2012年,人体から電力を取り出すことが可能になる? 11
タレコミ by KuRo-CaT
KuRo-CaT 曰く、
engadgetの記事より
米国マサチューセッツ工科大学のアンジェラ・ベルチャー教授のレポートによると「M13」と呼ばれるウイルスを利用してリチウムイオンバッテリの構造を作ることが出来るとのこと.以下私訳
M13ウイルスを生物学的な足場としてカーボンナノチューブとリン酸鉄の微細片で電力を伝達する形にネットワークを形成させられるようだ.
具体的には,MITは遺伝子工学を使い,バッテリーの陽極と陰極となる物質を作り出したと言える.
何よりも,製造の観点から重要なのは,MITが「安価で環境に優しい」と主張するこの技術は室温下において実行可能だと言うことだ.
MITは既にこのウィルスを利用したバッテリで小さな電灯(LEDだろうか?)を点灯させることに成功している(リンク先の写真参照).
ベルチャー教授によると,このウィルスにより作られる電極物質約10gでiPodを40時間駆動させられるとこのことだ.
また,現時点で,MITはこの技術を電動の乗り物にまで拡大できると予測している.
ウィルスは一般的にバクテリアを捕食して生きているので,間接的には人体からも電力を取り出せるかもしれない.
マトリックスのネロのように赤い薬を飲むときが来るかも知れませんね.ギークが大好きなガジェットに欠かせないバッテリ,しかしその製造コストと環境負荷は大きな問題となります.
バッテリを安全に低コストになおかつ環境に優しく製造出来る手法の確立は多くのメーカーが望んでいるでしょう.
マトリックスのように機械が支配し人間が電池として利用される世界は遠慮願いたいところですが:-(