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サイエンス

狂犬病、発症後の生還

タレコミ by Mooolyeee
Mooolyeee 曰く、
事例も古く、記事も少々古い(2007年4月@徳島大学)ものだが、興味深い記事があった。

狂犬病(恐水病)。それは感染から発症に遷移してしまうと、患者は錯乱状態に陥り、死亡率はほぼ100%という病気。

ペットへのワクチン接種の普及により、日本では1957年以降国内での感染例は無く、日本で動物に接している限りは安全と思われるが、世界を見渡すと安全な地域は意外に少ない。安全な日本と言われているが、昨今のペットへのワクチン接種率の低下、そして多様な動物が大量に輸入されている中、今後も安全と言い続けられるのか?との危惧も持たれている。

そんな100%の死亡率を誇る狂犬病に、2004年9月コウモリに噛まれた女性が感染。1ヵ月後発症に至るも生還し、翌年の元旦には退院されたとのこと。
その治療プロセスは、ウィスルは患者の免疫系によって駆除可能であるものの、免疫系によるウィルスの排除が機能を始める前に患者は死亡してしまうのではないか?との仮説から、ウィルス駆除自体は患者の免疫系に任せ、それまでの間患者を昏睡状態に置き管理するというもの。
素人のタレコミ人には、その治療法は、SFチックでとても興味深く感じられる。

彼女が生還したのは明らかだが、回復に至るプロセスが科学的に明らかになったわけではない。また、その後その治療法を数件試した例はあるものの、残念ながらいずれも失敗しているそうだ。とはいえ、1つの治療によって1人の患者が生還を果たした、という事実は大きいだろう。
全世界で毎年3万5000~5万人の人が狂犬病で命を落としている。
狂犬病が治療可能な病気になるよう、研究者の皆さんの努力に期待したい。

参考記事
日経サイエンスの記事
狂犬病 from Wikipedia-JP ※編集者様への追伸:古い記事だったのですが、/.jで、とりあえず「狂犬病」で記事検索したところ、ヒットしないようなのでたれこんでみました。
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