Livingdeadの日記: NetBIOS名の名前解決順序 NBT→DNS にしたい 3
日記 by
Livingdead
WindowsにおけるNetBIOS名の名前解決の順序は
1)hostsファイル
2)DNS(サフィックスをつけて)
3)NBT(lmhostsファイル含む)
である。mDNSとLLMNRはまだ普及していないので考えない。
これを3→2の順番にしたいのだが、NT 4.0 や Windows 2000では有効だったレジストリエントリDnsNbtLookupOrderによる設定がどうやらXPやVistaではできないらしい。
小規模な運用では非修飾名(NetBIOS名)の場合はLANのホストを指している場合がほとんどであると思われるので、3→2がデフォルトでいいと思うんだけど、ActiveDirectoryの環境下ではむしろ全てDNSに登録されているのが当たり前なんだろう。
ううむ、XPやVistaでNetBIOS名に関してはサフィックスをつけたDNSでの名前解決を最終手段として扱うことができないものだろうか。
【okky氏の書き込み後追記】
DNS と HOSTS ファイルを使用した NetBIOS 名の解決
http://support.microsoft.com/kb/142309/ja
1 NetBIOS 名前キャッシュ
2 WINS サーバー
3 B-Node ブロードキャスト
4 LMHOSTS ファイル
5 HOSTS ファイル
6 DNS サーバー
注 : この設定および上記の名前解決の順序は、NetBIOS 名の解決にのみ適用されます。Winsock 名の解決では、HOSTS ファイルへの問い合わせと DNS サーバーの指定が最初に行われます。
だそうな。
??? 何が問題なのかがわからない ??? (スコア:2, 参考になる)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/263qalmhosts/qalmhosts.html [atmarkit.co.jp]
@IT の記事によると
なので、最初からお望みのとおりの順番のように見えるのですが…そういう意味じゃない??
# 自分で確認していないので、記事が間違っていたらごめんなさい。
fjの教祖様
Winsockクライアントからの名前解決もそうしたかった (スコア:1)
NBTクライアントはそうらしいです.で,Winsockを使うアプリケーションからの名前解決でも同じ順序を使いたかったというわけです.最近はLAN内のNetBIOS名を持った機器の設定をブラウザ経由でやることも多いので,http://hogeserver/ で hogeserver を名前解決したかった.
普通ならできるんですよ.Winsockでの名前解決順序はDNS→NetBIOSだけどFQDNじゃなければDNSでの解決はスキップされるから.そこで今扱っている環境特有の問題がありまして,DNSにおける名前解決の設定で短縮名なら規定のドメインをつけて解決するように設定されているという.これはそんな運用している方が問題だということもあるのですが,過去からのしがらみもありまして.UNIXでたとえれば /etc/resolv.conf の search が設定されている状態だと言うことです.そうすると DNSでのクエリを先にやろうとする.そしてそれが見つかってしまうのです,運悪く.だからそんなNetBIOS名を使うなという話でもあります.そもそも名前解決の順序に依存するような運用しているのはセキュリティの面からも問題です.全部自分で管理しているならWINS使うという方法もあるんですが・・Linuxのリゾルバなら nsswitch.conf でそのあたりは柔軟に設定できるんですけどね.
屍体メモ [windy.cx]
561234 (スコア:1)
えっと,先のコメントではなんかだらだらと書いてしまいましたが,Winsockでの(つまり一般的なTCP/IPクライアントでの)名前解決はokkyさんのあげてくださったリストの番号で書けば561234のようです.
屍体メモ [windy.cx]