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Google

ドイツの音楽レーベル、SkypeやJavaのダウンロードページは自社の権利を侵害していると主張

タレコミ by insiderman
insiderman 曰く、
GoogleはDMCA(米デジタルミレニアム著作権法)に基づき、著作権を侵害しているコンテンツを検索インデックスから削除するよう要求するシステムを提供している。ドイツの音楽レーベルであるTotal Wipes Music Groupが、同社が権利を持つコンテンツの著作権を侵害しているとして、PythonやMySQL、Git、OpenOffice、Node.jsといった著名ソフトウェアのダウンロードページをインデックスから削除するよう要求しているそうだ(TorrentFreak)。

申し立て対象のURLはchillingeffects.orgで確認できるが、そのほかにもArch LinuxやUbuntuといったLinuxディストリビューション、SkypeやVMware、Dropboxといった非オープンソースソフトウェアのダウンロードページも並んでいる。侵害されている著作物のURLとして「http://www.totalwipesmusicgroup.com/releases/aborigeno-music/abmu021_wild-vol7」が掲示されているのだが、このページは単に同社の扱っているCDの紹介ページで、「侵害している」ページのコンテンツとは一切関係がなく、単純にURLに「download」という文字列が入っているURLを列挙しただけのようにも見える。

どうやらTotal Wipes Musicは毎日大量のURLに対し「濫用」と言っても良いレベルで申し立てを行っているようで(Google透明性レポート)、過去には同社と提携している音楽配信サイトに対しても削除申し立てを行ったり、特定の文字列を含むページに対し無差別に削除申し立てを行ったりしていた模様(TorrentFreakの別記事)。不幸にもこの申し立てが通ってしまったケースもあり、たとえば「Rock」や「Coffee」という単語に関連するというだけで無関係なアーティストやIKEAのWebサイトがインデックスから削除される事態も発生している模様。
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