taraiok 曰く、

Windows XPが発表されてから約11年が経過し、Windows 8の発売が近づいている。しかし、Windows XPを利用しているユーザーは世界比率では41％のシェアがあり、たくさんの利用者が残っている。しかし、多くの企業はWindows 8に対する関心は薄い。ロイターの記事によれば、ガートナーのアナリスト、マイケル・シルバー氏は「大企業の90％はWindows 8を全社的に導入することはなく、大企業のパソコンのうちWindows 8が導入されるのはピーク時で20％程度になる」との見方を示している（The Windows Blog、Bit、ロイター、本家/.）。

こうした状況から今週、Microsoftは同社のブログ上で、Windows XPの公式サポートは2014年4月に終了すること、最新ハードウェアのドライバ等はWindows XPをサポートしない、という二つの理由からWindows 8への移行準備を促す記事を掲載している。またOffice 2013を動作させるには、Windows 7またはWindows 8が必要であることも強調している。

しかし、本家のコメント欄ではそう簡単には移行できないという声が多い。Windows XPから離れることのできない理由について議論が進んでいる。主な理由としては、新しいOSに乗り換えても作業効率は高くならないこと、アップグレードコストに見合わないこと、XP用の周辺機器のドライバに提供されていないものがあることなどだ。

※個人的にも最近まで業務用の電子証明書の再発行が面倒でXPから移行できなかった。居残り組の皆さんはどんな理由でXPを使っていますか？