http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE83J02D20120420
[東京 20日 ロイター] 4月ロイター企業調査によると、関西電力(9503.T: 株価, ニュース, レポート)大飯原子力発電所の再稼働が問題となる中、コスト上昇につながるとはいえ、原発の早期再稼働よりも安全を重視する企業の姿勢が明らかとなった。
国内全ての原発が停止する可能性も高まっていることについて、企業の65%が原発再稼働が年内になかった場合には事業にマイナスとみている一方、再稼働は安全確認の上で実施すべきであり、早期再稼働にはこだわらないとしている企業が72%、再稼働は必要ないとの回答も12%にのぼった。
この調査はロイター短観と同時に同じ400社を対象に実施。調査期間は3月30日─4月16日。回答は234社。
企業の大部分は、「何が何でも原発を再稼働しろ」と主張しているわけではなく、早期再稼働にはこだわらないという調査結果が出ている。
自分もこの結果は少々意外に思ったが、電気料金が値上がりするコスト増は管理できるが、原子力発電所の事故のリスクは管理できないという点を比較しての結果ということなのだろう。
日本の原発がすべて停止しても、福島で避難している人の苦しみは変わらないし、放射性物質で汚染された自分の故郷も元に戻るわけではない。
5月の中旬ごろは家から車で30分ほど離れたところで山菜を採ったり、フナを釣ったりしていたが、山菜や魚は規制値を超えてしまうため、おいそれと口にすることができなくなってしまった。
自分の実家は農家ではないから賠償だ保障だと騒ぐつもりはないけど、気分のいいものではないね。
昨年の夏の段階では、2011年の冬には再稼働するものだと自分は思っていたが、まだ再稼働していないことに少々驚いている。
私は、「覚悟はあるか」という質問に対して、「どうしても電気が足りないならやむをえない」と、最初は答えるつもりでした。
しかし、東北地方が電力需給が逼迫する中でも、「東通原発」を再開しようとしない東北の人たちの振る舞いに気づいて、自らの覚悟の甘さを思い知らされました。
それでも東北の冬は長く厳しいので、私は今年の冬に東通原発を再開することには反対はしません。
だが、この原発停止も恒久的なものではなく、どうせ政治的な駆け引きでまた再稼働するだろう。
再稼働よりも、福島第一の事故の収束や廃炉作業、使用済み核燃料の処理など、再稼働の賛否に関係なく果たすべき課題は山積みとなっている。
いったいいつになったら、福島で避難を余儀なくされている人たちは、元の生活を取り戻すことができるのだろうか?