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コメント: 心情的関連ストーリーなど (スコア 5, 参考になる) 144

by Snoopcheri (#2122033) ネタ元: 日本の若手研究者、減少中
ポスドクから大学教員になれるのは年間で 10 % もいない
http://slashdot.jp/story/12/01/31/0047242/

博士課程修了者の25%が就職も進学もできずに浪人生活
http://linux.slashdot.jp/story/08/07/28/040222/

創作童話 博士が100人いるむら
http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/
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コメント: 男性ホルモンに対する、脳の感受性が高まる (スコア 4, 参考になる) 32

タレコミ、元記事で若干の混乱が見られるようです。

「男性ホルモン」とは、「アンドロゲン」の訳語で、これらは同じ意味です。そして、男性ホルモン作用を持つ代表的な物質が、主として精巣(睾丸)から分泌されるテストステロンです。脳はその影響を受ける側です。

つまり、脳内でアンドロゲンがたくさん分泌されたり、発現していたり、というような記述が元記事( DISCOVER 誌)からみられますが、これは間違いでしょう。元の論文(ProNAS誌)の実験で調べているのは、脳内のいろいろな場所での、男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター;男性ホルモンの作用を受ける側の細胞で発現していて、男性ホルモンと結合する物質)の発現量です。脳内のある場所で、男性ホルモン受容体が増えていたら、その場所での男性ホルモンに対する感受性が高まっている、より強く男性ホルモンの影響を受けうる、と判断しているわけです。

タレコミやDISCOVER 誌の記事にあるように、戦いに勝利すると男性ホルモンの分泌が高まる、という記述も、元論文にはありません。あくまでも脳の感受性が高まるという話だけです。どこか別のところからひっぱって来たのか、あるいは、実験を間違って解釈して付け加えたのか…

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コメント: Re:原理は? (スコア 2, 興味深い) 50

ググったら1970年代にアメリカのパテントがあったんですけど似たような方法かも?
http://www.freepatentsonline.com/4077401.html

Suppression of spermatogenesis
United States Patent 4077401
A method of suppressing spermatogenesis in human males by applying ultrasonic vibrations to the testes. More particularly, a method of suppressing spermatogenesis by sonicating male testes by immersing them in an ultrasonic coupling agent and applying ultrasonic vibrations thereto.

本文読むとこの方法は陰嚢を水に浸して、超音波を当てるのだそうです。精子発生は「熱」でやられるように書いてありますね。ただ、精子が完全になくなるわけではなく、通常「不妊」とされるレベルまで精子が減少するというような内容。もっとずっと短い期間しか効かないような書き方。

それと比べると今度の6カ月ってのはすごいかも。精子の一番もとの細胞(精祖細胞)が精子になるのに70日ぐらいかかりますから、6カ月ということは単純に精子のできかけの細胞を殺すということじゃなくて、もっと構造的な部分がダメージを受けるんでしょうか。

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コメント: Re:左右の視力差 (スコア 2, 興味深い) 89

by Snoopcheri (#1748711) ネタ元: 3D 映画、ちゃんと「3D」に見えた?

立体に見えないと、距離感も無いんでしょうか?

一般には、人間が距離感を認識するのは、左右の目から見えるものの視差の他にもうひとつ、見えるものの焦点位置の違いも利用しています。

例)近くのものに焦点をあわせると、遠くのものはボケる、逆に遠くを見ると近くがボケる

ですから、片目だけで見ても距離感をつかむことはできます。実際、馬とか草食動物では、目が体の両側についているので、殆どの場合左右の目で同時に同じものを見ていませんので、距離感をつかむのに左右の目の視差の情報を利用できません。焦点の情報を使っています。

3D映画のつらいところは、実はこの点です。遠くのものも近くのものもピントが合ってしまっており、焦点の情報を使うことができないこと。あるいはその場面で主に見せたいものにピントが合っており、それ以外に場所にピントを合わせようとしても合わせることができない。

つまり、3D映画では、通常、距離感をつかむための2種類の情報のうち、視差だけを使い、焦点の情報を捨てないといけないわけで、うまく捨てられない人は、3D映画に適応できないのではないでしょうか。

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コメント: 論文はこちら (スコア 2, 参考になる) 91

今回の研究を発表したthe University of New South Walesのプレスリリースによると、詳細は今月の journal Psychoneuroendocrinologyに掲載されるそうだ。

論文のURLを。11月24日付でオンラインで公開のようです。
http://dx.doi.org/10.1016/j.psyneuen.2009.10.013

# 学術誌名は、"Psychoneuroendocrinology" なので、その前の "journal" は不要ですよ。原文では、「というジャーナル」の意味でつけられているだけですので。

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コメント: Re:絶対ここだけではないよね・・・ (スコア 1, 参考になる) 125

著作権の意識が低いのは学校の先生方もすごく低い。

はい、それは否定できないです。ただし…

ソフトウェアだけではなく、試験問題に関してもその辺の売っている問題集をそのままコピーとか・・・・・

ソフトウエアは含まれませんが、教材や試験問題については、教育目的に限定して複製して利用するのは認められています。(著作権の制限 試験問題としての複製教育著作権情報のサイトより)
コピーをそのまま使うのが見た目の印象を悪くしているのかもしれませんが、逆に、下手に翻案するよりもコピーしたほうが著作権的にはトラブルが少ない場合もあるかも?

問題すら作れないのが先生やっているというのが間違っているような気がする。

想像しにくいかもしれませんが、適切な、よい問題を作るのって、すごく手間と時間がかかるんです。普通の教員なら、問題を作成したら、それを時間をかけてブラッシュアップしていきます。違う意味にとれないかどうか、評価基準が独りよがりになっていないか、不適切問題をつぶしいていくわけです。その部分が時間がかかります。また、はじめて出す問題の場合、難易度評価も難しいですよ。問題を新規作成するためのそういう諸々のコストを考えると、自作問題 100% にこだわるメリットがどこまであるのか、既存の、よい問題も使うという選択肢が現実的な状況もありえるのではないかと感じます。

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コメント: Re:科学写真コンテスト (スコア 2, 参考になる) 7

日本にも、こういう科学写真コンテストって無いんですかね?

ちょっと規模は小さいですが、顕微鏡学会が毎年やっている「写真コンクール」というのがあります。

日本顕微鏡学会写真コンクール受賞作品

平成16年度以降の優秀作品を見ることができます。

顕微鏡学会は、かつて「電子」顕微鏡学会だった学会なので、応募作品は電子顕微鏡で撮影したものも多く、ニコンやオリンパス主催の光学顕微鏡主体の作品とは趣きが異なる作品も。

毎年5月ごろに学会が開かれるのですが、その時に同時にやります。学会の発表は会員限定のはずですが、写真コンクールは会員でなくとも、一人何枚でも、応募できます。応募の締め切りは2月ごろのはず。全応募作品が学会会場でギャラリー展示され、学会参加者の投票を元に優秀作品を選ぶはず。最優秀作品は科学新聞?かどこかに掲載されたのを見たことあります。(はず、はず、ばかりですみません)

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コメント: 2009 1st Place (スコア 4, 参考になる) 7

透明感のある光学顕微鏡のテイストを有しながら、走査電顕のような強いコントラストを持った印象的な写真

1st Placeの写真の解説を。

画像の説明に、Conocal とあるのは撮影に使った顕微鏡(コンフォーカル顕微鏡または共焦点顕微鏡)のことです。ここではこれを試料の蛍光を検出するのに使っています。コンフォーカル顕微鏡は焦点深度が非常に浅く、焦点位置からの情報だけを使ってシャープな画像を構成できます。この写真では、おそらくまるごとのおしべ(やく)を試料として、その内部の断層像を得ています。

この写真では、少なくとも、3波長の蛍光を取得して、それを緑、赤、水色の3色として擬似カラー表示しているようです(それらの色が実際の蛍光の色と同じとは限りません)。シロイヌナズナのおしべは、どういう自家蛍光を発するのか、あるいは蛍光物質を添加したり、蛍光蛋白質の遺伝子を導入したりして、特定のタンパク質などを光らせているのか、詳細は書かれていません。Dr. Paves の所属研究室のページを見ると、この方は植物の細胞骨格をつくっている「植物ミオシン」の機能の研究をされているようで、遺伝子改変したミオシン遺伝子(GFPの蛍光を発するようにもしている)を遺伝子導入する実験もしています。もしかしたら3色のうちの1色は、遺伝子導入ミオシンの蛍光なのかもしれません。

ちなみに、Dr. Paves は、オリンパスの BioScapes コンテストでは、2007年の佳作に選ばれていますね。こちらも綺麗な写真です。

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コメント: Re:耐久性は高いかも知れないが (スコア 1) 78

by Snoopcheri (#1650817) ネタ元: 「脈がない」新型の人工心臓

動脈の弾力性は血管壁の筋肉を使って能動的に血圧を調節する方が主な目的じゃないの?

そのとおりです。ただ、太い動脈と細い動脈で、最も重要とされている機能が違うようです。

壁の筋肉(平滑筋)の働きによって、動脈の太さを変え、血圧を調節するのは特に心臓から遠いところにある、細めの動脈で効果が大きいとされています。心臓から近い、血圧がより大きく変動する太い動脈では、壁の弾力性そのものが血圧の変動を逃がすのに重要で、これは平滑筋よりも、弾性繊維という成分が担っています。

細い動脈は平滑筋の働きが重要なため「筋性動脈」、太い動脈は弾性繊維がよく発達していて「弾性動脈」という呼び名があります。

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コメント: Re:耐久性は高いかも知れないが (スコア 1) 78

by Snoopcheri (#1648254) ネタ元: 「脈がない」新型の人工心臓
ではご参考までに若干説明を。1パラグラフ目は自分のもっている印象なので確かにご指摘の通りの妄想ですね(他にもっと多面的にとらえられるべきというご指摘もありますし、余分でしたか…)。2パラグラフ目は生理学の教科書に載ってるような内容をできるだけ簡潔に説明しようとしたもの、3パラグラフ目はそこから自分が考えてみた内容です。"興味深い"は、2パラグラフ目(と、もしかしたら3パラグラフ目も少々?)に対して評価していただいたものと自分では受け止めてます。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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