パスワードを忘れた? アカウント作成
114676 journal
NTT

L.Entisの日記: 児童ポルノまとめ

日記 by L.Entis
表現の自由とか思想の自由と言った抽象論では、規制推進論に流されやすい人には理解されにくい点も多いと思いますが(規制しないよりしたほうがいいんじゃない?という発想の人は意外と多い?)、より具体論として、ここ最近で書いたエントリをまとめてみるテスト。


(1) 犯罪を犯していない人を犯罪者にする点(単純所持)
 犯罪(児童に対する性的な)を犯していない、それどころか、犯罪の具体的な計画すら何も無くても取り締まることが出来てしまう。
 これは規制推進派が、児童ポルノ作品を所持していると言う事は犯罪を犯す危険人物に違いないと言う決め付けを行っているからであるが、それは誤りである。

(2) ポルノでないものまで児童ポルノにしてしまう点
 規制推進派は、対象(写真等)が児童でなくとも幼く見えれば児童ポルノの対象にしようとしているだけでなく、着衣でも対象にしようとしている。
 児童でないポルノは、普通のポルノであって、レーティングでの年齢制限で対応するべきもののはずだ。
 また、着衣でもお色気要素のあるものも同様だが、もはやそれはポルノですらないだろう。

(3) 将来的に創作ポルノまで児童ポルノにしようとしている点
 創作ポルノもやはりレーティング等で対応するべきものだろうが、なぜそれが法律で禁じられる対象なりえるのか、全く意味不明である。


 何れにも共通している規制推進派の主張は、ロリコンと思しき人間は、いつ性犯罪を犯してもおかしくない危険人物であるので規制するべきである、ということだが、(1) 犯罪を犯してもいないのに処罰する暴挙、(2) 普通のポルノ作品やポルノ作品ですらないものまで児童ポルノの範疇にすることによって、(1) の範囲を途方も無く拡張している。
 そもそもポルノ作品(否児童ポルノ)は、それを所持していたとしても、それだけで人間としての健全性を失い、また、健全性を疑うべき要素とはなりえないはずだ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

読み込み中...