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アレゲなニュースと雑談サイト

Acanthopanaxによる 2007年10月27日 7時00分の掲載
意見を伝える部門より。

ex 曰く

MIAU(インターネット先進ユーザーの会)のウェブサイトにおいて、ダウンロード違法化に反対するパブコメ素材・パブコメ案などが提供開始された。これは、「『文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会中間整理』に関する意見募集の実施についてのパブリックコメント募集に対応する形で提供されたものであり、パブリックコメント案パブリックコメントへの意見提出方法ダウンロード違法化に反対するパブコメ素材が現在のところ提供されている。(前回/.jストーリー 「文化審議会著作権分科会、パブリックコメント募集開始」

(つづく...)

なお、上記パブリックコメント案はきちんとした形では明示されていないが、ドラフトであると思われる(意見提出方法のページに「どのようなフォーマットに最終的になるかについては、MIAUのドラフト案が参考になると思います」との記述あり)。また、素材についても「なお、この素材は、パブリックコメント・ジェネレータ提供までの「中継ぎ」という位置づけです」とされていることから、後日さらにバージョンアップした正式版が出てくることが期待される。

しかし、現在の段階での問題点のおさらいを行うには上質のテクストであると言えるのには変わりなく、それらを参考にしつつ、きちんとした案を練るようにしていくのが良いのではないだろうか。「出さずに忘れるよりは、さっさと出してしまう」という選択もあるかもしれない。

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  • akiraani (24305) : 2007年10月27日 11時17分 (#1239879) 日記
    日記に書いた内容の手直しですが……

    ・59ページ「第5章 違法サイトからの私的録音録画の現状について」
     ここで示されている調査結果は、Webアンケートに基づくものであり、調査方法の信頼性に大きな問題がある。
     例えば2003年度の同調査では186万人とされているファイル交換ソフト利用者数が、ネットセキュリティ専門会社による調査では6万人と報告されている。後者の調査では実際にネットワーク上で稼動しているファイル交換ソフト端末数をカウントしており、アンケート調査よりも実態に即している。この調査結果と30倍以上の差がでる方法で行われた調査結果に大きな問題があることは明らかである。
     間違った認識のまま議論が行われたことは大きな問題であり、信頼性の高い資料を用いて検討をやり直すべき。

    ・100ページ「第2節 著作権法第30条の適用範囲の見直しについて」
     著作権法30条の適用範囲をどう変えようと、メディアと録音録画機器に対して課金している以上、課金されるべきではない対象から料金を徴収していることに変わりはない。したがって、30条の適用範囲の見直しはまったく無意味である。
     また、著作権法第30条で想定されている複製行為には私的録音録画補償金制度が対象としているデジタル複製以外の複製行為も含まれているはずだが、他の複製行為に対しての影響がまったく検討されておらず、大きな問題である。

    ・110ページ「第3節 補償の必要性について」
     著作者への不利益については検討されているが、私的複製のユーザー利便性があることで販売量が増えて利益が上がるケースを検討していないのは大きな問題である。
     今回対象にすべきとして検討されているポータブルオーディオプレイヤーは、新たな音楽ファンの獲得に大いに貢献しており、むしろ著作権者にとっては大きな利益となった側面がある。私的複製による経済的損害が補償が必要なほどあるという考え方には疑問が残る。
     また、私的複製の有無による著作者への利益不利益はDRMがある場合とない場合での売上の違い、CCCDやiTunesStoreのDRM無し楽曲の売上などから推測可能であるが、そのような調査が行われていない。DRMの強化で売り上げ増加につながった有意な実例はなく、むしろ売上の減少につながるケースが多いと思われる。複数の専門アナリストによる調査分析を行った上で再検討を行うべき。

    ・158ページ「文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会委員名簿」について
     今回補償金の追加対象とされているポータブルオーディオプレイヤーの最大手であるiPodの関連企業からの代表者がメンバーに含まれていないのは大きな問題である。
     実際にアップルジャパンから内閣官房宛にこれを非難する抗議文が送られているが、抗議の内容はもちろん、抗議があったことさえ議題に上っていない。
     本来は海外ハードウェアメーカーの代表者もメンバーに加えて討議を行うべきであり、公に指摘されているにもかかわらずそれを改善しない姿勢は貿易摩擦を生みかねない大問題である。
    --

    //ソリッドファイター完全版 [fukkan.com]復刊賛同者募集中/

  • uhyorin (10375) : 2007年10月27日 10時06分 (#1239866) ホームページ 日記
    また、素材についても「なお、この素材は、パブリックコメント・ジェネレータ提供までの「中継ぎ」という位置づけです」とされていることから、後日さらにバージョンアップした正式版が出てくることが期待される。
    パブリックコメント・ジェネレータ…?
    吉野家ジェネレータ [stbbs.net]とか吉野家コピペジェネレータ(ver1.31) [8931.com]を連想してしまったのだが…。
  • Anonymous Coward : 2007年10月27日 10時45分 (#1239872)
    名前がすごくアレなのはひとまず置くとして、なんだろうこの違和感は。プロ市民っぽいわけでもないし、ヤパい団体がバックについてる感じもしないが、すっごく違和感があるよ。感情的な表現しかできないが、ある種の「センス」を感じる。

    とここまで書きながらリンク先のサイトめくってたら、発起人 [miau.jp]に八田さんがいるじゃないですか。
    # 見た瞬間根拠なく納得
  • Anonymous Coward : 2007年10月27日 11時36分 (#1239886)
    だからこそ逆にいえば、
    そういう風評(?)を吹き飛ばすべく、
    我こそはと思う人は有益なコメントを沢山書いてくれると、いいんだよね。
    それでこそ「ギークのためのなんたらサイト」です。

    …といいたいんだけど、
    スラドの「3日で流れる」という性質が、
    「議論」をする際には凄く足かせになるんですよねorz

    ほかにもイベント告知を早めにやりたいときとかも困るし。

    あと議論やイベント告知が長引くときに、コメント書けるのが1ヶ月制限もキツイ。

    これではサイトは求心力を持とうにも持てない。逆にわざわざ「集会を解散させる公安当局」みたいなことをやってるのだから。

    どこぞの掲示板サイトのように「あげ」の仕組みが存在すべきだと思う。メイン画面のど真ん中は今までどおり最新掲載一覧でもいいけど、「あげられてる記事一覧」を簡単に見れる画面も欲しいぞ。そうしたらワタシは最初にトップじゃなくそこをアクセスするようにするからさ。仕組みを大規模に追加する(たとえばアゲ要求が有ったことを記録するためのDBスキーマ変更)のを避けたいなら、単純に「最近コメントがあった順」のリストでもいいし。
  • コメントも大して伸びないですね。
    興味を持たない人ばかりだとは思わないのですがね。著作権ネタではそこそこ盛り上がっていたものだと思うのですが。

    # 僕は以前ここ/.jで投稿したコメント [slashdot.jp]の論文を引用して、あまり安易に違法ダウンロードが音楽コンテンツの売上げ減少の主因であるといった議論をしないように促すことは考えています。
  • 世論と言うほど周知されてないと思うけどねぇ。
    確かに立法において何も言わないって事はイエスとされてしまう世の中ではあるが、
    メリット・デメリットの周知も無いままにいきなりぶちあげておいて、
    同意したでしょう? というのはさすがに無いと思う。

    無関心を同意とするのが賛成としての世論形成だなんて、常人の思考では無い。
    世論をねつ造している(意図がある)とすれば、どっちかというと(#1240255)さんの方かと思う。
    --
    PCにECC Unbufferメモリの利用を推奨します。
  • Re:MIAUはダメ (スコア:1, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2007年10月28日 18時03分 (#1240631)
    少なくとも活動してるだけMIAUの方がよりましでしょ。
    自分で「どちらかというと反対」という行動をおこせばいい話。
    別にMIAUに従ってパブコメを出す必要はないし、
    そもそもMIAUについて行くってなに?
    いろんな意見がある別の団体があったほうがいいとMIAUの設立時にも行ってましたでしょ。
    MIAUも「ついてきて欲しい」とは思ってないんじゃないんですかね。
  • MIAUがパブコメを送るきっかけになった人は、それなりにいると思うし、そういう意味でも価値があると思います。
    何か文句の一つでも言ってやりたいと、日頃から悶々としていた私はまさにそうです。

    例の法案に賛同している人たちは、少なくとも「行動」に移しています。
    たとえ負け戦でも、戦うことに意味があると思いますよ。
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