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日本

映画「ザ・コーヴ」東京での上映館なくなる 258

ストーリー by reo
横浜に行きますわ 部門より

イルカ追い込み漁を描いたドキュメンタリー映画で、2009 年のアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞に輝いた「ザ・コーヴ」だが、26 日の予定であったシアター N 渋谷での上映は中止となった (シアター N 渋谷のページ, 毎日 jp の記事より) 。市民団体から内容が反日的であるとの抗議が繰り返されたためらしい。

東京での上映はシネマート六本木もあるから、と思っていたら先日シネマート六本木も上映中止を決定し、東京での上映劇場はなくなってしまった (シネマート六本木のページ, 毎日 jp の記事) 。シネマート心斎橋での上映も併せて中止となったが、大阪はまだ第七藝術劇場での上映がある。「反日映画の上映は許せない」という理由で上映中止に追い込む手法は、二年前の「靖国 YASUKUNI」の上映中止を思い起こさせる。

しかしまあ他にも上映館は 20 館近くあるわけで、自称市民団体の皆様は「自分たちの視界の外でやられれる分には別に構わない」といった柔軟かつ視界の狭そうな抗議ポリシーなのだろうか。「靖国 YASUKUNI」の時も DVD-Video のリリース時にはこれといって販売中止デモとか聞かなかったし。

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  • 言論弾圧じゃ? (スコア:5, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年06月05日 9時39分 (#1775048)
    上映してどう判断するかが大事であってさ。 上映自体に圧力かけるっておかしい。 その映画のどこが間違ってるか詳細に主張すればいいと思う。 これって圧力かけた団体も表現の自由を抑えてるように見えて印象悪くなるし、 上映辞めた映画館も弱腰と思われるし。 どこにもいい話がないと思う。 ちなみにどんな市民団体なんでしょ? 後援が水産庁OBとか。 人権問題であったみたいに、家族運営のの市民団体とかだったりして。 上記はジョークですが、 きちんと団体名と根拠まで報道してくれないとこちらとしては判断ができないです。 結局お互い思い込みですれ違っているのが鯨やイルカ問題だと思いますので。
    • Re:言論弾圧じゃ? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2010年06月05日 12時06分 (#1775121)

      試しに弾圧側を擁護してみる。
      今回の映画の問題点は、
      ・一方的な視点に立った主張……自体は制作者の主張だから問題ではない。
      ・制作方法……イルカ漁を行っている様子を断りもなく撮影し、肖像権を無視した事件の映画ですよね。これ
      ・名誉毀損……仕事をしている人に対して、あなたは犯罪者だ!と一方的に決めつけるのは、主張の範囲に収まるのだろうか
      このくらい?
      そもそも圧力とは何だろう。こんなの見たくないから放映するなってのは圧力かもしれない。たばこの煙を吸いたくない見たくない
      からたばこを売るなってのは圧力かもしれない。名誉毀損を助長する様な放映をしないでくれとお願いするのは、圧力なんだろうか。

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      • by firewheel (31280) on 2010年06月05日 12時47分 (#1775137)

        >上映してどう判断するかが大事であってさ。 上映自体に圧力かけるっておかしい。
        極論すれば、
        「ナチスがいかに優れた政治を行っていて、XX人は腐れ民族だから殺されるべきだったんだ」
        みたいな映画を作れば、世界中で上映禁止になってもおかしくない。

        映画の内容に関係なく、常に上映することを前提に話をするのは非常に頭がおかしい。
        #今回がどのレベルに相当するかにもよるけどね。

        親コメント
        • by simon (1336) on 2010年06月05日 21時21分 (#1775324)

          >「ナチスがいかに優れた政治を行っていて、XX人は腐れ民族だから殺されるべきだったんだ」
          >みたいな映画を作れば、世界中で上映禁止になってもおかしくない。

          アメリカにはアメリカ自由人権協会(ACLU)というNGO団体があります。
          彼らは「言論の自由はその内容がどんなものであれ守られるべきである」という信念の元、あらゆる言論弾圧と戦っています。
          自由を守る立場の彼らは妊娠中絶の法規制に反対したり、同性愛者への差別の禁止を主張していたりする、立場的には左翼的なリベラルに属しているのですが、彼らは「あらゆる言論弾圧」に反対しているので、時として右派勢力の権利を守るために行動することもあります。

          一例として、公共の場でデモ行進をすることを禁止されたアメリカ・ナチ党の裁判に協力し(アメリカ・ナチ党の側の弁護士として)、彼らがデモをする権利を勝ち取りました。
          また「集会の自由」を守るために、KKK(白人至上主義結社)が州政府に対して起こした裁判に弁護士を派遣して協力し、KKKの集会の自由を守りました。

           ACLUが派遣した黒人弁護士がKKKを支援し、ユダヤ人会員の納めた会費でもってアメリカ・ナチ党の裁判の支援が行われる。
           仮にアメリカ・ナチ党やKKKが権力を握っても、ACLUの主張する言論の自由など微塵も認めようとしないでしょう。
           にも関わらず、あらゆる自由のためにACLUは支援の手を惜しみません。

          「寛容主義は不寛容に対しても寛容的でなければならないのか?」という「寛容のパラドックス」を彼らは鼻で笑い飛ばし、平然と不寛容に対しても援助の手を差し伸べます。

          彼らの信条はヴォルテールの言葉に集約されているでしょう。
          『私はあなたの意見に反対だ。しかし、あなたがそれを主張する権利は命を掛けて守ろう』

          #こういう団体が全米で50万人の会員を集めているんですからまだまだアメリカも捨てたもんじゃありません。

          さて。この『ザ・コーヴ』ですが、東京で上映会が行われます。
          http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html [tsukuru.co.jp]
          来週水曜の6月9日に中野区のなかのZEROホールで上映会とシンポジウムが行われるとか。
          興味深いのは民族派右翼一水会の鈴木邦男氏もこのシンポジウムに出演していること。
          #『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)を著している鈴木邦男氏もこの騒動に意見があるのかもしれません。

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        • Re:言論弾圧じゃ? (スコア:2, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2010年06月05日 13時36分 (#1775158)
          言論の自由とは、その極論のような映画を上映することも許容すべき、ということでしょう。
          ただし、言論の自由を維持するためには、そのような映画の上映はすべきではないという矛盾がありますが。

          左翼のダブルスタンダードはケシカランと思いますよ。
          都合のいいときだけ言論の自由を錦の御旗にするのだから。

          日本共産党が住宅地で拡声器で誰も聞いてない演説をダラダラやるのを言論の自由として認めちゃってるから、
          右翼モドキが住宅地で拡声器で誰も聞きたくない下らない話をダラダラやるのを認めざるをえないのですよ。
          あ・・・どっちも中身は左か。

          ちなみに、左翼の人達は、
          公安の息のかかった偽左翼セクトが武装闘争で正当なる我々の活動を妨害してきた上に国民に左翼運動を学生のアホな祭りのように印象づけて国民の支持を失わせたのはケシカランだそうです。右翼のフリをして人様に迷惑をかけて国民の支持を失わせる工作を左翼がやってるのはスルーで。
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    • 以前 (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2010年06月05日 10時16分 (#1775072)

      カルデロンちゃん(だっけ?)の自宅周辺に乗り込んで、聞くに耐えない罵詈雑言を吐き散らしていった人たちがいたけど、
      まああれだって「会」を名乗ってる以上は“市民団体”だからね・・・。
      今回も似たような感じで、ルサンチマンを持て余す多くの個人の烏合なのではないかと想像。

      でまあ、
      仮にイルカ愛な人びとが敵だったとしてさ、敵を知ることは何より大事なんじゃないのか? と思うんですが。
      敵から目を背けて「見たくない見たくない見たくない…」ってね・・・・もうアホ以下かと。

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  • by vn (10720) on 2010年06月05日 9時33分 (#1775045) 日記
    いわゆる「市民団体」の連中がどういうつもりで上映妨害活動しているのか知らないが、
    結果としてこの報道を通じて「へえ、日本で上映されるんだ」という認知度は格段に高まった。
    見るなと言われるとついつい見たくなるのが人間心理であって、とくに好奇心の強いインテリ
    階級にはその傾向が強い。その結果として、とくにDVDで発売された場合の販売枚数の期待値は
    ほとんどヒトケタ上がったと思う。

    # ついでに、乗せられて見てしまった後「あまり面白くなかった」と思う人が多いだろうとも予想する。
    • 色々と手を廻して現物見たのですが、これは酷過ぎる。と言う、勧善懲悪の「物語」でしたよ。ドキュメンタリーとしてはお粗末すぎる。
      「鯨やイルカを捕る『ヤクザ』の実態を暴く正義の自然保護集団」と言う図式で進行していくので見てるのが苦痛でした。

      元々捕鯨賛成だから。というよりも、太地の人の民族性とかそう言うものを踏みにじって悪魔として描くことで、見てる人の溜飲を下げようという悪意のようなものを感じた。「悪魔」「ヤクザ」が不穏当なら、アフリカやニューギニアの人々を劣等民族として見世物にしたヤコベッティの冒険映画に見られるような民族的な傲慢と言い換えますが。

      この映画の上映を妨害してるのは在特会らしいという話を耳にしましたが、この件に限っては彼らに間違いを指摘できない。本来なら彼らのようなごんたくれではなくマトモな右翼が抗議活動するべきだ(出来れば監督の家の近くまで行って)。そういう類の悪意の塊だ。

      「創」誌がこの問題を取り上げて座談会をやっておりまして抜粋しますが、アメリカでの興収がそんなに大きくなかったとはいえシー・シェパードのパトロンであるアニマル・プラネットがこのコンテンツの「続編」をテレビシリーズで放送することを決めるなど、エコ問題に敏感な類の白人には評判がよかった感じがします。

      http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100602-00000303-tsukuru-soci [yahoo.co.jp]

      【想田】すごく平均的ですよ。だからこれは、アメリカでは非常に安全なトピックです。僕はそこが、あの監督の姑息なところだと思うんです。おそらく彼はベジタリアンで、本当に標的にしたいのは、動物全般を食べることなのだと思います。でもそれでは広範な支持を得られない。それこそ、今の日本人から上がっているのと同じような反発が、アメリカやヨーロッパから来るでしょう。けれどイルカなら、欧米では誰も食べません。だから観客はみんな簡単に正義の側に立てるんです。線を引いて、自分たちはみんなこちらの正義の側、イルカ漁をこらしめようという側に立てる。

       テレビシリーズが決まったというところからピンときたのですが、エンタテインメントとしてバッシングする、つまり、やっつければやっつけるほど視聴率が上がるという構図を、そこに見てしまった気がします。オウム報道と同じですよ。もちろん、日本から反発があることもわかっているのですが、それは彼らにとって、非常に限定された、遠い国の話です。それこそ、イラクにミサイルを撃ち込むのと同じなんです。自分たちは安全なところにいて、遠くのよくわからない国にミサイルを撃つ。そういう発想を僕は感じました。

      ある意味、この捕鯨問題というのは水産庁のプロパガンダ云々という部分とは別の軸として、有色人種との融和が進んでおおっぴらにやりにくくなった白人(と言うかアングロサクソン)至上主義・ユニラテラリズムの世界全体への押し付けとそれによって自民族の独自性が押しつぶされてしまう・地元文化の独自性を保ちたい人々の対立軸=民族主義同士の衝突というのがシー・シェパードの跋扈以降、明確に出てしまってると思います。

      80〜90年代は水産庁の御用言論人がこの手の話を唱えてはいたものの現実問題としてはこの軸はリアリティがなかったのですが、アングロサクソン単独の優位性が消し飛んでしまった今になってリアルになったのは皮肉なことだと思います。

      親コメント
  • 報道等で知った印象 (スコア:4, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年06月05日 10時07分 (#1775067)
    反日映画というよりは、プロパガンダ映画だと思う。
  • 市民団体 (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2010年06月05日 9時21分 (#1775038)

    市民団体から内容が反日的であるとの抗議が繰り返された

    市民団体は反日でしょー?

    • Re:市民団体 (スコア:3, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2010年06月05日 9時30分 (#1775040)

      市民団体といっても、上下左右いろいろございまして。

      親コメント
      • Re:市民団体 (スコア:2, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2010年06月05日 9時32分 (#1775043)

        >市民団体といっても、上下左右いろいろございまして。
        左が市民団体で右が国民団体だとおもってたよ!

        親コメント
    • by keybordist (3572) on 2010年06月05日 9時37分 (#1775047) 日記

      最近は市民団体にも右左があるんですよ。

      街宣右翼みたいな事やってる左翼系の団体まで市民団体、って言ってしまうんなら、
      右翼系の市民団体だってありえる訳ですし。

      件の映画について言えば、
      左翼系の市民団体の抗議で上映中止になった映画もあるんだし、
      どっちもどっちだと思いますが。

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      • by Ryo.F (3896) on 2010年06月05日 11時58分 (#1775116) 日記

        まあ、なんていうか、逆効果だよねえ。自分たちの狭量さもアピールしちゃう結果になってるし。
        海豚猟を擁護したいとしても、反海豚猟映画くらい上映させとけばいいんだよ。
        その上で、伝統であるとか、文化であるとか、事実とは違うところとか、そういう主張を展開した方が効果的。
        逆に、そう言うテーマで映画を撮ってみてはどうだろう?

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  • by Anonymous Coward on 2010年06月05日 9時31分 (#1775041)
    手の込んだ宣伝だと認識しております。

    イルカより、人間のほうが大変です。
    水銀蓄積問題。
    そのうち、イルカの呪いとか言われるんだろうな。
  • by Anonymous Coward on 2010年06月05日 9時40分 (#1775050)

    「プライド 運命の瞬間」の例を除外して、反対理由を「反日映画の上映は許せない」に
    限っているところに、ミスリードを狙う意図が見え隠れします。

    • by Anonymous Coward on 2010年06月05日 12時15分 (#1775125)

      ウィキペディアより

      映画演劇労働組合連合会(中央執行委員長:高橋邦夫)は、この映画や『ムルデカ17805』については上映に反対し、『靖国 YASUKUNI』については表現の自由を根拠に上映するように主張した[1]ことから、大原康男や井沢元彦などから、そのイデオロギーからの二重基準を批判されている(『産経新聞』2008年4月23日)。井沢は、『靖国 YASUKUNI』では表現の自由の危機を訴え、公開への圧力や妨害を批判した高橋が、『プライド・運命の瞬間』に対しては全東映労働組合連合会の中心人物(副執行委員長)として「検閲」をおこない、「侵略戦争美化の映画」のレッテル貼りをおこなったことや公開中止の圧力をかけていたことを挙げ、「このような二枚舌の人間に「表現の自由」を語ってもらいたくない」と述べている(『SAPIO』2008年5 月14日号「SAPIO'S EYE 特別版‐映画『靖国』論争で思い出すべき10年前の「上映中止要求」事件/井沢元彦」)。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年06月05日 10時24分 (#1775075)
    虐日・テロ映画『ザ・コーヴ』を東京地裁で粉砕せよ
    http://www.shukenkaifuku.com/KoudouKatudou/2010/100511.html
    映画『ザ・コーヴ』は日本人の食文化を意図的に歪めた作品であり、
    これを上映することは多くの国民の感情を傷つける。よって一国民は己の名誉を守るため、
    上映中止を求める街宣活動は憲法で保障された言論の自由に値する。
  • アレゲ?tech?スタンス? (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Wizard_URD (17987) on 2010年06月05日 9時40分 (#1775049) ホームページ 日記

    まぁ、とりあえず、事の是非は置いておくとして、政治的にナーバスな問題を
    取り上げる勇気には一定の評価があって然るべきだとは思うが、/-.jでわざ
    わざ取り上げる問題であったのか、ちょっと不思議。
    まぁそれも良しとしよう。しかし、一つ得心が行かない事がある。

    これは、このエントリが「/.-jの政治的スタンス」と受け取られかねないコト

    コレを考慮したエントリでなかったのは頂けなかったかなぁ?と思う。
    たしかに、都内で観賞出来なくなってしまった無念さは解らなくはないが
    それを、自称市民団体の視界の狭い抗議行動などと、わざわざフレームのもとに
    なるような煽情的な文章を使って表現する必要性があるのか甚だ疑問だし、
    それが、/.-jの看板背負ってやっている立場の人の、一映画ファンとしての
    個人的発言なのか、/.-jとしての政治的スタンスとしての発言なのか明記
    されていないために、尚更フレームの素になりそうな気がした。

    書くなとは言わないけど、もうちょっと精査推敲して欲しかったなぁ....って話。

    • >これは、このエントリが「/.-jの政治的スタンス」と受け取られかねないコト

      スラドが政治をネタにすることはあってもスラドが政治団体でないことくらい見れば分かるじゃない。
      政治的スタンス云々なんて考える奴の方が異常。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年06月05日 10時15分 (#1775070)
    このエントリでその映画を知った口なのであまり偉そうなことは言えませんが

    この映画を上映したところで、それほど影響力は無いのではないかと。
    結構な金を払わないと見れないし、見たからといってどうなるものでも無いでしょう。
    (こういう映画を選んで見るような層は特に。)

    内容に関わらず、あらゆる表現は規制されるべきでは無いと思っていますから、
    このような行動は市民団体さんにはやめて頂きたいところです。
    情報を調べる術がない昔ならいざ知らず、今はいくらでも情報を得られますから。

    ※私自身はこの映画を見る気も、これ以上イルカ漁の問題について調べることも時間の無駄なのでしませんけど
    • Re:映画の影響力 (スコア:3, おもしろおかしい)

      by Ryo.F (3896) on 2010年06月05日 11時49分 (#1775109) 日記

      内容に関わらず、あらゆる表現は規制されるべきでは無いと思っていますから、このような行動は市民団体さんにはやめて頂きたいところです。

      それって、矛盾してない?「市民団体さん」は、「やめていただきたい」って言ったわけだよね。それをあなたは、「やめていただきたい」と言う。つまり、「やめていただきたい」を「やめていただきたい」と。これら二つの「やめていただきたい」に差はあるの?

      親コメント
      • by crass (35930) on 2010年06月05日 14時53分 (#1775187) 日記

        それって、矛盾してない?「市民団体さん」は、「やめていただきたい」って言ったわけだよね。それをあなたは、「やめていただきたい」と言う。つまり、「やめていただきたい」を「やめていただきたい」と。これら二つの「やめていただきたい」に差はあるの?

        あるにきまってんだろw

        --
        しきい値 1: ふつう匿名は読まない
        匿名補正 -1
        親コメント
    • by yellow tadpole (7084) on 2010年06月05日 11時45分 (#1775105) 日記

      私も影響力はあまりないと思ってます。
      イルカを食べてる人たちだって昔はTVでフリッパーや海のトリトンを観て感動してたかも
      しれないし、反権力をぶち上げる左翼活動家が総理になったりします。
      日本人って置かれた場面によって感情を切り替えるのがわりと器用のような気がするんです。
      というか一貫性にさほどこだわらない。
      それはいい面でも悪い面でもあるんでしょうけどね。
      そういえば反捕鯨の人が盗んだクジラ肉を食べてましたよね。

      少々の水銀なんてさ、フグの肝を食すような人にしてみれば食通の証ですよね。

      --
      〜◍
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年06月05日 15時17分 (#1775197)
    日本以外では大ウケの映画でアカデミー賞だって取っているのは説明はいらないわけだが、 ここでさらに日本で妨害されたことで「真実を描く映画」と箔をつけてもらえた。 あの国民団体の方々の映像ももちろん取っているだろう。わかりやすい映像すぐる。 サイトに載せると効果抜群。 ディレクターズカット版DVDの特典に使えそうだし さらにアメリカやヨーロッパでのDVDの売上が伸びるだろう。 宣伝材料を提供してもらったザ・コーヴ側の100%勝利。
  • こうした映画の上映拒否運動を批判するだけのトピックを作成するのは、どうなんでしょ?
    映画の撮影を拒否したのに、隠し撮りまでされた住民の感情はどうなんでしょ?

    イルカ猟反対のために、何をしてもいいだろう的な行動に反対の声を上げないと
    捕鯨反対のシーシェパードのような事にならないか非常に心配です。

  • …って釣りネタ投げようと思っていたのですが、
    考えてみたら、この監督をはじめ、問題提起するドキュメンタリー作ってる人はYouTubeなんかで無償公開するべきなんじゃないだろか?

    『俺の主張はこうだ。反論するならちゃんと見ろ。ちゃんと見るためには金払え』ってのは、何かおかしくない?
  • 盗撮映画 (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年06月06日 7時27分 (#1775438)

    日本は自由の国なので、反日映画を公開することは構わないけど、
    あんな盗撮映像に一方的なコメントを付けた物を「映画」と称して上映する事が問題なのでは?

    たとえは悪いけど、臓器移植を待っている患者さんの日常を盗撮して、「人が死んで臓器が出るのを待っている人々の実態」とか銘打って、「人の命の大切さを投げかける映画」だといって公開しても良いのでしょうか。
    映画という限りには、それなりの撮影手段を執るべきだと思います。

  • by Anonymous Coward on 2010年06月05日 11時48分 (#1775107)
    • 18歳未満は鑑賞禁止
    • 具体的にどのように日本の国益に反するかを解説した資料を配付(受け取り拒否した場合は鑑賞禁止)
    • 看板の面積の1/3以上を、国益を害する作品であることの警告文にあてることを義務づける
    • 作品がどのようにPolitical Incorrectであるかを解説する映像を上映直前に5分間以上映写することを義務づける(上映5分前以降は入場禁止)
    • by ogino (1668) on 2010年06月05日 14時51分 (#1775185) 日記

      # 具体的にどのように日本の国益に反するかを解説した資料を配付(受け取り拒否した場合は鑑賞禁止)
      # 看板の面積の1/3以上を、国益を害する作品であることの警告文にあてることを義務づける

      表現の自由に対するこういう「義務づけ」=強制こそまさに言論統制としての Politically Incorrect の例ですな。民主的(自由主義的)な観点からすれば、ですが。さらに何が国益・反国益かということにお墨付きをあたえようと言う…

      日本の場合は、政府・自治体による強制以外に「業界団体による自主規制」なんてのがあるのでさらに嫌らしいですが。自主規制しなかったら業界から圧力って何が自主なんだか…

      親コメント
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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