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TarZの日記: 【スラッシュバック】クリプト・ベーシック社の「数学的に解読不能」を謳うCAB暗号 8

日記 by TarZ

「解読不能は数学的に証明済み」、RSAを超える新暗号方式とは

【追記】(2008年6月6日)
...
最短で3カ月、最長でも2年程度で、CAB暗号方式のアルゴリズムに関する情報がオープンとなることが分かりました(特許庁に出願した特許申請は、出願から1年半後に公開特許公報に掲載されて、パブリックになります)。

 特許の件で約束されていた2年経ったのでまとめ。

J-GLOBAL
大矢 雅則 特許検索 (CAB暗号らしい項目なし)
入山 聖史 特許検索 (項目なし)

 動きがまったくないので、この件は収束と思われます。後片付けはしてほしかったところですが、ウォッチはひとまず一区切りということで。

関連リンク
hotfrog (株)クリプト・ベーシック
株式会社クリプト・ベーシックのWWW跡地 http://cryptobasic.co.jp/

元記事のはてなブックマーク
/.J CAB暗号関連日記

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  • by Anonymous Coward on 2010年06月06日 6時12分 (#1775433)

    解読プログラム自体を鍵にしてしまえば総当たりで破るには停止問題を解かなければならないので(さもないと停止しないプログラムを表現する鍵に当たったところで鍵探索が進まなくなる)原理的に破れない、とかかなあ。
    それにしたって確率ゼロはおかしい感じがしますけど。

    • by Anonymous Coward
      > それにしたって確率ゼロはおかしい感じがしますけど。
      極めて好意的に考えれば、「(0 ではないが、その確率は極めて 0 に近いので)、0 とみなせる。」なんでしょうね。
      •  CAB暗号のストーリー [slashdot.jp]でも言われていましたが、本物の乱数を使ったワンタイムパッドによるバーナム暗号なら、鍵がない限りは情報論的に解読できません。
         ただ、そんなものは今更言われるまでもなく半世紀以上も昔には分かっていたことだし、そもそも、鍵長が実用的ではないので利用できる分野は限定的になります。

         CAB暗号がよくワカラン代物だったのは、「ワンタイムパッドを包含する暗号形式である」ような書き方をしていた点ですね。だから、種明かししてから収束してほしかったなあ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        そういうのは「数学的に解読不能」とは言いませんけどね

        ところで私も開発しましたよ。数学的に絶対解読不能な暗号を。
        総当たり攻撃はもちろん、正規の鍵とアルゴリズムをもってしても絶対に復号不能な難攻不落の暗号です!!

  • by Anonymous Coward on 2011年07月05日 21時37分 (#1982374)

    なんと論文が発表されたようです。
    http://www.ipsj.or.jp/sig-reports/CSEC/CSEC54.html [ipsj.or.jp]
    (18)と(19)がそうらしいとのこと。まあ発表するだけなら誰でもできますが。

  • by Anonymous Coward on 2011年09月27日 21時15分 (#2025843)

    2011年9月15日にこんなのがあったようです。
    http://italyinjapan.com/detail_jp.php?id=96 [italyinjapan.com]

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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