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C0FFEEの日記: 「ゲーム脳」記事なら毎日新聞

日記 by C0FFEE

WaiWai問題への批判を分散させようという狙いでもあるのでしょうか?
全5回の「ゲーム脳」記事が掲載されました。

山本紀子記者(“消えたい”症候群)、三木陽介記者、椋田佳代記者によるものです。

新教育の森:子どもとゲーム/1 肌身離さず、生活一変
新教育の森:子どもとゲーム/2 現実と混同する例も
新教育の森:子どもとゲーム/3 脳への影響は未解明
新教育の森:子どもとゲーム/4 終わりなき仮想に夢中
新教育の森:子どもとゲーム/5止 広がる「脱バーチャル」

[歴史・毎日新聞とゲーム脳]
ところで、2002年07月08日に取り上げられたのが最初だった事は、鳥越俊太郎氏が「ほぼ日」に載せた感想からも伺えます。
要するに「ゲーム脳」というテーマは毎日新聞お気に入り、十八番であるという事ですね。

[元村有希子記者・理系白書ブログ]
この記事を書いたのは、元村有希子(理系白書ブログ)記者のようです。
現在の記者の目欄には残っていませんが、当時の記事を振り返った感想が引用されています。
元村有希子記者とゲーム脳メモ:「ゲーム脳」記事を書いた毎日新聞記者の所感も参考になります。

[若狭毅記者・脳ルネッサンス]
一方で、ゲイムマン氏が推薦しているのが、サンデー毎日に掲載された若狭毅記者のゲーム脳に懐疑的な記事。
ゲーム脳:高次脳機能障害3年半 早期教育検証をという記事が顚末記みたいなものです。
そして、これだけをもって毎日新聞だって記者レベルでは常識がある人もいるという記載も見受けられました。
ところが、俗流若者論ケースファイル06・若狭毅による1年前の記事を読むと印象がまた違ってくるようです。
直接関係ありませんが、最新ED薬 「ウィークエンド・ピル」って何だも若狭毅記者の仕事ですね。

[石戸諭記者(岡山支局)・きび談語]
きび談語:少年事件を取材していると…/岡山

少年事件を取材していると、とんでもない“ご意見”に触れることが多くうんざりさせられる。例えば「ゲーム脳」。科学的な疑義は数多く出されているが、犯罪統計的にも納得できない学説だ▲少年事件の初歩中の初歩なのだが、少年による殺人が多発したのは、「近所付き合いが濃密で、誰もがしかってくれた」昭和30年代だ。そこから、減少の一途をたどっている。ゲームやインターネットの進歩と少年事件の件数が反比例するのはなぜなのか▲思いこみで事件を語ることは有害以外の何ものでもない。キレる子供は昔もいたし、今もいる。統計から見えてくる課題を見落とすことがないようにしたい。【石戸諭】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

上記の記事、現在、404 Not Foundになっています
1年、せめて半年位は残しておいて欲しいのですが、どうして消しちゃうのでしょうね。
特に意図は無いのかも知れませんね、地方記者の記事は言論未満の痴呆記事と見下しているだけで。

[任天堂・Wiiチャネル配信]
iチャネル配信は止まりましたが、Wiiチャネルは絶賛配信中のようですから、Wiiを通じて素敵な「ゲーム脳」記事が配信されている事でしょうね。
抗議に対しスルーなのは、敢えて自社批判、ゲームに対する偏見を受け入れるという任天堂の寛大な態度の表れなのでしょうか?
それとも、Wiiチャネルでニュースなんかチェックするかよ常識的に考えて、という事でスルーしているのでしょうか?
(広がる「脱バーチャル」でWiiを持ち上げているから容認だったりして)

#Wiiチャンネルを、どうこうすべきとは思わないけど「ゲーム脳」という
#科学的に根拠の弱い記事を配信するのは勇気ありますね。

[07/27追記]
冒頭の一文を、本気で主張してると受け止られると困るので説明します。
自分なら、このタイミングでこういう記事を取り上げようとは思わないが
歴史を振り返れば、お家芸なんだから不自然でもなんでも無いという主張。
表題は、その正統性(≠正当性)を表現しているのです。

[07/29追記]
石戸諭記者の記事を追加しました。

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