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T.SKGの日記: ネズミの脳に磁気センサを移植しました 3

日記 by T.SKG

【やじうまPC Watch】の記事
東大、脳に磁気センサーを移植し「磁気感覚」を作り出すことに成功~脳は「第六感」を習得し得る
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20150403_696121.html

東京大学のニュースの記事
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/news.html

やじうまPC Watch によるとポイントは二つ
1:盲目のネズミに磁気センサを移植したらそれを視覚のように使いこなすことができた。
2:次いで「地理感覚」とでも言えるものも発達した。一度「地理感覚」が生じると、きっかけとなった磁気感覚の方を止めても「地理感覚」は残る。

  ---- 以下個人的感想 ----
補助輪を使ってバランス感覚を一度掴めば、補助輪を外してもバランス感覚は維持されるようなものか?

感覚器からの一次情報の他に、脳で情報処理した結果得られる二次的な感覚もある。そして新しい感覚器があれば(元々眠っていたものか新しく生じたものなのか)新しい二次的な感覚も現れる。生きた脳はやはり凄い。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • だとすれば素晴らしいですが、
    代わりに失われる感覚乃至機能がないかどうか気になります。

    • 従来の感覚器とは全く性質の違う感覚入力であっても、脳は取り敢えずは何か手持ちの従来の感覚器の処理能力を転用して処理を進めるのだと思います。そのため多少のリソースの競合といったことが生じるかも知れませんが、心配する程ではないとも思います。もし不自由が生じるなら脳は何か対応策を編み出せるのではないでしょうか。

      空識覚についてはよく知りませんが、例えば、かくれんぼという遊びがそのままでは出来なくなるという不便はあるかも知れません、しかしどうしてもと言うなら空識覚に目隠しをする?といった柔軟な対応も可能だと思います。

      親コメント
      • 「空識覚」でしたね。うろ覚えで失礼しました。

        脳の可塑性はドラマチックなこともあって話題になりますが、
        自ずと限界もあるでしょう。常人でも共感覚とかあったりしますし。
        脳ブームやらSF作品のテーマやらで時折調べたりしますが、素人ではよくわかんないです(苦笑

        余談ですがアーブの空識覚は「自分の周囲全空域を把握できる」のと同時に
        「目や耳に該当する感覚器を外付けの機械にして状況に応じて取り替えることが出来る」の
        2点が特徴的でした。自分の体なら頭環で、宇宙船を操縦するときは機体のレーダー等の利用で
        宇宙船を自分の体のように使えるのがアーブの宇宙種族としての強みだったかと記憶しております。

        なので、隠れん坊するときは頭環をはずせばよかったはずです。便利ですね。

        親コメント
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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