NightWalkerの日記: 「世界最年少の政治犯」の成人
チベット特集:パンチェンラマ11世死去説の怪経由、わたしとRomaとTibet Issue
最近あまり聞かれなくなったチベット問題。RSSアンテナに引っかかった情報が気になったのでメモ。
■背景
・チベットには「ダライ・ラマ」と「パンチェン・ラマ」というダライ・ラマ法王に次ぐ最重要の存在がいる。
・ダライ・ラマ法王と同様にパンチェン・ラマは『転生者』が代を引き継ぐ事になっている。
・パンチェン・ラマ十世が1989年に心臓発作で崩御された後、1995年5月14日に現在のダライ・ラマがパンチェン・ラマ11世発見を布告した。
・しかし、数日後にパンチェン・ラマ11世は家族ごと中国政府に誘拐・監禁された(→当時6歳。世界最年少の政治犯)。
・1995年12月8日に中国政府が認める、別のパンチェン・ラマ11世の即位式が行われた。
ダライ・ラマの認めるパンチェン・ラマ11世(ゲンドゥン・チューキ・ニマ少年)は、4/25で20歳になるそうだ。
しかし「彼は既に病死した」と「日本人ジャーナリスト」が「イタリア有力紙」に語ったらしい。
そして、世界中の他のメディアはそのニュースを報じていない、というのが福島香織さんのエントリー。
中国という共産党独裁国家がどうも好きになれないのは、民主化運動を力づくで抑えつけているという事実が
現在進行形として起きている事だ。
経済だけはオープンなのかなと思っていたが、ソースコード開示などという検閲を海外メーカーに押し付けるあたり
やっぱり「なんでもありの独裁国家」なんだなぁと思う。
今後とも"チャイナリスク"は反日感情・鳥インフル・中国バブル崩壊など、いろんな面で表面化するだろう。
仕事で何回か台湾に出張した事もあり、中国と台湾の関係は肌で感じてたからチベットに肩入れしてしまってるかもしれない。
平和な日本から無責任に駄文を垂れ流すだけの俺が何を書いても変わらないのだろうけども
なにか書かざる得ない、そんな気持ち。
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