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アレゲなニュースと雑談サイト

hylomによる 2009年11月02日 12時35分の掲載
動画でどうぞ部門より。

あるAnonymous Coward 曰く、

去る10月5日に「科学における情報の上手な権利化と共有化 Balancing IP protection and Data Sharing in Science」と題したシンポジウムが行われました。その講演動画が シンポジウムのページ にて公開されています。

デジタル時代の著作権、知的財産権の世界的権威であり、Creative Commonsの創始者の一人でもあるローレンス・レッシグ教授や、東京大学名誉教授の中山信弘先生、国立国会図書館長の長尾真先生などの講演を見ることができます。また、当日のレポートについてはクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのページにて午前午後に分けて掲載されています。

生命科学研究の大規模化に伴って、仮説駆動型の研究から大量のデータを扱うデータ駆動型の研究にシフトしてきていますが、現行法では想定されていないこれらの科学データをどのように扱っていくべきか、共有していくべきかなど、アメリカ・日本・ヨーロッパそれぞれの事情も踏まえながら問題点や将来の展望が議論されています。

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  • 動画。。。見てる時間無いし。。。
    スライドだけ見たいんですが、どこかにありますか?
    とか、意味の無いコメントを書いてみたりして、、、、
    この程度では沈黙は破れない?

  • y-stm (36170) : 2009年11月03日 2時56分 (#1664712)

    大久保公策氏の講演ビデオ(デジタル化した科学のポリシーについての2つの事例報告。20分くらい)のページ
    http://symposium.lifesciencedb.jp/IPDS/okubo [lifesciencedb.jp]
    には、他のジャンルで起きているデータ量の増大例がいくつか上がっています

    たとえば、(1)天文学におけるデジタルイメージング機器、(2)生命科学におけるマイクロアレイやシーケンサー、質量分析器、(3)地球科学におけるワイアレスセンシング、(4)気象学におけるシミュレーション計算機などのデジタル機器はマッシブなデータセットを生成します。

    私自身は、生命科学を専攻している(いた)ため、他の分野でデータをどう利用しているのかは分かりませんが、一応。

    冒頭の高木利久氏の挨拶(6分程度)では、現代の科学の研究スタイルは『仮説型駆動』から『データ型駆動』へと移行していると述べています。
    一つの仮説を検証するために実験データを取るのではなく、網羅的にデータを取った後に、そこに何か知見を見出すという手法がもっとメジャーになるだろうということでしょうか。
    個人的には移行しているというよりも、そういう手法の研究室も増えてきているという感じです。バイオインフォマティクスとでもいうのかしら。

    つまり、ここで言及しているデータというものは、取ってみたけど、どのくらい知見が搾り取れるかよく分からないものなのです。

    今までは他人のデータを引用することがあっても、自分の取ったデータと知見を批判するために使うことが精々だったと思いますが、
    いいアイデアを思いつき、データを外のDBから引っ張ってきて、解析するだけ(だけじゃないけどさ!)で論文が書けてしまう。業績になってしまう。
    これでは研究室の所有する実験データを公開することに対して抑圧がかかってしまい、閉塞的な状況を作りだしかねません。
    大久保氏の場合、薬となる遺伝子の特定をしておられたそうなのでその金銭的価値は高く、
    当時の法律では禁止されていなかったデータの売買を持ちかけられたとあると仰っていました。

    大久保氏の講演の後半では、既存の出版物をキーにデータを整理する方法を思いついたけど、著作権のしがらみで公開できないものになってしまったと仰っています。
    体系的に知識がまとまっている本のインデックスなどをキーワードに膨大な論文、ドキュメントを分類するというものだと思うのですが、出版社にかけあっても色よい返事が無かったとのこと。
    公開できないと研究意欲も削がれる、何とかならんのか、というのが著作権の話につながっていきます。

    #後のビデオはこれから見ます。

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