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アレゲなニュースと雑談サイト

reoによる 2009年04月17日 10時00分の掲載
委員会は発展的かつ建設的な解決を生み出す場所ではないということ部門より。

ex 曰く

文化庁は、文化審議会著作権分科会基本問題小委員会を開催することを既に決定していたが、今回その委員のメンバーと日程が発表された。第一回は 4 月 20 日。

この小委員会は、昨年度まで開催されていた「私的録音録画小委員会」「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」を廃止し、それらで議論が収束しなかった問題について「大所高所から議論を行う」 (「『日本版フェアユース規定』文化庁でも議論開始 - まずは慎重論から」) 事などが目的とされている。

だが、今回発表された委員の構成からは、これまで著作権延長に反対もしくは慎重な意見を提示していた委員が軒並み外れており、その人選に対し深刻な疑問が投げかけられている。昨年度までの 2 つの小委員会の委員を務めていた津田大介氏は、「改正著作権法で何が変わる?」という記事の中で、「消費者不在の中、権利者中心の著作権制度が作られていくのでは」と懸念を表明している。

なお、今回の委員構成からは、津田氏だけではなく、前年度 2 委員会の主査を務めていた中山信弘氏も外されている他、補償金問題で著作権団体側と対立を深めていた JEITA などからも委員は参加していない。

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  •  一番の当事者であるはずのJEITAをはずすなんてちょっと信じられない暴挙ですな。昨年までの体制だってAppleが蚊帳の外って時点でたいがいおかしな状況でしたが、これで完全に欠席裁判になってしまった。会合自体はスムーズに進むでしょうが、それで終わるようならそもそもこんなに長引いてない。

     メンバーにいるときですら散々CPRAが場外乱闘してたってのに、会合の存在意義を揺るがす決定的な批判材料を与えてしまったことに気づいてないんだろうか?

    --

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    • 言い分としては、「基本問題小委員会」なので補償金などの個別の問題を議論するものではない、という事でしょう。なので、JEITAをメンバーに入れる理由は全くないのです。突っ込まれたら、個別の問題に対しては関係者を必要に応じて参考人として参加を求める、とでも言っておけば筋は通る。

      > 会合自体はスムーズに進むでしょうが、それで終わるようならそもそもこんなに長引いてない。

      いえ、今まではいままではどちらの意見を優先すると言うことも出来なかったのが、ここで一定の方向性というか結論を出してしまえば今後はそれ前提で話をすることが出来ます。

      今回のメンバーを学識経験者で固めてしまって権利者側は誰か代表で1人が2人という構成にも出来たはずです。しかし、それをせずに権利者側が過半数というメンバー構成にしたということは、今後は「権利者側の主張ありき」で進めたいと言うことだと思います。

    • 1個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • Anonymous Coward : 2009年04月17日 11時25分 (#1550734)

    この小委員会で、延長自体が既定方針として議論されるのであれば、
    せめてフェアにお願いします。
    現時点で生きている作家のみが特別扱いされる事が無い様に、
    充分に長い期間にした上で「有史以来全ての著作物に遡って適用」して下さい。 [slashdot.jp]

    これから生まれてくる著作者はこれまでより重い(長い)制限を課せられて、
    既存の著作者は先達の遺産をコピーし放題で自身の死後も恩恵を得続けるなんて、
    幾らなんでも虫が良過ぎます。全然フェアじゃない。

  • お役所の掟 (スコア:3, すばらしい洞察)

    sillywalk (15002) : 2009年04月17日 10時56分 (#1550719) ホームページ 日記

    故・宮本政於氏 [wikipedia.org]の著書「お役所の掟」では、
    官僚が裏で糸を引く結論ありきの審議会 [ac-net.org]が暴露されていましたが、
    パブリックコメントも含めてそういう体質は今も変わっていないのかも知れませんね。

    --
    And now for something completely different...
  • 相変わらずのバカ官僚主導かと。。。。
    幾らでも法を掻い潜る手段がある場合には、法を幾ら変えたって駄目でしょう。如何にも机上の空論が好きな官僚らしい(苦笑)
    著作権法違反を止めたいのなら、1.当事者が技術的には容易だが、あえてそうしないでおこうという気持ちにさせる風土を育成するか、2.違反しても大したメリット無いようにする。のが常道。
    最近の流れだと、人々を意地でも払ってやるもんか!に導きたいのかい??って感じですが。。。
  • Anonymous Coward : 2009年04月16日 13時40分 (#1550122)

    河村真紀子(主婦連合会常任理事)がいるのに、消費者不在ってのはどういう意味なんだろう。

    • 真の敵は「消費者団体」(主婦連合会)? [www.asks.jp]

      なんとなく主婦連合会も政府にとっては「自分達に都合のいい」消費者の代表として扱われてるのではないだろうか。

      --
      ペーストビン [windy.cx]
    • Anonymous Coward : 2009年04月17日 15時31分 (#1550882)
      河村真紀子のいままでの発言を見ると、知識が決定的に足りていない。そこを権利者側に見切られてうまく利用されたりしてる。はっきり言って邪魔。
    • Re:消費者不在の中… (スコア:2, すばらしい洞察)

      Anonymous Coward : 2009年04月17日 10時37分 (#1550707)
      まず、消費者の定義を変えようよ。

      権利者が想定してる消費者ってのは、直接お金を払ってくれる人たち。出版社とかレコード会社とか、放送局などなど。
      末端の、本を読んだり音楽を聴いたりする人は、今は消費者とはされていないんだ。
      だから末端の者がいくら叫んでも彼らには届かない。彼らにとっては「消費者の声」ではなく単なる外野のノイズだから。

      そこから見直さないと多分何をやっても駄目だろう。
  • 自業自得の面も… (スコア:1, フレームのもと)

    gnaka (17369) : 2009年04月17日 11時50分 (#1550748)

     前の委員会は大局的な見地に立って議論するというのではなく、それぞれが自分に都合のいい意見を言いっぱなしにするだけでしたからねえ。ネットの議論はそれでもいいんでしょうけど、政府の委員会は公益に対する責任を持って一つの具体的な方向性を出さなければならないので。
     消費者側だけが大幅に削られていると見るべきなのかどうかは個々の委員を知らないのでなんとも言えないが、前のままってわけにいかなかったのはわかりますねえ。

    • Re:自業自得の面も… (スコア:2, すばらしい洞察)

      Anonymous Coward : 2009年04月18日 8時05分 (#1551167)
      > 消費者側だけが大幅に削られていると見るべきなのかどうかは個々の委員を知らないのでなんとも言えないが、

      高飛車にものを言う前に、せめてソースの委員リストくらい読みましょうよ。
      どの団体を代表してでてきているかは、おおよそ書いてありますよ。
      明らかにされているだけで17人中11人が著作者および著作隣接権ビジネス団体の代表。

      んで、松田政行氏は、肩書きには「弁護士」とのみ記載されていますが、実際には
      「ネットワーク流通と著作権制度協議会」の会長代行でもある人なので、まあ
      文化庁寄りと見てよいかと。つまり17人中12人が文化庁の息がかかった出席者と
      いうわけで。

      野原佐和子氏が経済産業省代表、中村伊知哉氏が総務省代表、弁護士代表が宮川美津子氏。
      川村真紀子氏が唯一の消費者団体代表。ぐらいは、ぐぐればすぐ分かるのですよ。

      > 政府の委員会は公益に対する責任を持って一つの具体的な方向性を出さなければならないので。
      (略)
      > 前のままってわけにいかなかったのはわかりますねえ。

      前回は上がれなかったので、今回は確実に上がれるように積み込みしといた
      わけですよね。わかります(笑)
      で、文化省が責任を持って守ろうとしている「公益」って、「誰」の「公益」なんでしょうか?
      って話なわけです(笑)
    • 2個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • この面子で話をすると、総務省やデジコン委員会が進めてる方針を台無しにするような話をぽんぽん出してくる気がするんだけど、誰が調整するんだろう……。

    件の著作権法改正案には、リバースエンジニアリングやDBキャッシュの技術に前向きな改正も含まれているわけですが、これは総務省やデジコン委員会で出てきたもののはず。
    技術面のフォローができる面子が軒並み抜けてしまったこの体制だと、技術的見地皆無のトンデモ法案をかなりの確率で出してくると思われます。
    そうなると、総務省との調整が必要になるわけですが、文化庁の官僚にそんなことができるのでしょうか?

    --

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  • Anonymous Coward : 2009年04月17日 17時07分 (#1550937)
    焦点がずれるんですが、

    著作権延長に関しては現在の期限はそのままかもしくは短縮して、
    著作権延長希望者に対しては

    ・著作物から上がる収益の証明
    ・その収益の何割かの更新料(※国庫に入れる)

    を収めることを条件に無期限に著作権延長とするのが良いと考えています。

    つまり、
    年を経ても収益が上がる著作物の著作権を維持した側と
    公共の利益を求める側には金銭で見返りを与える
    公益の名の下に利権を得たい人々に搾取の機会を与える

    いかがでしょうか?
    --
    ちょっときわどいのでAC
  • northern (38088) : 2009年04月18日 1時31分 (#1551113)
    権利は金を裏切らない 金は権利を裏切ったりしない、だっけ?
  • それならば,著作者も特許でもうけているわけで,
    著作者から特許料を徴収してはどうでしょう。
    著作者への有効期限は著作権と同じにして,
    特許が切れてから権利者でなく発明者に支払うということで。

  • 唯一救いかもしれず。

    #反対に1票。

    --
    …竿の先端が音速を超えました。○5点
  • Re:民主党か自民党か (スコア:2, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2009年04月17日 12時12分 (#1550771)
    こういう書き込みを見ると、
    ああ選挙が近いのかなあと実感できますね。
  • 無料の優良コンテンツがあるから どうだといいたいのでしょうか
  • WindKnight (1253) : 2009年04月17日 15時36分 (#1550885) 日記
    著作権ビジネスを産業と捉えて、通産省に移すのがよろしかろう。
    Cool Japan を後押ししたければ、文化庁では力不足やね。

    期限が切れたものは、文化庁に移管すればいい。
    期限が切れれば、本当に文化とか遺産という切り口で語れるようになるのだから。
  • いっそ、作る方に回ればいいのですよ。
    そうすりゃ、権利者の権利が強化される事が自分の利益となる。

  • >誰がパブリックエネミーなのかよく分かるじゃないか

    ところが、誰が敵なのか、いつの間にかはぐらかされちゃうのが、過去の流れ。
    大抵、こういう誰かが悪役にならなくちゃいけない状況になると、JASRACが煽り始める。
    そこで、JASRAC叩きを始めちゃうと、やつらの思うツボだ。

  • 音楽は印象主義音楽以前、文学は古典、洋画は後期印象派以前、日本なら歌川広重以前。
    そういうものを与えればいいんじゃないでしょうか。
    消耗品のように忘れ去られる現代の多くの著作物を与えるより、はるかに豊かかもしれません。
    いやマジで。

    --
    〜◍
  • 無料であることと著作権は何ら関係なく、あなたが風呂で歌った
    メロディにも、幼稚園の時に書いた落書きにも、著作権は
    自然に発生しています。
  • 少しずれますが、
    この辺の、消費者リテラシの有無が深刻だなと思います。
    1.5次創作ぐらいの無料コンテンツと、れっきとした有料コンテンツ(広告付き無料を含む)のけじめを、
    (自分なりにせよ)つけた上で楽しんでいる人と、
    そもそもCDなんて2,3枚しか買ったことが無くて、あと1万曲ぐらい違法コピーをダウンロードという感じの人と。

    # ここで言う自分なりとは、現状では自分なりの判断しかあり得ない、という意味合いです。

    リテラシの違いを技術的に判定する方法と、対応する法律が求められているわけですが、見つけられていない。
    それで、後者を締め上げようとすると、前者も取り締まってしまうことになっているので、
    「黙って見てる」わけにいかなくなってるように思います。

    黙って見てられないのは、権利者や文化庁の態度が余りにもひどくて、とうてい信用できない、
    という政治不信的な面も大きいと思いますけども。

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