reoによる
2009年10月05日 13時00分の掲載
文化庁の方針の根拠がよくわからんな…部門より。
文化庁の方針の根拠がよくわからんな…部門より。
ある Anonymous Coward 曰く、
東芝がデジタル放送専用の DVD レコーダーについて、2008 年度下期の補償金を期限内に支払わなかったことが 1 日に分かったという (時事通信の記事より) 。1993 年に制度が開始されて以来、メーカーが支払いに応じなかったのは初めてとの事。
以前のニュースで東芝とパナソニックがデジタル専用放送 DVD レコーダーの出荷価格に補償金分を上乗せしていない事が判明していた。パナソニックも 4 月発売のデジタル専用機で価格を上乗せしておらず、パナソニック広報担当者によれば「支払い対象か結論が出ないままなら、支払わない可能性が高い」とのこと (ITmedia News の記事より) 。
なぜ「初」が東芝なのか (スコア:5, 参考になる)
パナも東芝も払わないと表明しているのに、なぜ東芝だけが「初」と報道されることになってしまったかというと、単に年1回の補償金の支払を東芝は9月末に設定していた(そして払わなかった)ということみたいです。ちなみにパナは3月末なので、あと半年。
参考:小寺信良の現象試考:ついに「ガラスの城」が壊れ始めた録音録画補償金制度 [itmedia.co.jp]
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ある意味当然の結果 (スコア:5, 興味深い)
スラドの過去記事をあさるだけでもいろいろ出てきますが、もともと家電メーカーはJEITA、「iPod課金」は受け入れられない [slashdot.jp]でもわかるとおり、補償金拡大については反対しています。iPod課金の話が検討され始めた2005年頃から数えると、3年以上にわたって私的録音録画補償金小委員会で調整が繰り返されてきましたが、いずれも決着は付いていません。
以前の話し合いでも将来縮小させることで合意 [itmedia.co.jp]と言っておきながら、その半年後にはこんなこと [impress.co.jp]を堂々と言っている。
2005年からずっとこの調子だったので、メーカー側の権利者に対する不信感は相当なものが合ったと思います。
そして、今年になって著作権延長反対派が軒並み外れた「基本問題小委員会」開始 [slashdot.jp]にあるように、文化庁はJEITAを話し合いの場から排除するという強硬手段に出ました。
もともと補償金という制度自体が家電メーカーとメディアメーカーの協力がなくては絶対に成立しないシステム。にもかかわらずそのメーカーを明確に敵に回したわけで、こういった形で反撃されるのは必至だったのではないかと思います。
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こうなった以上は (スコア:3, すばらしい洞察)
もう管理団体が裁判を起こして白黒つけるしかないですね。
メーカー側は本当に勝ち目があると思ってるんですかねえ。
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Re:こうなった以上は (スコア:2, 興味深い)
もっとも裁判で白黒つけるとなった場合、法律的に明確な条文がないし
国民感情的にも、特に世論が盛り上がってるというわけでもないので
勝負はどんだけ弁護士や専門家を動員できるか? ぶっちゃけ資金力勝負
になる。
そうなると、日本のコンテンツベンダーは、大手の出版社や
芸能&制作プロダクションでも、売上は1500億程度がいいところ。
一方、東芝は連結で売上6.5兆、パナソニックは連結売上8兆弱。
全コンテンツベンダーを合計しても、東芝の1/3とか1/4程度じゃないかな。
これにパナや他の家電メーカーが合流したら、資金、政治的力、いずれも
話にならないと思うよ。
文化庁が後ろに付いてると言っても、メーカー側もいざとなれば経産省を
連れてくるだろうし。
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牙を剥いたB-CAS (スコア:3, すばらしい洞察)
ま、B-CASは「著作権団体が望んだ」との口実で導入したのに、DRMが破られてしまうと当の著作権団体は「こんなものは望んでいない」と関与を否定。そして、「実効性のないDRM」を口実に補償金支払い拒否の形で著作権者にダメージだけを与えると。
なんか客観的に見てると相当酷い話。肝心のエンドユーザでは、補償金払うからB-CASヤメレって声の方が大きいっぽいので、ユーザの声を無視した強硬策が勝手に進行中。
ま、著作権団体も今まで散々欲掻いてやらかしてきたので自業自得。双方撃ち合って両方くたばってくれってとこ?
そして、誰も相手にしなくなった・・・。
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そりゃまぁ (スコア:1, 興味深い)
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Re:そりゃまぁ (スコア:3, すばらしい洞察)
> 遊園地側から保険の加入を
どっちかというとジェットコースターに乗ったら自動車税
払わされるようなもんじゃね?
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Re:そりゃまぁ (スコア:2)
例が悪いなあ。車の自賠責と同じで、危険性が高ければ保険の加入を義務づけられても問題がない。加入していないつもりでも、料金に含まれていることも多いだろうし。
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くれあとーれ (スコア:1, 興味深い)
妥当なものかね? とか言いたくなる協会なんだよなぁ。
それはさておき、ラジオCMって意外と安いのね。4~12月のスポットで2千万円ってのは。
(ナイターで良く聞くけど)
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Re:くれあとーれ (スコア:2)
そりゃ、ラジオ広告市場はすでにネット広告より小さい(イギリスでは、テレビ広告でさえ、ネット広告に負けてる)のだから、安くせざるを得ない。
特にAMラジオ放送って、車を運転しながらとか、農作業をしながらとか、ながら受信以外に積極的に聴くものじゃなくなってるし。人気のあるラジオ独自のパーソナリティも減ってるよね。
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Re:くれあとーれ (スコア:3, すばらしい洞察)
9割はピンハネってこと...だよね?
事実だとすれば開いた口がふさがらない罠。
個人的には「参考になる」と言いたいわけだけど、ホントなのかなぁ、と信じがたい気分にもなるわけで。
でもこれが事実なら、こんな国の企業に国際競争力なんかあるわけもなく。
全部の企業がそうだとは言わないし、公共事業(だけ?)で喰ってる奴らは、きっと国際競争なんかにはさらされないんだろうけど、さ。
「法人税が上がると国際的に競争力が云々...」という主張をしている人たちも居るけど、実際には輸出で儲けたら高い法人税を払ってもらって、それを公共事業で国内に分配するという仕組みができあがっているんじゃないのかな?
分配を受ける側の企業としては「法人税が上がる(=公共事業という名の再分配が増える)とウハウハ」になるわけで、高い法人税に賛成することもあるのかもしれないよね。
だとしたら、企業のうち何割が「誰かがどっかで稼いだ金の再分配」=「ある意味タダメシ」を喰ってるのかが気になるわけだ。
元コメの言うような「予算全体の9割がピンハネ」的な構造が広く存在するとすると、その仕事で実際に生み出されている付加価値は予算の1割しかないわけで、ものすごく乱暴に言えばGDPはその9割を割り引いて考える必要があるわけだ(勿論、生産活動の全部が公共事業ってわけじゃないし、他の要素もいっぱいあるから乱暴すぎるってのはわかってるけど)。
そうすると、じゃぁ、その1割の付加価値を生産することに従事している人の割合(逆に言えば、ピンハネ側に居る人の割合)は...って考えに辿り着く。
もしピンハネ側にいる人間が極少数ならば、そういう(ある意味不公平な)富の集積をしている人たちからどうやって富を再配分するか、という議論になるだろうし、逆にピンハネ構造の中で生計を立てている人がたくさん居るのならば、そういう(ある意味、非生産的な)仕事をしている人たちに、どうやってより生産的な、より付加価値を生む仕事をしてもらうのかという議論になるよね。
ピンハネ構造そのものの構造的な無駄もあるし、前者なら遊んでいる金が、後者なら遊んでいる人的資源が無駄になっているとも言えるわけで。
国際的な競争力がどうのこうのと言うのならば、こういうところに潜む無駄も解消+ヒトや金の有効活用をしていくべきなんじゃないかなぁ。
# あぁ、壮大なオフトピ。
# ごめんよ。
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でも、仁義は通してるとおもうけど (スコア:1)
払わないとしている対象商品は、アナログチューナー非搭載のものだからね。CPRM付のDVDメディアだって、BDメディアだって、メディアの値段で複製に対する補償金が払われるんだから、データを蓄積して見て消す、ダビング、移動して消す機械であるレコーダーには補償しなければならない理由はないでしょ。
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Re:でも、仁義は通してるとおもうけど (スコア:2, おもしろおかしい)
じゃあ放送しなきゃいいのに。
その理屈が通るなら、近所のスーパーの家電フロアにあるマッサージチェアに補償してあげたくなるじゃないか。
#大根や豚肉に課金するか。:-)
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Re:あたりまえ (スコア:1, すばらしい洞察)
誰にいくら払ったかを公開できないのに権利だけを
主張する組織に実はないのかと。
払っているなら誰にいくら分配しているのか根拠を
示せってのが感想です。
今回の政権でこういうのを根絶してくれたら
ありがたいのですが。
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Re:あたりまえ (スコア:2)
一応私的録画補償金管理協会 [sarvh.or.jp]の公開資料 [sarvh.or.jp]を見れば、どこの組織に幾ら払っているかはきちんと公開されているけどね。
もっとも、この資料じゃ何も分からないのと大差ないとも言えるけど。
Nullius addictus iurare in verba magistri
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支払いは当然だが、権利者団体の態度が問題 (スコア:2)
デジタル放送をデジタル録画・録音するようになれば、ほとんど劣化しなくなるわけだから、アナログよりも神経質になって、支払いを要求するのは自然なことだろうな。課金するか否かや金額は政治的、マーケティング的な判断。
ただ、権利者団体の交渉のやり方、集金後にそれが権利者個人に分配できているのかといった問題があるけどさ。
東芝やパナも、支払い自体を否定していると云うよりは、権利者団体が強引すぎる、だから合意できない、といった理由に見えるし。
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Re:支払いは当然だが、権利者団体の態度が問題 (スコア:3, 興味深い)
デジタル放送をデジタル録画・録音するようになれば、
・レコーダーにおけるハードディスクは単にDVD/BDへの書き出しの一時ファイル置き場にしかなってない。
・DVD/BDは指摘録画補償金を支払ったメディアにしか書き出せない。
・DVD/BDに書き出さないで録画⇒見る⇒消す、だと録画補償金が回収できない? これってオンエアをそのまま見るのとほとんど同じなんだけど?
多分、三番目の見解が違うんだろうなぁ。
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Re:支払いは当然だが、権利者団体の態度が問題 (スコア:3, すばらしい洞察)
>アナログよりも神経質になって、支払いを要求するのは自然なことだろうな。
>課金するか否かや金額は政治的、マーケティング的な判断。
だったらD1以下はコピーコントロールなしとか出来る筈なのになぁ・・・。
今だってDVDレコ(否BD, HD DVD)だと強制的にD2以下(AVC非対応なら)に落とされるのに
コピワン/ダビテンだし。
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Re:あたりまえ (スコア:2, おもしろおかしい)
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Re:いいぞもっとやれ (スコア:5, 興味深い)
「デジタル放送はコピーできないようにしているのだから、コピーされたことに対する補償はいらないでしょう」というだけでしょう。
東芝やパナソニックがそんな野心的な考えの基に行動している訳ではありません。
わざと挑発的な文言を書いているんだと思いますが、念のため。
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