山口県岩国市)所属の救難飛行艇「US2」が、1日正午ごろ、完全に水没した

    • by Anonymous Coward

      水没防止にフロートぐらいつけとけばいいのにな。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 6時14分 (#2807342)

    破損の原因は何かがぶつかったんだろうな。

    ダツかな?
    波に乗ったダツかな?
    ダツが突き刺さったかな?

    • by Anonymous Coward

      あのあたりならクジラって可能性も。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 6時55分 (#2807345)

    何か民間業者にサルベージを発注するとか。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 7時44分 (#2807355)

    これが逆立ちなら機種が上を向いてるのが正常かよ。

    • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 9時04分 (#2807371)

      正常時の飛行機は四足獣のような体勢をとっている。
      そのままひっくり返ったら仰向けなわけで、今回の体勢は逆立ちで良いだろう。

      親コメント
    • やー、でもこのニュース映像を見て真っ先に連想したのが、

      スケキヨ@犬神家の一族 [summaars.net]

      でした(^^;)
      (不謹慎に思われたらごめんなさい)

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      では「さかさむけ」や「逆毛」などの言葉にも文句付けますか?

      • by Anonymous Coward

        逆毛は、毛が逆方向に向く状態だから、「逆」で良いと思うけど
        「機体が逆立ち」と「逆剥け(さかむけ)」は、何が「逆」なのか、順方向ってどっち?って考えると違和感あるね

        • by Anonymous Coward

          飛行中のパイロットに「立ち上げて下さい」と言うと
          十中八九、操縦かんを引いて急上昇する。
          だから、機首を真下にしたのは「逆立ち」だよ。

    • by Anonymous Coward

      機首と言い、尾翼と言うのだから、前方が頭であろう。
      頭を下にしているのだから、逆立ちで問題無いのでは?

    • by Anonymous Coward

      いや「立ち」という部分にも注目すべきだろう。「機体が立つ」状態はそもそも異常なのだから、その異常下で機首が上と機首が下、どっちが逆立ちかということではなかろうか。

    • by Anonymous Coward

      おめでとうございます。
      あなたはコレに新たな名前を付ける権利を得ました。

      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%8A%AC+%E [google.co.jp]

  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 10時14分 (#2807399)

    先代のPS1/US1は実は事故の多かった飛行艇
    性能が高いがゆえに厳しい状況(高い波)でも運用してたわけで結構トラブルがあった
    そもそも飛行艇は浮遊物にぶつかれば艇体に穴が開いて沈没してしまう脆弱な乗り物

    • by oshu (25681) on 2015年05月01日 12時35分 (#2807457)

      PSー1の頃はまだまだ設計に問題がありましたよ
      欠陥を残す開発途上機と言うべきで、痛ましい開発犠牲者が累々
      それだけに設計が確立したUSー1Aは偉大な名機と言えるでしょう

      --
      敢えて言おう。カスである!と。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 11時34分 (#2807430)

    4機しかないからこんな人数(訓練)なのかな
    離着水&救出訓練だろうけど、与圧部分だけで19人乗れるのか(結構デカい?)

    • by albireo (7374) on 2015年05月01日 13時25分 (#2807494) 日記

      飛行艇ってそんなに高い高度を飛ぶものじゃないし、与圧区画なんて重いものがあると離着水能力にも影響するので考えにくいです

      --
      うじゃうじゃ
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        US-2は前部胴体と中部胴体を再設計し、13mにわたって完全な与圧胴体となった。後部胴体は与圧されていない。

        Wikipedia [wikipedia.org]より

        • by albireo (7374) on 2015年05月01日 17時02分 (#2807641) 日記

          なるほど、飛行艇でも雲の上に出られることで運用の柔軟性が増すんですね。
          って、もうこの事故の記事が!(笑

          --
          うじゃうじゃ
          親コメント
        • by Anonymous Coward

          与圧されて高い所を飛べるようになったのがUS-2の売りだったよね。

    • by Anonymous Coward

      パイロット以外の見張員や救難員なども合わせれば乗員は10名以上の機体です
      救出・収容可能な人員が5~6人として、まあ20人弱は乗れるでしょう

  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 13時02分 (#2807478)

    レッドブルエアレースで展示あるという事でしたが、お流れになるのかなぁ…(涙

  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 15時53分 (#2807578)

    特殊技能を持った救難隊員が全員救助されたのでそれでよい。

    軍需、特に航空は持ち出しでやっている会社多いので、生産体制の維持のため、小笠原の住人のために
    金を払ったと思えば。

    • by Anonymous Coward

      自衛隊員が全員無事に救助されただけでも、不幸中の幸いですよね。
      この人たちが無事ならば、あとは機体さえあれば、これから何人もの命を救える可能性がある。

      あと、別に小笠原諸島の住人に限定しなくても良いのではないでしょうか。
      US-2は海難救助に対応できる機体ですし、日本近海を航行する
      全ての船舶の乗組員のためでもあります。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 17時34分 (#2807670)

    キッチリ原因を調べて、二度と練習中に同じような事故を起こさないようにして欲しいものです。

    • 諸般の事情で民間機と違って、事故原因はあまり明らかになることはないと想像します。
      勝手に妄想すると、フロート損傷とエンジン脱落が同時に起こったとすると、片翼が水面に突っ込んだのではないでしょうか。すると、想定されるシナリオは限界性能ぎりぎりの条件で離水しようとして、ある程度の高度に達してから失速、バランスを崩して片翼から水面に、、、というところではないでしょうか。翼は折れなかったが、エンジン脱落というところ、デリケートな気配が漂ってきます。
      あ、失礼、高波でしたね。事故原因。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2015年05月01日 23時14分 (#2807815)

        念の為マジレスしておきますが、どの飛行機も主翼にぶら下がるものは、エンジンや脚を含め、それに強い力が加わった際に主翼構造をも巻き込んで破壊しないよう、できるだけもげるよう設計となっています。
        これは翼構造が燃料タンクを兼ねる構造になっているため、破壊された時に発生する火災や環境汚染防止、また、桁を折ってしまうと修理にかかる費用が見合わないものとなってしまうためです。

        ただ過去にはこの設計機構が誤って発動した例もあって、着陸時に主脚がヒューズセクションから破断して、かく座してしまったり、エンジンをぶら下がるパイロンについていたヒューズピンが腐食によって破断して、エンジンごと脱落、その際に主翼前縁などを破壊したせいで最終的にマンションに激突してしまった例もあります。

        PS-1かUS-1かは忘れてましたが、離水時に主翼下のフロートが流木が当たった影響により脱落したせいで事故に至ったケースがあり、その後、流木程度ではもげないように構造強化されたと記憶していますが、まぁ、もし、仮に脱落したエンジンがヒットしたのなら、フロートはもげるでしょう。そういう設計です。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          マジレスするとUS2はターボジェットの民間旅客機のようなパイロン吊り下げではなく、主翼のエンジン架にきっちり取り付け・ヒューズピン無しでは?
          強い力が加わればエンジンが外れるのかもしれないが、ほんの数本のヒューズピンで吊り下げる構造では無いでしょう(他のターボプロップ機も同様だと思う)

          • by Anonymous Coward

            #2807815のACです。
            いえ、ターボプロップ機もボルト数本で固定です。むやみにボルトを増やすと整備性が悪くなりますし、重量も増してしまいます。
            そして多くの場合、そのボルトもしくはトラス構造になっているマウントまわりがヒューズをかねる構造になっています。
            実際にUS-2の設計や運用にかかわったわけでもなく、また手元に資料がないので、US-2が実際に何本のボルトで固定されているかは
            お答えできないですが、同じ系統のエンジンを搭載したC-130Jの資料を見る限りは機体には4本のボルトで固定しているようです。

            (写真は横田所属の在来型のC-130ですが、マウントは互換性があります。)
            http://www.yokota.af.mil/shared/media/photodb/photos/110325-F-RZ955-090.jpg [af.mil]

            • by Anonymous Coward

              こういうプロの見地からの意見が聞けるのは非常に有り難い。

      • by Anonymous Coward

        なんとしても自衛隊が都合の悪いことを隠しているという陰謀論にしたいんですね

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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