SF小説の影響力は多大なり
本来、複雑な科学的概念を一般大衆に伝えたり、そもそも関心を持ってもらうこと自体も難しいのだが、本家/.で紹介されているLaura H. Kahn氏の記事によれば、サイエンスフィクション小説にはこうした概念を一般大衆に伝える力があるとのこと(本家/.、Bulletin of the Atomic Scientists記事より)。
例えば、世界初のサイエンスフィクション小説として知られる「フランケンシュタイン」は命を弄ぶことの危険性を世に伝えることとなり、「モロー博士の島」は動物の苦しみを無視してむやみに実験に利用することが非道徳的であることを指摘した。また「ジュラシックパーク」により、遺伝子組み換えの概念は大衆に広く認識されるようになった。
今後、大衆を惹き付けることのできる魅力的なサイエンスフィクション小説を生み出すことで、次の世代の関心が科学や技術の分野に向けられることが期待できるだろうとのこと。また、これまではストーリーを展開する上で科学の恐ろしさを全面に出し科学者を悪者に仕立て上げたものが多かったが、これからの社会がより必要としているは科学者をヒーローにしたSF小説であると論じている。
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