amazon で、最近妙に配送が早い、ちょっと前から始まった「お急ぎ便」オプション(有料)を使っているワケでも無いのに何故か早い、そういう人って多いと思います。
これは逆に「お急ぎ便」オプション(有料)というサービスが始まったために得られた恩恵のようなものだと思っています。

amazon.com を使っていると、船便と飛行機便という違いがあるのでもっとハッキリ判るんですが、理由は運送業者さんの都合でしょう。

amazon で売買される品の大きさは小物に分類されるモノが多く、その小物を早く送って欲しい、と希望する人が配送する側から見て小数だった場合、輸送費がペイしないのでは無いか、と思うのです。
そのため、「お急ぎ便」オプション(有料)で運ぶ荷物が、極端な話文庫一つだった場合、運送屋さんはついでに急がない荷物も積んで配達してしまった方が、トータルコストとして安くなり、得られる利益が増えることになるのではないでしょうか。

上で挙げた船便と飛行機便ですと、一番遅いと数週間、一番早いと数日で届きます。
もちろん早いほうが送料もお高いので、私はいつも一番遅い船便で発注するのですが、大抵飛行機便で送られてきます。
おそらく、トラックや貨物列車に積むコンテナサイズの単位でまとめてアメリカ→日本と送られるため、上に書いたように隙間ができ、船便発注の荷物も積んじまえ、ということになっているのでしょう。
# あ、上の文章は全部経験に基づく主観的な予想に過ぎませんので…

そうそう、実例としては JR のホームライナーなんかも同じ発想ですよね。
空荷(回送＝運賃収入ゼロ)で移動させるより、乗客を乗せて有効活用しよう、という考え方が似ていると思います。

というワケで、「お急ぎ便」オプション(有料)を近所の誰かが利用してくれれば、周囲の我々が恩恵に預かることができる、と。
そんなワケで、昨日の深夜に発注した本やら CD やらが今もう手元にある、と。
ありがたいことです。