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kazekiriによる 2006年12月26日 16時43分の掲載
ずるずると部門より。

jonykatz 曰く、

キヤノンと東芝の共同開発によるSED(Surface-Conduction Electron-Emitter Display)だが、2007年1月に開催される2007 International Consumer Electronics Show(CES)に出展されないことが明らかになり、さらにその理由は米Nano-Proprietary社との特許訴訟問題に関連しているとの噂があるらしい。

SEDはNano-Proprietary社が特許を有するFED(Field Emission Display)に使われている電界放出現象を利用して実現されており、キヤノンはNano-Proprietary社とFED関連技術のライセンス契約を結んでいるのだが、その契約が東芝との合弁であるSED社にまで範囲が及ぶかどうかで揉めているようだ。 さて、来年の今頃は本当にSEDテレビがお目見えするのだろうか?

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  • Anonymous Coward : 2006年12月26日 17時27分 (#1082754)
    sed出展中止ですか!awkはどうですか?
  • maia (16220) : 2006年12月27日 14時50分 (#1083330) 日記
    元記事にはこうありますね。
    EETIMES [eetimes.jp]
    同社は1999年に、キヤノンとの間で、FED関連技術のライセンス契約を結んだ。この契約では当該技術をキヤノンの子会社も使用することを許可している。しかし、「合弁会社であるSED社は、キヤノンの子会社という範囲に含まれていない」とNano-Proprietary社は主張している。
    キヤノンは、SED社の株式を東芝よりも1株多く所有していることを理由に、SED社が子会社であると主張している(出資比率はキヤノンが 50.002%、東芝が49.998%)。しかし、Nano-Proprietary社は、「SED社の運営は、キヤノンと東芝の合意に基づいて行うことで合意しているため、キヤノンの子会社と定義できない」と反論した。
    また、11月14日付け文書 "Ruling on Canon's Motion for Summary Judgment" (PDF) [nano-proprietary.com]も読んでみる(これが、この問題の基本文献になる)。要するに、CanonとNanoのライセンス合意は、Canonによるサブライセンスは許可していないと(子会社はいいけど)。しかもCanonとToshibaの作ろうとしているSEDは、FED技術のサブセットであると、自ら認めている。

    #判事の文章は、Canon has bargained away its voting rights in SED. Dead fish don't swim, dead dog don't hunt,... とか言って凄く怒っているように思える。

    ライセンス問題の「こじれ」としては、極めて深刻な気がするが、大丈夫なのかな。
    --
    ##ベストエフォートより、リーストエフォット
  • Anonymous Coward : 2006年12月26日 17時32分 (#1082759)
    特許は数百億のお金がポンポン動く世界なので、おろそかにはできませんよ。
    CEATECのやつを見てもそろそろ販売開始でも問題なさそうな感じでしたし、平塚工場完成で量産体制は整ってるはずでは?
    まあ、量産しにくい製品だと言われ続けてきたものなので、量産段階で何かトラブルを抱えてる可能性もありますが・・・。
    本当に特許がらみでもめてるなら解決には相当な時間がかかるように思います。
    • maruA2 (12520) : 2006年12月26日 22時04分 (#1082958)
      CEATEC(2006年)は間近で見れない展示だったり
      シアター形式でフリーで閲覧できる展示が無かったり
      上映も数分で終わり、その後は覆いで隠されるなど
      訳ありのニオイプンプンな展示でしたよ。

      とても市販化間近という雰囲気には思えませんでした
  • Anonymous Coward : 2006年12月26日 18時12分 (#1082803)
    曖昧すぎで申し訳ないのです。 取引のある会社がライン製作の指揮をしているらしいのですが、 当初の予定の来年春から1年半位遅れるという噂を聞きました。
  • 日本の特許法第69条第1項によると「試験または研究のためにする実施」は特許権の保護対象外とされてます。
    あくまでも特許の保護は技術の発達を目的としており、発明者を保護することが一番の目的ではないからです。

    ジェネリック医薬品を特許が切れる前に研究・準備する行為も上記にあたるとして侵害ではないとする判決が出てますので、SEDについても、販売開始しなければセーフだと思います。
    販売開始するまでに特許問題を解決しないとダメではありますが。
    やっぱり、成果があがってないだけのような・・・。

    #でも、アメリカでは「娯楽、好奇心、哲学的研究」以外は上記の「試験または研究のためにする実施」に含まないとする判決が出て騒ぎになったことがあるので・・・うーむ。
  • 毎日新聞(12月28日) [mainichi-msn.co.jp]
    東芝の西田厚聡社長は27日、毎日新聞のインタビューに応じ、液晶、プラズマに続く「第3の薄型テレビ」としてキヤノンと共同開発中のSED(表面電界ディスプレー)テレビについて「数が圧倒的に少なく、値段も高くつく。SEDで液晶に戦いを挑もうとは全く考えていない」と発言。(中略)東芝は従来、50型以上の大画面テレビはSEDで商品展開する方針だったが、これを変更。西田社長は同日、同社初となる50型台の液晶テレビ2機種を来春に発売することも表明した。
    #最近は、SEDは業務用・高級機で、コモディティ化しないという東芝の方針が伝えられている。
    Tech-On!(12月22日) [nikkeibp.co.jp]
    SEDに本当に期待しているのは放送業界であるとする。「製品化できれば,100台でも200台でも持ってきてくれというスタジオはいくつもある」(中略)業務用をまずターゲットに考えている。(中略)一般用のテレビ分野でSEDは「液晶テレビと競って勝てるものではない」(中略)「液晶テレビやプラズマ・テレビは,既にコモディティ化している。一般に,コモディティ化すると5年後にはなくなってしまう。SEDは囲い込んでコモディティ化を先に持っていき,“脱コモディティ化商品”として健全に育てていきたい」
    ここまで来ると、東芝がSEDから少し身を引いてもいい気がする。Nanoの言うようにCanon子会社事業にして(出資比率は相当に下げて)、製品(パネル)は買えばいい。
    #航空会社だって機種開発には口を出すが、航空機メーカーとの合弁なんかしてない。同じパターンでいい。
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    ##ベストエフォートより、リーストエフォット
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