コメント: Re:おもしろそうな本ですね。 (スコア 1) 4
コメント、ありがとうございます。
結論から言うと、この本は「安保世代」への言及がまったくありません。ただ、個人的には著者・藤原智美さんの識見であろうかと思います。
安保といえば「'60年安保」と「'70年安保」がありますが、1960年代は今よりずっと大学進学率が低く、実際にゲバ棒をふるったり火炎瓶を投げた人たちの、同世代人口に占める割合いは決して高くありません。また現代よりはるかに女子大生の少なかった世代でもあります。
それに対し、今の高齢者の一部のお行儀の悪さのパーセンテージを見ると、極私的な主観ですが、あまり「安保世代」とは因果関係がないんじゃないか?、などと思っていたりします。
また、1960年代といえばアメリカやフランスなど西側先進国で、学生運動が多発した時代だったようですけれど、諸外国の高齢受刑者の割合いに対し、現在の日本だけが突出しています。やはり「日本ローカルで何かあったのでは」と考えるのが妥当なセンではないか?、などとオボロゲに考えています。
なんというんでしょうか、日本にはまだ「お年寄りは敬わねばならない」みたいな儒教的倫理観の残骸みたいな空気が残っていて、いわゆる「暴走老人」は、その価値観に甘えているような気がしますね、ちいとシビアな言い方をするならば。