FaultyDogの日記: coLinux で slirp で Xming(続き)
続き。ちょっと試してみた。
と、言うか、例はXming
のページにあった。細かい調整は Xming Manual からたどってコマンドライン引数を
書き換えるとかすれば良い。
ポイントは Xming と ssh(plink) を別々に起動することらしい。
coLinux の conf ファイルで指定する場合の記述例
exec0="C:\Program Files\Xming\Xming.exe",":0 -multiwindow -clipboard"
exec1="C:\Program Files\Xming\plink","-P 10022 -ssh -X user@localhost -pw pass xeyes"
exec2="C:\Program Files\Xming\plink","-P 10022 -ssh -X user@localhost -pw pass xterm"
この例では xterm と xeyes が起動する。
ウインドウマネージャを起動する場合、ルートウインドウが 出て欲しいので -multiwindow を外す
exec0="C:\Program Files\Xming\Xming.exe",":0 -clipboard"
exec1="C:\Program Files\Xming\plink","-P 10022 -ssh -X user@localhost -pw pass icewm"
こんな感じ。最初は何も起動していないのでウインドウが何も無かったりするが、 icewm だとタスクバーが表示されるので、起動した事が分かる。後は右クリックや スタートメニューから好きなアプリを起動させられる。
-P 10022 は coLinux でのリダイレクト設定に合わせる。
その他
- バッチファイルだと Xming の終了待ちをする様なので vbs とか ps1 とかで
終了待ちしない様に指定してプロセス起動する方式が良さそう。
まぁ、良く使うものなら coLinux の conf に含める事になるだろうけど。 - 付属の plink.exe はそのまま起動するとヘルプとしてオプション一覧を ウインドウで表示する。ただ、モニタが小さいと画面に納まらない。
- qemu も vm への通信にリダイレクトを使う設定ができるので (-net user -redir tcp:10022::22)、同じ様に接続できると思われる