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アレゲなニュースと雑談サイト

reoによる 2009年06月12日 11時00分の掲載
汚いなさすが音楽業界きたない部門より。

ある Anonymous Coward 曰く、

米国の弁護士 Kiwi Camara は、近いうちにRIAA (全米レコード協会) を訴えて、音楽を P2P でシェアしたとする訴訟によって RIAA が「盗んだ」 1 億ドル (約 100 億円) 以上にのぼる和解金を取り返す意向であると語った (Ars Technica の記事より) 。

RIAA は 2003 年ごろから数多くの人達を法廷に引きずり出し、潤沢な資金、優秀な弁護士チーム、そしてそれを専門に仕事とする人達のマンパワーを背景にして市民を合法的に脅迫してきた (P2Pとかその辺のお話の記事) 。つまり、証拠がさほど明確にあるわけでもなく (そのために数多くの人が自分がファイル共有を行ったわけでもないのに訴えられている) 、裁判を闘うことへの恐怖という状況の力によって人々を脅迫し、和解を求めるためだけのフェイクな訴訟によって 1 件につき数千ドルの和解金をとってきたといわれている。

米国にはクラスアクションという集団訴訟手続きがあり、個々の利益帰属主体が訴訟手続きをしなくても、その代表者による訴訟を提起し、消費者の権利を一括して行使する権限が認められていて、多数の原告に関して共通の請求を提起することができる。今回の場合は、「RIAA による P2P 訴訟によって和解金を払った者」という「クラス」に属する人が、自分たちは訴訟についてなにもしなくても、和解金を取り返すことができる可能性がある。

Camara 弁護士は、史上最年少でハーバード大学ロースクールに入った秀才であり、今回の訴訟はその師であるハーバード大学教授 Charlie Nesson と共同で起こすものということだ。Nesson 教授は、以前に公害の原因となった企業をクラスアクション訴訟で訴えて勝訴しており、この訴訟は「シビル・アクション」という映画にもなっている。Billion Dollar Charlie (10 億ドルのチャーリー) の異名を持つ同教授はまた既に、RIAA に訴えられたボストン大学の学生を弁護している。

日本にもクラスアクションの制度と、Nesson 教授のような骨のある弁護士がいたらいいのに、と思うのは私だけだろうか。

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